今回のアラスカ旅行では、天気や自然環境に左右されるオーロラ観賞が一番の目的だから、少々天候が崩れても回復する時間があるようにと、滞在期間は10日ほどと長めに取った。この10日間で、事前に予約したツアーは少なかったけれど、その中の一つがスノーモビルツアーだった。私と旦那はスノーモービルツアーにはレイクタホで参加したことがあり、それがとても楽しかったので、今回は両親を連れていくことにした。
さて、宿泊施設から30分程雪道を走り、ツアーの開始地点まで到着した。そのツアー会社では、スノーモービルの他にも幾つかのツアーをしているのだけど、その他に、宿泊施設もあるようで、丸いドーム型の建物がいくつも並んでいた。
さて、ツアーカウンターに着くと、何と、我々の参加するはずだったツアーは天候不良、それも、気温が低すぎて(マイナス三十数度)中止になったという。話を聞いていると、あと数度気温が上がればツアーも出来るだろうとのことだった。我々が現地に到着したのは午前10時ごろだったのだけど、まだ日の出前で、日が昇れば気温も少々上がり、ツアーが再開できるかもしれないというので、その施設にはカフェも隣接していたので、カフェで待ちながら、ツアーの再開を願うことにした。



今回のアラスカ旅行の一番の目的はオーロラ観賞なのだけど、オーロラは自然現象だし、天気の都合もあるので、これは待ち続けるしかない。オーロラは冬の方が見やすいという情報に基づいて、真冬の年末年始を選んでフェアバンクス入りした。
この時期のフェアバンクスでは、日の出が午前11時、日の入りは午後2時半と、一日の大半が夜。夜の方がオーロラは見えやすいとのことだけど、我々がフェアバンクス入りしてから「大雪警報」のようなものが出るくらいの気候で、空は厚い雲に覆われている。そんな状況で、オーロラ観賞は、少々残念な結果になりそうなこともあり、少々観光のようなこともすることにした。
フェアバンクスから、車で一時間程行くと、チェナ温泉というリゾートにたどり着く。フェアバンクスの気温は高くてもマイナス10度位とのことで、道に積もった雪は溶けることは余りなく、車が走ると雪埃が舞う。
今回の訪日では、二つの都市に滞在する予定だったので、国際線と国内線の航空券は別々に購入した。東京から札幌までは、成田空港を利用したかったこともあり(国際線に使用した大手の航空会社の国内便は全て羽田出着だった)LCCの「桃」を使用した。航空券を購入する際に、預け荷物一つまでが無料で出来る種類のチケットにしたのだけど、荷物の重さについては少々手こずった。
国際線の預け荷物の重量制限は23キロなのだけど、桃だと20キロ。今回の旅行では、札幌でスキーをする予定だったので、スキー靴は持っていきたかった。スキー靴は重く、その他、色々なものをスーツケースに詰めて19キロちょっとというギリギリの重さだったので、今回の旅ではお土産の類は殆ど買わずに帰ってこないといけないなと思っていた。
さて、東京から札幌までの行きは、荷物制限の重さギリギリで超過料金もなく飛ぶことも出来た。しかし、札幌では「北海道限定」の海産物などが沢山あり、当初考えていたより「お土産」が増えてしまった。しかし、出発前に荷物の重さをはかると19キロとちょっと。これなら問題ないと空港に到着、トラブルなく、荷物を預けることが出来た。
しかし、機内持ち込み手荷物検査場で、止められてしまった。東京から来るときは、ノートブックパソコンを入れたリュックに貴重品の入ったバッグだったのだけど、帰りは預けるスーツケースがお土産で重くなるだろうと、リュックとボストンバッグという出で立ちになっていた。すると、検査場の手前の係り員さんに止められ、荷物の重さを測るように言われた。
機内持ち込みの総重量は11キロプラス。普通の航空会社だと手荷物の重さ上限は10キロだから、多分入れてもらえただろうけど、LCC桃の上限は7キロという事で、随分のオーバーの為、手持ちの荷物の内の一つを預ける様に指示された。それだったら、もう少しスーツケースに入れることも出来ただろうけど、スーツケースは、すでに飛行機に乗せるために行っていってしまっている。
一つ目の預け荷物の重さオーバーでの追加料金と二個目の荷物を預ける料金はほぼ変わらなかったので、行ってしまってスーツケースを持って帰ってきてもらうのも大変だろうと二個目の荷物を預けることにした。しかし、失念していたのは、国際線との乗り継ぎの事を考えて別に予約していた、荷物優先を買っていたこと。二つ目の荷物にも優先を購入すると、合計金額4000円となってしまった。「あぁ~、お土産を買い過ぎた」「スキー靴を借りたら1300円だったから、持ち込まずに借りればよかったのかも」といった後悔先立たず。捨てられる荷物もない。仕方なく、調が料金を払い、二つの荷物を預けた。
さて、成田空港に到着。国際線に乗る前に、長いフライトに備えて着替えをして、国際線の預け荷物は二つまで無料なので、こちらも二個預けることにした。ただ、それまでボストンバッグにいれていた、ちょっと重たい物(楽譜の本と靴)はスーツケースに入れたほうが持ち運びが楽なので、スーツケースに詰め直し、二つ目の荷物には主に洋服類を入れた。国際線のチェックインを終えて、荷物を預ける所で荷物を測ると、重い物を入れ直したスーツケースはちょうど20キロ、二つ目の荷物は4キロほど。持ち込み手荷物として取り置いておいたリュックを入れても、私のすべての荷物の重量は27キロほど。しっかりと荷物の入れ分けをしていれば、桃でも全ての荷物を超過料金なしで預けられただろう。
桃に支払った4000円の超過料金は全くの無駄だったと悲しくなった。まあ、今回の4000円は、これからは、預け荷物の荷物も重さを測ることを習ったレッスン料という事にしよう(それでも、悔しいけど)
それと半面、追加料金を払った「荷物優先」は、料金を払った甲斐があった。私の荷物が出てきたのは一個目と三個目。ぐるぐると回る荷物を見つめながら、国際線に間に合うかとドキドキしながら自分の荷物を待つよりも、数百円で安心が買え、さっさと荷物を拾い、国際線のチェックインに向かえたので、安い物だと思った。