今回のメキシコ、コスメルへの旅行の一番の目的のスキューバダイビングは、現地到着後、3日間行った。コスメルの海は綺麗だし、私が想像している「これぞスキューバダイビング」というダイブが出来て(今まで行ったダイビングでは、海が暗かったり、面白みのないお魚が多かった)大満足だったけれど、さすがに3日の連チャンで、スキューバにも少々、飽きが来たり、体調的に心配もあった。

そこで、旅行6日目は対岸のプラヤ・デル・カルメンへ行き、ジンベイザメと泳ぐツアーに参加した。

朝一番にプラヤ・デル・カルメンに向うフェリーに乗る為に、日の出の少々前にホテルを出発。フェリーで着いたプラヤ・デル・カルメンの港から、ツアーバスに乗った。我々はプラヤ・デル・カルメンから船でジンベイザメ生息域まで行くのかと思ったのだけど、バスは1時間程北上して、カンクンまで行った。

そこから、小さい船(我々のツアーは3組、7名とガイドさん、船長さん)でジンベイザメの生息域を目指した。船に乗って、1時間もすると、前方に我々の船のような船が沢山集まっているのが見え、観光客がジンベイザメと泳いでいる様子だった。

そして、我々の船もその船の仲間入りをすると、20~30人くらいの人がバシャバシャと泳いでいる辺りにサメのヒレがちらほらと見えた。

ツアーでは、ガイドさんとお客2人づつで海に飛び込み、ジンベイザメに接近するという。我々のグループは少人数なので、私と旦那の順番はすぐにやって来た。

船長さんがサメの動きを見ながら「今だ!」と号令をかけるのにしたがって海に飛び込む。ライフジャケットを着けているので、水面に顔が出てしまうのだけど、ガイドさんに「下を見て!」と言われて、水面に顔をつけると、ジンベイザメの顔の正面が私の目の前に現れた。



こちらに近づくサメからはななれようと(2メートの距離を置くように言われていた)したのだけど、サメに向かって数人の観光客(他のボートから飛び込んだ人達)が泳いでくるので身動きが取れない。大海原に出ているので、波も結構荒く、ガイドさんとはぐれないようにしたいのだけど、サメが我々の間にいて通れない。海に入っていたのは5分程だろうか、一旦船に戻ることになった(ガイドさんは他の人を痙連れて来ないといけない)

ツアーでは、サメと泳ぐ機会を二度くれるということで、船にに戻り、次の順番を待っている間に、我々より早く現地に到着していた船が帰っていき、サメも数頭現れ始めたので、固まっていた船も散らばり、周りにいる他のツアー客の数も減り、二度目のチャンスでは、サメと良い距離をおきながら泳ぐ事が出来た。さすがにサメが泳ぐのは早く、私の前方に抜けたサメはどんどんと行ってしまう。30秒位追いかけたのだけど、一人で付いて行ってガイドさんや船から離れ過ぎてしまうのではと怖くなり、サメを追いかけるを辞めた。


それでも、ちゃんとジンベイザメには遭遇出来たし、一緒にも泳げた。何度も、口を開けて、こちらへ泳いでくるサメとも出会った(ジンベイザメは草食なので食べられることはないそうだ)ので、ツアーに参加した目的はしっかり果たすことが出来た。

我々はサメとの遭遇の後は港に戻るのかと思ったけれど、船はイスラ・ムヘーレスの遠浅の海岸で停泊、そこでランチというかスナックタイムとなり、そこからカンクンへ向かう途中で、少々スノーケリングをしてから港へ帰還となった(他の船も大体同じ流れのツアーのようだった)

今回の旅行では、前もって3日間、一日に2回のダイブのツアーを予約していた。初日のダイブサイトは我々のリゾートから近場だったのだけど、2日のダイブサイト迄は、20分程船を走らせた。そして、ツーダイブ目は、初日のダイブサイトの近場に戻ってきた。


初日のダイブで、私が付けていた重りが重すぎると、2日目は、少々重りを軽くしたのだけど、そうすると、最初に海に飛び込んでも、殆ど沈まず、泳いでいる時も、直ぐに浮いてしまった。そこでツーダイブ目に、もう少し重りを戻すと、今度は、結構重く沈んでしまう感じがした。でも、3日目も同じ位の重りをつけたのだけど、最初に潜るのは、チョット手こずったけれど、海底近くでBCDに少々空気を入れ、時々調節するとそれなりに泳げた。

しかし、3日目はツアーが始まって少々すると、胸が苦しくなって来た。ちゃんと酸素は吸っているのだけど苦しくてたまらない。ツアーガイドさんに体調が不安な旨伝えると、手をとっては泳いでくれた(本当は船に戻りたかったのだけど、お客さんの人数がすくなくて、一人のインストラクターしか付いていなかったから、他の人を残して、帰るのは避けたかったのだと思う)ガイドしてもらうと、私はリラックスするだけで良いので、体調は回復。一人で泳げる様にはなったけど、その後も、数回「苦しくなりそう」というエピソードがあり、3日目のツーダイブは潜らない事にした。旦那も、耳が少々痛いと、私と一緒にボートの上で、他の人がツアーを終えて来るのを待っていた。

ダイビング初日は、今までの中で一番私のイメージに近い体験が出来、喜んでいたのだけど、2日目にはそれにも慣れてしまい、3日間とも、景色は似たようなものだったので、少々、飽きて来てしまっていたところもある。

ダイビング2日目と3日目は、初日より岩場、珊瑚も多く、魚も群れなって泳いでいた。


そして、岩陰には、大きなウツボ、ロブスターがいたり、サメもいた。砂の海底エリアでは、エイが沢山泳いでいたし、大きな貝殻が歩いていた。予定していたダイブを全てはやらなかったけれど、ダイブを満喫出来た。



今回のメキシコ、コスメル旅行の一番の目的はダイビング。コスメルはオーストラリアのグレートバリアリーフの次に大きいサンゴ礁のある場所とかで、ダイビングのメッカの様に言われている(らしい)ダイビング歴40年だかで、世界の色々な場所でダイビングをしてきたというおばあさんは、コスメルが一番のお気に入りだと言っていた。

二度の南の島への旅行でハリケーンに会い、ダイビングが出来なかった事がある我々は、1ヶ月前位から天気予報をチェックし続けていて、時々雨は降るだろうが、天候は悪くなく、風も比較的穏やかという予想を「この天気がもってくれ〜」とヤキモキしていた。

コスメルに到着したのは旅行2日目の午後、天候は至って良好。最初のダイブを申し込んでいた翌日の朝は、晴れ時々曇り、風は穏やかという恰好の天気だった。

コスメルでは、大きめのリゾートは小さなドックを持っていて、ダイビングツアーは、そこから開始する事になっているらしい。指定の場所で指定の時間に待っていると、小さい漁船のような船がやってくる。近づくと、ダイブツアー会社のロゴがあったので我々を迎えに来たのが分かった。

ボートに乗り込むと、同じホテルから、爺さん婆さん、お父さん、息子2人の5人組も合流、計7人でのツアーになった。

ボートに乗って10分程で、最初のダイブサイトに到着。ギアを身に着け次々に海に飛び込む。海の温度は三十度位で、寒がりの私には、長袖、長ズボンのウェットスーツが丁度よかった。


水の透明度が高いとは聞いていたけれど、20メートル位の海底からも海面の輝きが見える位に透き通っている。


砂の海底に所々に岩場があり、そこには珊瑚。数々のお魚が泳いだり、ご飯を食べていたり。日の光は海底までしっかり届くので、大きな水族館の水槽の中にいるかと思うくらい綺麗な光景だった。

私が「ダイビング」と聞いた時は、こんな光景を想像していた。カリビアン、太平洋と潜ったけれど、今までの所は暗かったり、水が濁って(砂が巻き上げられ)いて、なんとなくピンと来ていなかったのだけど、ようやく「これぞダイビング」という体験が出来た。

半年程前から予定を立てていたメキシコ、コスメルへの旅行の出発日となった。

我々の住む南カリフォルニアからコスメルへの直行便はなく、アメリカ国内で乗り継ぎをしないといけなく、乗り継ぎは結構長くなってしまう。それならば、乗り継ぎ時間を12時間と超長めにして、中継地の空港近くのホテルで一泊するという日程を組んだ。そのお陰で、家を出発するのは夕方というゆったりとした時間になった。

予定通りに空港に着き、チェックインを済ませる。1泊するといっても「乗り継ぎ」なので、預けた荷物は最終目的地のコスメルまで運んでくれるとのことで、中継地では1泊分の荷物を入れた機内持ち込み荷物だけ、身軽に動けるとのことで助かった。

飛行機は定時に出発予定とのことで、機内に乗り込む。そろそろ出発かと待っているけれど、なかなか飛行機の扉が閉まる気配がない。すると、機長から、飛行機にガソリンを積むのに、間違ったガソリンタンクに入れてしまったので、それを下ろし、正しいタンクに積みなおさないといけないという(機長は、この作業をするのは航空会社では
なく委託企業なのでと言っていて、飛行機会社に文句は言わないでと言っているようだ)飛行機に幾つも燃料タンクがあることすら知らなかった我々は顔を見合わせた。その作業に、結構な時間がかかり、出発は1時間遅れとなった。

時間ピッタリの乗り継ぎ便で予定を立てていたら、ほぼ確実に乗り遅れただろうけど、中継地で1泊の予定を立てておいてよかった。待ち時間は、飛行機の中で映画を見て過ごした。そして、この便は、元々エコノミーを買っていたのだけど、数日前に座席指定をしたとき、ファーストクラスへのアップグレードが一人1万円位で出来るというお値打ち価格だったので、アップグレードしていたのも良かった。

そして、ファーストクラスなので、3~4時間という短いフライトにもかかわらず、ちゃんとした陶器の食器で、ちゃんとした夕食がサーブされた。

快適な空の旅を終え、中継地の空港に着いたのは午前0時頃。ホテル迄は、ライドシェアで余り待ち時間なしに、ホテルに到着した。

翌朝、出発は、私にとっては早朝の出発だったのだけど、いつも早起きする旦那は、私が起きる前に、ひと仕事済ませていたらしい。

アメリカ初、コスメル行きの飛行機ではトラブルこともなく、出発、到着した。我々の荷物は中継地の空港で、12時間待機するとの事で、キチンと同じ飛行機で到着してくれるものかと、少々ヒヤヒヤしたのだけど、荷物も無事に出てきた。

到着は、午後2時頃ととても良い時間で、入国審査も税関もスムーズに済ませる事が出来た。一つトラブルったのは、荷物の待ち時間中に小腹が空いたので、朝、ホテルで簡単なサンドイッチを(出された朝食で)作ってきたのを食べていたのだけど、食べ物の持ち込みは禁止だと、食べかけのサンドイッチを没収されてしまったこと。私はその場で食べてしまおうとしたのだけど「早く、捨てなさい」と、最後まで食べさせてももらえなかった。

空港からは乗り合いマイクロバスで今週滞在するホテルに到着した。

こういったダイビング旅行では、荷物が多く、水に濡れたギアを乾かすスペーシアも必要なことから、普通のホテルの部屋より広い部屋を取ることにしている。予約サイトでば、ベッドルームとリビングルームをリクエストのだけど、2つのベッドルームを繋げた部屋に案内された。普通、ベッドとリビングの部屋だと四人まで宿泊出来る所が多いのだけど、今回は6人まで宿泊可能とのことで、どうなっているのだろうと、予約の時に不思議に思ったけれど、一つの部屋にはダブルベッド2つ、もう一部屋にはもう一つあり、納得。

ホテルは想像していたよりもボロだけど、凄い格安のお値段だから、こんなものかといった感じ。オールインクルーシブ(飲食代込)だから食事をするところを探さないで良いのは良いけど、料理の質はよくない。まあ、アルコールも入っての食べ放題、飲み放題で、一人一日1万円位だから、これもしかたない。




ブロードウェイミュージカルのアメリカ巡業の五月の公演はサウンドオブミュージックだった。
 

 
だいたい月に一度の頻度で催されるアメリカ巡業公演は、一都市に長い間滞在することは珍しく、大体の公演が5~6日位の公演日しかない。私が買っているシーズンチケットは、日曜の昼公演なのだけど、もし、何か他の用事が入ってしまっている時などは、手数料なしで、他の日に振り替えが出来る。今回のサウンドオブミュージックでは、元々パッケージに入っていた日曜日が旅行の日程と重なってしまったので、週日の夜の公演に振り替えてもらった。
 
劇場があるのはダウンタウンで駐車料金は結構割高のうえ、公演の前と後の立体駐車場への出入りでは、交通渋滞が起きるので、いつも電車で劇場まで行く。でも、夜公演の時は、夜の電車に乗るのが怖いところがあったので(薬物中毒者とかホームレスが電車を家にしていることが多々ある)車にしていた。それが、偶に少々夜遅い時間に電車を利用した時に、普通の乗客がそれなりにいて、近寄りたくない人はそこまでいないことを発見したので、今回の夜公演には、電車で行くことにした。
 
アメリカの公共交通手段といっても、電車はそこまで遅延することはないので、予定時刻の数分後に目的地の駅に付き、そこからは、徒歩20秒くらい。劇場にすんなり葉入れた。週日の夜公演だから、週末の公演より空いているかと思ったけれど、そんなことはなく、劇場は、ほぼ満席状態だった。お客さんは、いつもより、お年寄りの方が多い気がした。多分、60年代に作られたミュージカル映画が好きだった人が劇場に足を運んだという感じだろう。
 
私も、映画は何度か見たことがあるし、話も知っているし、劇中で歌われる曲も、殆ど知っている。特に目新しいことはなかったのだけど、今回は、舞台装置(大道具)が豪華だった気がする。場面としては、修道院の大聖堂とか、貴族の館の設定だから、それなりと言えばそれなりだ。劇そのものは、まあこんなものだろうという感じ。シーンも限られているので、映画を端折った感じがしたけれど、舞台装置を変えたりすることを考えれば、そんなにコロコロとシーンを変えられるわけもない。
 
一番残念だったのは、終電を気にした私は、カーテンコールが始まったあたりで劇場を出なくてはいけなかったこと。私の予想では、午後10時過ぎくらいには全て終了だと考えていたのだけど、劇自体が終わったのが午後10時半ごろ。11時過ぎの電車が終電だと思っていた。しかし、いざ駅についてみると、次の電車が来るまでには15分待ち時間があり、終電は午前2時だった。ちゃんと電車の時刻を、前もって確認しておくのだった(確認しようと思い立ったのが、中休にお手洗いに行き、席に戻った時で、スマホで検索しようとしたら、第二部の幕が上がってしまい、検索を諦めたのだった)