先日、自分の腕前を棚に上げて、バイオリンの音が、何となくキーキーするのは弦が古いからかもしれないと、弦を交換することにした。

 

一度に四本全ての弦を変えては、前の弦と、新しい弦の違いが分かりずらいだろうと先日は、E線だけ変えたのだけど、私の中での判定はE線は、新しいダダリオのKaplan Amoが良いという結果になった。

 

E線を変えてから一週間程経ち、そろそろA線とD線を変えてみようと思った。

 

前回、始めてトマスティックの弦(ドミナントプロ)を使った時に、今までパッとしなかったA線とD線の音がいいなぁと思い、同じトマスティック社のロンドに変えた時も、音色は似ていたので満足していて、Kaplan Amoでグンと音色が落ちたら嫌だなぁと思っていたのだけど、私の耳ではそんなに違いが分からない。

 

ロンドとAmoで同じバッハのメヌエットの一節を弾いてみたけど、動画編集でくっ付けたら、弦を変えているなんて分からないような気がする。

 

 

それにしても、演奏している時は、ちゃんと音程を取っていると思っていたのだけど、動画にしてみると微妙に音がずれている。Amoだけだったら、新しい弦で音程が狂いやすいからと言い訳もできるけど、数か月使って音程は安定しているロンドでさえも微妙な音程なのには言い訳が見つからない💦

 

初めは、A線とD線だけ変えて、少ししてからG線を変えようと思ったのだけど、G線を変える時には他の弦がしっかり備わっていると変えずらいし、あと一週間ちょっとでアマオケの定期演奏会だし、G線も一緒に変えた。

 

バッハのメヌエットではG線を使う音が出てこないのだけど、サラサラとスケールを弾いた感じだと、ロンドよりAmoの方が、私は好み。ロンドのG線は、何となく、音がガサガサいっている感じがして、あまり好きではなかったのだった。Amoの方(G線の場合)が落ち着いて、澄んだ音がする気がする。

 

隔週で通っているチェロレッスンでは、レッスンとレッスンの間に、練習できる時と出来ない時の差が結構酷い。前々回のレッスンの後の一週間は、あっという間に過ぎてしまい、後半の一週間で焦って練習をした。

 

前回のレッスンへの宿題は、鈴木の三巻にあるリリュのガボットで、こちらの方は結構弾けるようになっていたのを、楽々と弾けるように練習することと、次の曲のボッケリーニのメヌエットに取り組み始めることだった。

 

前回のレッスンではガボットの方は無事合格となり、今度は、メヌエットに本格的に取り組むことになった。鈴木教本も三巻となり、曲も長くなって、このメヌエットは、見開き一ページ半位になった。そして、メヌエットらしく、繰り返しが多い。

 

普段練習する時は、一曲をメロディーラインごとのセクションに区切って、セクションごとの練習をするのだけれども、この曲を全ての繰り返しを忠実に弾いたらどうなるものかと、一度弾いてみることにした。

 

 

レッスンを始める前は、弓の持ち方が悪かったのだろう、3分も弾いていると右手が痛くなったのだけど、この一年半ほどのレッスンで、そこまで力まずに弾けるようになり、チェロらしい音も出る様になってきた。それでも、このメヌエットを全ての繰り返しを含んで弾いたら、疲れた。

2~3年前になるだろうか、スタインウェイピアノではスピリオという自動演奏機能付きのピアノを売り出した。ピアノの自動演奏というと、元々インプットされている演奏を再現するのはもちろんだけど、自分の演奏を録音したり、再生したりすることもできる。それ以上に、このスピリオでは、スピリオ同士をネット回線でつなぐと、一つのスピリオで演奏が、そのままもう一台のネットでつながったスピリオピアノで同時再現できる。

 

そのピアノを売るためもあるだろうし(お店やピアノの宣伝の為に)全国各地のスタインウェイスタジオで行うリサイタルに出演するピアニストの出演料を倹約するためなのか、最近のステインウェイスタジオでは、スピリオを使ったリサイタルをしている。

 

我が家の近所にある、スタインウェイのお店でも(全く知名度はないけど、お店に来てくれる)ピアニストの生のリサイタルではなくて、有名ピアニストのスピリオリサイタルをやり始めた。前回、そういった催しがあったのが8月で、その時は、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール の優勝者が州外の大きなホールでやっていたリサイタルとスタジオ(お店)を繋げて、リサイタルを行った。

 

そして、今月はハリーコニックジュニアのリサイタルをスピリオ放送(?)するという。私は、別にハリーコニックジュニアのファンという訳でもないけれど、少々、お店に顔を出したい用事もあったので、行ってみることにした。

 

お店の人と話をするのにと、リサイタル開始時間より10分ほど早くお店に付いたのだけど、観客は一人か二人だけ。この店は、こういうイベントなどの告知を怠ることが多いので、今回もそういったイベントで、参加者があまりいないようだった。

 

 

いつも、お店でのリサイタルは2時間くらいなのだけど、今回のリサイタルは、ほんの30分ほどだった。家からお店までは、片道20分ほどで、往復の方が時間が掛かってしまった。そして、この方はクラシックピアニストではなくて、多分ジャズピアニスト。ジャズだかポップスだか、よくわからない曲を数曲披露しただけだった。ライブ会場では、結構盛り上がっていたようだけど、テレビ越しでは、そういう雰囲気も伝わらず、あまりにも短いリサイタルに、少々ずっこけてしまったのだけど、第一の目的の用事は済ませることが出来たので、まあ、よしとしよう。

 

それにしても、このハリーコニックジュニアは、結構な有名人ならしい。私がこの方の名前を聞いたのは20~30年前で、とある全米放送の人気テレビシットコムに出演が決まりましたと大々的に宣伝を聞いた時で、テレビ局が人気番組で、そんな大々的な宣伝をするのなら、結構有名な方なのだろうと思っていた程度だった。しかし、今回、この動画を私のY〇uTub〇にアップしたら、特にフォロワーがいるわけでもないチャンネルなのに、三日で15再生が付いた。再生回数だけ聞くと、笑ってしまうくらい低い回数だけれども、私がアップする動画は、基本的にブログの添付素材として使ているだけなので、ブログに乗せるまでは再生回数0が普通で、アップする前に再生回数があったのは初めてだ。

現在の日本人の先生とのバイオリンオンラインレッスンを始めて一年半位になるけれど、自分的には、結構腕前が上達したように感じている。といっても、先生につく前の私は、楽譜の上の音符を追うのに四苦八苦、ボウイングでも四苦八苦、先生から「音楽的に弾きましょう」と、弓を使う量だとか、圧だとか、ビブラートだとか色々と注文をつけられたけれど「そんなこと考えられないよ~」と思っていた。

 

今でも、まだまだ先生が言う「音楽的な演奏」とは、程遠いのだけど、最近は音程を取るための左指の位置とボウイングの方向以外にも、注意事項にも頭が回るようになってきた。それでも、考えられるようになったのと、考えていることが実際に出来るかというのは別問題。

 

現在の課題曲のザイツの学生協奏曲5番でも、課題として提示された次のレッスンでは「はい、音程にとても気を付けて慎重に弾けていますね。でも、音楽的にしましょう」といつものコメントだった。自分的には、音楽性に気をつけて練習したつもりだったのだけど、フィードバックはいつもと同じで、少々ガックリしてしまった。

 

そして、今回の課題曲でのいの一番の問題は、楽譜にあるスラーごとにメロディーのフレーズが切れてしまっていと指摘された。自分的には、そんなにぶつぶつと切れているとは感じていなかったのだけど、楽譜にあるスラーがあると、呼吸的にはメロディーが切れてしまっているのだろうと分析した。

 

そこで、一回目のレッスン後は、スラーでなくてフレーズを意識して練習して行ったのだけど、先生のコメントは、またもや同じ「スラーごとにフレーズが途切れている」とのことだった。

 

私は「??」といった感じだったのだけど、先生によると、私は、スラーの最初と最後で

 

1.弓のスピードが落ちる

2.スピードが落ちるのとともに、音のかすれるので、音が切れる

3.移弦が入ると、移弦前に弾いた音の指を離すのが速すぎるので、次の音に入る前に、前の音が切れているので、フレーズが切れる

 

という、具体的なダメ出しを受けた。

 

という事で、現在は(平面的になってしまっても良いから、練習として)とにかく弓のスピードを変えずに、音程を取り終えた指でも残して置けるぎりぎりの時まで、指を離さずに弾く練習をしている。さて、次回のレッスンでは、少しは「メロディーが繋がって」弾けるようになっているだろうか。

アメリカでは色々な接客業従事者の方にチップを払う。レストランとかホテルのベルボーイさん、メイドさんなどはよく知られているけれど、その他でチップが半ば期待されているのを知らずに過ごしてしまったこともある。

 

随分昔になるけれど、引っ越しをした時に、代金は新居で荷物を下ろした後に現金払いという約束の所があった。大昔だったし、運搬料は$170とかくらいだったと思う。手元には十分な現金がなかったので、引っ越し屋さんが、荷物と一緒に新居に向かっている間にATMで$100札二枚を下した。作業の後の支払いの時に、$100札二枚だけどおつりありますかと聞くと「おつりは持っていない。そのまま全部くれてもよいよ」と言われた。その時は、この人は何を言っているんだと、手元にあった細かいお札を駆使して、請求額ぴったりの支払いを済ませたのだけど、後になって$30はチップで頂戴という意味だったのかと気が付いた。

 

引っ越し屋さんの時は、ちょっと悪いことをしたと反省したのだけど、数年前にマッサージに行った時のこと。マッサージではチップを払うのが普通だと知って、相場はだいたい$5位だと認識していた。料金を払う段階になり、現金で支払いをして$20のおつりを待っているけれど、全然おつりをくれない。しびれを切らして「おつりは?」と聞くと、$20ドルはチップとしておいていけと、$20をポケットにしまおうとするではないか。物価高騰でチップの相場が私が認識していた$5より上がっていて、$20のチップも珍しくなくなっていたらしいのだけど、おつりとして返さずに、$20をそのまま自分のポケットに入れようとした態度に「それって違うんじゃない」と思い、$20の釣りを渡させ(元々考えていた$5より少ない)数ドルのチップを渡した。チップはあくまでも「心づけ」おつりはおつりで返すそぶりを見せて、お客さんが「おつりは取っておいて」と言った時点で「ありがとう」ともらうのが礼儀だと思う(私は、ちゃんと時代遅れの認識の金額だったけれど、チップ用の現金は用意してあり、おつりを貰ったら、それと交換にチップをわたすつもりでいた)

 

アメリカではチップは収入として、きちんと確定申告をして、所得税を払わないといけないし、最低賃金を計算する時は、チップ収入込みで最低賃金に達していればよいことになっている(例えば最低賃金が$15で、$5のチップ収入が見込めれば、雇用主は$10の支払いをすれば合法)私は、チップが発生する仕事というのはしたことがないし、サービスに対する評価の基準も高いので、結構「チップケチ」の分類に入ると思う。それに、コロナ前は代金の10~15%が普通だったレストランのチップがコロナ後の物価高騰のせいだと15~20%が相場となり、15%でも低いと認識され始めたのには納得がいかない。物価が高騰しているので、レストランでのチップ前の金額も、最低でも2割とか3割は上がっているのだから、その上になぜ、チップの割合まで上がっているのかの理解に苦しむ。

 

まあ、それは、単なる私の愚痴なのだけど、最近、私自身もチップを貰う側になった。それは、数か月前に始めたドッグシッター。

 

私は、前にドッグシッターさんを使った時はチップなんて全く考えに及ばなかったのだけど、自分がドッグシッターを始めたら、チップをくれる人がいることに気が付いた。アメリカ人の間でも、ドッグシッターにチップをあげるというのは「常識」ではないようで、私にチップをくれる人とくれない人は、だいたい半々(ちなみに、一般的にチップが必要とされるのは、接客業のサービス単純労働者で、雇い主からの給金が低いとされる業種なので、ドッグシッターの様に個人事業主という形態の場合はチップは発生しないというのが従来の常識)私自身は、収入の為にドッグシッターをやっている訳ではないし、チップを強要するようなことは一切言わないけれど、くれるという時にはありがたく頂戴している。

 

チップが必要かは、人それぞれの考えという事があるからか、チップの額もまちまちで、一日デイケアに預かって数ドル(料金の10%ほど)の人もいるけれど、先日は、料金が$50とかだったのに$20のチップをくれたお婆さんがいた。くれるものは拒まずにというポリシーの私は「そんなにいらないです」とは言わずに、受け取ったけれど、こんなに支払ってよいのだろうかとも思ってしまった。