隔週で受けているバイオリンのオンラインレッスンでの、ここ一年程の目下の大きな課題が、曲を曲らしく弾くという事。バイオリンを習い始めてから長いこと、音程とボウイングにしか注意を払うことが出来なかったので、曲らしく弾くとか、音色などに注意をしたこともなかった。
レッスンでは、大抵「音程に気を使って弾いてくれてますね」と言われるけれど、その後に「折角なので、綺麗な音色で弾きましょう」とか「音楽的に弾きましょう」とか続いてしまう。そういう指示が多発するようになってからの過去半年から一年程、いつもの練習でも曲らしく弾こうと、弾きながらメロディーを頭の中で歌ったりしているのだけど、それでも「曲らしく弾けるようになると良いですね」と言われてしまう。
さて、現在取り組んでいる課題曲はザイツの学生協奏曲5番で、譜読みを終えて、曲になれ、テンポを上げることに取り組んできた。今までの曲では、テンポアップをしようとしても全くインテンポに近づけなかったのだけど、今回のコンチェルトでは「ゆっくり目に演奏」という指導動画と一緒に弾けるテンポまで持っていくことが出来た。
動画と一緒に何度か練習した後、自分でどれくらい弾けるのか動画に撮ってみた。
さて、先生のコメントは、今までにも言われていたのと同じ、フレーズがスラーごとに切れているとのこと。私自身には、そういう風に弾いているつもりはないし、動画を見返しても、ぶつぶつと切れている感じはしていないのだけど、先生によると、弓の端に行くと弓を曳く速度が遅くなり、音がかすれているらしい。
まあ、それは何時もの指摘と同じなのだけど(練習の仕方が基本的に間違っているから治らないのかもしれないと、先生にどういう練習法で解決できるのを聞いている)今回は、綺麗に音が鳴るようになったと褒めてもらえた箇所が幾つかあった。
これは、先日、自分なりに見つけた、弓を真っすぐに曳けるようにするための体の動きを実践するようになって、弓が弦をしっかりとらえていて、バイオリン自体もしっかりなっている感じがしているのが大きいような気がするけれど、先生から「良くなってますね」と言ってもらえた箇所は、自分で弾いていても、結構気分が良い箇所。やっぱり、弾いていて気分が良いときは、聞いている方も良い音だと思ってくれるんだなぁと、少々嬉しくなった。


