台風が過ぎ去り、肌寒い朝を迎えました。
各地で、随分と被害が出ている模様ですが、皆さま大丈夫でいらっしゃいますか？
水かさの増す川の流れを見ていると、自然の脅威を感じます。
優しい自然も、ひとたび怒りを持ちますと、恐ろしい存在になってしまいます。
そんな時は、荒れ狂う自然を前に、私達はただただやり過ごすこと、祈ることしか出来ません。
『みぃ～な』です。
今日も訪ねて来て頂いて、ありがとうございます(*^^*)
今日は、感情の蓋について書いてみようと思います。
私は少し前から、中薬を飲んでいます
台湾の指折りの先生が、 とても長くて細かい問診表、舌の写真、顔の写真、全身の写真を元に、中薬を処方して下さって日本に送って来て下さいます
二週間飲んで、体調、精神的な変化などを改めて問診され、また処方し直した中薬が届くようになっています。
最初に口にした中薬は、
「わっ、苦っ
」
」と、顔が歪んでしまいました。
何日か飲んでいくと、少し胃の辺りが重たく感じました。
口の中に口内炎が、ぽつっ、ぽつっと出てきました。
飲み始めて二週間くらいしたら、胃の重たさが酷くなり、さらに、舌の付け根に左右、真ん中、喉の奥と口の奥の方に口内炎の大きいのが沢山できてきました。
口内炎が痛くて、痛くて、何も食べれなくなりました。
接客のお仕事なので、人とお話ししないといけないのですが、口内炎が痛くて喋るのが、億劫になってきました。
胃の重たさが、疝痛になってきました
助けて～
処方して下さった台湾の中医師さんに相談したら、頑張って飲み続けて下さい。
とのことでした。
私は自分の身体から、
「もうこれ以上飲まないで！」
の声を聞き、一旦中断しました。
本当に辛くて、梅醤番茶と水分だけで何日か過ごしました。
この辛さ•••
なんか、覚えがあるように思いました
そういえば、前にもこれ以上に辛い状態があったことを、遠くに思い出しました。
一番下の娘がまだ小さくて、次男が幼稚園に通っている頃。
胃の疝痛が、酷くて息苦しくて、目の前が真っ暗になって意識が遠のいていきました。
小さい子供を置いて、病院に行けない
そう思いました。
このまま病院に行けば、入院になるに決まってる。
今は行けない。
痛みを逃しながら、遠のく意識を、ここに戻しました。
そんなことが、2、3回ありました。
私の本音は•••
「誰か助けて～。
病院に連れて行って～。」でした。
でも、誰も頼ってはいけない。
甘えてはいけない。
自分の感情を自分のずっと奥の方に押し込めました。
そんな風に、誰にも言わずに、耐えて、頑張って、自分で治療しました。
そんなことがあったのも、すっかり忘れていました。
しかし、今回の体調不良で、身体のしんどさと共に、自分のずっと奥の方に押し込めた感情が、蘇ってきました。
辛いのに、助けてって言えない。
痛いのに、何もない振りをして、一人で頑張ってた自分を思い出しました。
自分で奥に押し込めた感情は、無くなって昇華したわけで無く、ただ蓋を閉めて感じないようにしていただけでした。
処方して頂いた中薬が、身体の浄化共に感情の蓋も、思いっきりぱかっと、外してくれました。
私の辛くて、切ない感情を無かったことには出来ないことに気付きました。
だから、今回は、辛さ、切なさを思いっきり味わいました。
あの時は、自分の気持ちを見ない振りをしてましたが、今回はその辛さを噛み締めました。
自分に、
「辛かったんだね。悲しかったんだね
甘えたかったんだね。」
そんな言葉をかけてあげました。
過去の私に言葉をかけて、癒していくうちに、少しずつ胃の重たさが無くなってきて、口内炎がましになってきて、食べることが出来るようになってきました。
感情に蓋をして、奥に押し込めたところで、その感情は無かったことには出来ないことに、気付きました。
色んな感情を、その時その時に、味わい尽くす、感じ切ることで、その感情は初めて昇華出来るんです。
自分が、我慢すればいい。
自分が、頑張ればいい。
そうしないと、自分に価値がないように思っていました
我慢しなくていい、頑張らなくてもいい。
辛い時は、辛いと言えばいい。
助けて欲しい時は、助けて貰えばいい
頑張らなくても、私は私だから*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
そんなことを学ばせて頂いた出来事でした
