F-16戦闘機が、間もなくウクライナへ供与される運びとなりました。地上戦では、M-1エイブラムスやレオパルトIIといった「西側」が供与した戦車が、ロシア側のドローンによって破壊されてたりしますが、空中戦においては、従来ウクライナ軍とロシア軍の双方で使用されているMiG-29に比べて、搭載されているミサイルの性能が段違いだそうです。ミサイルと言えば、かつてはF-14が搭載するAIM-54フェニックスが最強だと言われていましたが、冷戦終結後は過剰性能だとされ、F-14共々退役の憂き目に遭ってしまいました。かつてイスラム革命前のイランに供与されたF-14(『トップガン マーヴェリック』にも登場しましたね)は、代わりにロシア製のミサイルを搭載したり、独自にオーバーホールセンターを立ち上げたりして、いまだに現役だったりしますが…。
地上戦では、ロシア軍がウクライナ軍のドローン攻撃による戦車へのトップアタックに対抗すべく、上面まで装甲で覆う「亀戦車」を投入するに至りました。
見ての通りの鈍重そうな不格好さで、機動性は発揮できそうにありません…。しかし、これは戦車に対するトップアタックの有効性の証明でもありますから、後世のマゼラ・アタックの分離飛行砲塔マゼラ・トップは、案外アリなのかも…?(ヲイ)。
そして先日、プーチンが24年振りに北朝鮮を訪問しましたが、その時の写真がすっかり「黒電話の運転手」と化していると話題になっています。ホントは、運転好きのプーチンが、黒電話を同乗させてるだけなんですけどね…。
短期間で終了させる筈だったウクライナ侵攻が2年以上の泥沼に嵌ってしまった挙げ句、北朝鮮製の不発弾だらけの弾薬を輸入せざるを得ない所まで追い詰められてしまったロシアの明日はどっちだ!?