『トップガン マーヴェリック』に36年の刻の流れを痛感する。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 本日、ようやくの事で『トップガン マーヴェリック』を観に行きました。何しろ、夏は部屋片付けやら夏コミ新刊の作業やらで忙しかったモンでして…。こちらに書いた理由もあって、当初は観に行く気は無かったのですが、終盤に「あの機体」が登場するというので、一転して観に行く気が起きたのです。

 前作『トップガン』のDVDは持っているので、事前に「復習」として一度観てから劇場に行こうと思ったのですが、新宿ピカデリーで、この2作が1日1回連続上映されているというので、そちらで観る事にしました。やっぱり大画面で観た方が良いですよねぇ? まあ、連続しての鑑賞はさすがに疲れましたが(汗)、いやぁ、良かったですよ

 

 前作の公開当時は、私は受験生でしたし、まだそれ程F-14に思い入れが無かった事もあってスルーしていたのですが、当時はどこの店に行ってもケニー・ロギンスの『デンジャー・ゾーン』が流れていたりと、

その盛り上がりは半端じゃ無い物がありました。まさに「冷戦時代」「'80年代」を代表する映画であったと言えるでしょう。『オレンジ☆ロード』のアニメオリジナルエピソードでも、自主制作映画『タップガン』なんてやってましたし、また、空自を舞台に日本版『トップガン』として制作された、織田裕二主演の『BEST GUY』なんて物もありました…まあ、両方とも、今となっては黒歴史でしょうが(苦笑)。

 

 そして冷戦が終結し、21世紀となって20年以上が過ぎ、F-14も退役して久しい現在になって制作されたこの『マーヴェリック』では、前作のマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターが成長してトップガン入りしていたり、良きライバルだったアイスマンが海軍大将にまで昇り詰めたものの、喉頭癌を患って声が出せなくなっていたり(演者のヴァル・キルマーは実際に癌を患っていて声が出せなくなった為に、当初は出演を断っていたのですが、トム・クルーズのたっての願いで出演する事になったのだとか)と、嫌が応にも36年という刻の流れを感じさせてくれました。やはりこの映画は、劇場の大画面で連続して観る事をお勧めします疲れますけど(苦笑)。