先日、新たに着任した各国の駐露大使の前でプーチンがスピーチを行ないましたが、大使たちはスピーチが終わっても拍手もせずに無反応を貫いた為に、プーチンが「…み、皆さん、皆さん、これでセレモニーは終了ですよ（汗）」と慌てふためく様子が公開されました。これは、ヘタにヤジを飛ばされるよりもキツい反応です。いかにプーチンロシアが各国の嫌われ者になっているかの証明でした。
そして、ロシア軍は今回の戦争で主力戦車の半数を失ったと言われていますが、この度、フィンランドが正式にNATOへの加盟を果たした事により、ロシアはその1300kmにも及ぶ国境にも軍備を割かなくてはならなくなった為か、戦後の第一世代戦車であるT-54/55戦車を、保管していた極東から大量に西に移送する映像が公開されました。次はいよいよ、第二次大戦時の主力戦車であったT-34か!? まさに「おいおい、動く戦争博物館かよ!?」状態ですね。さすがに「大きな北朝鮮」と呼ばれるだけの事はあります。西側の経済制裁によりトラックが使えなくなったので、軍馬を輸送に使うという話もあったりしますし…現在って21世紀だよな!?
そして2014年にロシアによって占領されたクリミア半島では、ロシア系住民が家を売って半島から脱出するという事態が相次いでいるとの事です。当時、ウクライナ国内では軍の判断の遅さから対応が遅れた為に、みすみすロシア軍の侵攻を許してしまったと言われています。そしてロシア軍は、それを自軍の実力によるものと勘違いして、調子に乗ってウクライナに侵攻したら、西側の支援を受けたウクライナ軍の巧みな戦術によって反撃を受けるハメになってしまい、現在に至っているとの事です…。
この失われた戦力を補充する為に、ロシア軍は召集令状の電子化を進め、それが着信の時点で通知したと見なされるという物ですから、ロシア国内の男性にとってはたまったモンじゃありません。更なる「脱露者」の増加を招く事でしょうね…。