先週のニュースになってしまいますが、埼玉県の私立中において、剣道部の監督を勤めていた教師が、部員の喉と脇腹を竹刀で突くなどの暴行を加えていた事が明らかになり、この教師は逮捕されました。…正直、またかと思いましたよ。13年前も、大分の県立高で、剣道部所属の男子部員生徒が、真夏の猛稽古の末に熱中症でフラフラしていた所を、顧問の男に「演技じゃろうが!」と暴行を受けた末に殺害された事件がありましたが（この男は逮捕もされずに、まだどこかの学校で剣道の顧問をしてやがるらしいです…）、令和の御代になっても昭和脳の脳筋野郎って健在なんだなぁ、と思いましたよ。
この件についてのヤフコメを読んでみると、「オレも学生の頃剣道やらされてこんな目に遭わされた」「昭和じゃ当たり前だった」「もう二度とやりたくない」といった、「学生時代剣道あるある」な内容のコメで溢れ返っていて、小中学生時代に剣道を「やらされていた」私としても、激しく肯いてしまいましたよ。
その仙台の剣道教室は、現在では跡形も無く消滅している様子ですが、現在になっても、時々この時代の悪夢を見ては汗びっしょりになって目覚める事がありまして、先日も、この剣道教室の老師範の誕生日祝い（とうの昔にくたばってる筈なんですが…）に出席しろとの通知が来た、という夢を見てしまいました。そんな物は無視すればいいのですが、よりによって、その剣道教室の連中は、うちの両親を人質に取ってまで出席を強要しやがったのでした…。夢の中でまで卑怯な奴等だな。
その剣道教室のモットーは「厳しさも愛」でしたが、「そんな愛はもういらない（ベロニカ）」ってヤツですよ。そんなモンは愛でも何でも無く、単なるサディストの言い訳に過ぎません。