『マジンガーZ』、50周年。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 巨大ロボットアニメの金字塔たる『マジンガーZ』の放送が開始されて、本日で丁度半世紀(!!)となります。オレもジジイになるワケだ…。本放送は観ていなかったのですが、仙台放送では『ゲッターロボ』や『ウルトラマン』シリーズ等と共に、夕方5時台から何度も再放送していたモノでした(遠い眼)。

 この『マジンガーZ』は、「搭乗型ロボット」の元祖でした。なんでも、永井豪先生が車に乗っていて、渋滞に巻き込まれてしまった時に、「車から脚が生えて前の車を乗り越える事が出来たらいいのになぁ」と考えた事が、その発想の元になったそうです。やっぱり永井先生って天才だよなぁ~。のみならず、その他諸々の面においても、後の『ガンダム』に多大な影響を残す事になったのです。

 18mという全高や、自力飛行を可能としたモジュール式コクピット(ホバーパイルダー(後にジェットパイルダー)→コア・ファイター)は勿論、そのカラーリングは、プロトタイプガンダムがオマージュしました。そーいや、スリット付きの足首も「マジンガーZの口」って言われてたっけな。あと、ホバーパイルダーの平べったいローターはガンペリーへと、ロケットパンチジオングのサイコミュ・アームへと、そしてボスボロットの蛇腹状の腕・脚部はMSMシリーズのフレキシブル・ベロウズ・リムへと継承された…と言えるのかな? 

 また、鉄人28号のような「瞳」が存在しない平行四辺形な黄色い(頭部にキャノピーがあるマジンガーZの場合は「光子力ビーム発射口」という事になるのかな?)や、ジェットスクランダーといった飛行用オプション(こちらは鉄人28号に取り付けられたロケットが元祖かな? ウイングはスクランダーからですが)もまた、後のロボットアニメに及ぼした影響は大でした。

 ちなみに、私の母はガンダムの事をキカイダーだのガッチャマンだのマジンガーZだの好き放題呼んでくれて、もはや上書きは不可みたいです…

 ところで、長年疑問に思っている事があるのですが…、あしゅら男爵股間って一体どうなっているのでしょう!? それに、なのに「」とはこれ如何に(笑)。

 

 それにしても、今年のロシアのウクライナ侵攻において、ロシア軍が「Z」を自軍の印に使ってやがったモンですから、「Z」が使い辛い世の中になってしまって、どうしてくれる(怒)。ロシアならキリル文字でも使ってろよ…。