やはり「一年中ココロはサマー」ってえのには無理があったか…。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 本日、『トロプリ』が最終回を迎えました。コロナ禍に見舞われた昨年の『ヒープリの煽りを受けて、放送期間が1ヶ月短縮されてしまいましたが、これは当初からの予定だったのか、それとも、後述の関連商品の売上不振を受けての事だったんでしょうか…? 

 

 過去に「伝説のプリキュアキュアオアシス=アウネーテに傷の手当てをしてもらった為に、彼女との決着の時に本気が出せずに「あとまわし」にし続けてきたマスク大尉…もとい、あとまわしの魔女が、そのキュアオアシスとキュアサマーの力によって浄化されて泡と消えた後、その魔女の遺志を継いで世界を滅ぼすべく、自らヤラネーダと化したバトラーの前に苦戦するプリキュア達(この時の作画が凄い事になってました…)。しかし、キュアサマー=まなつは、みんなのやる気パワーを取り戻して「トロフェス」こと「トロピカ卒業フェスティバル」を成功させるべく、キュアオアシスの魂と共に、そのバトラーの野望を打ち砕くのでした(この時のキュアオアシスがやたらはっちゃけてましたっけ)。最後の手段として、バトラーは自らのやる気パワーをも「愚者の棺」に注ぎ込み、自らはまるで晩年の歌さんみたいになってしまいましたが(ヲイ)、そこへ人魚の女王グランオーシャンごと出現し、修理が成ったマーメイドアクアポッドによって、そのやる気パワーはみんなの元へと還り、愚者の棺は破壊され、世界は救われたのでした…。

 そしてトロフェスの前夜、ローラは人魚の女王から、次期女王になる修行を受ける為にグランオーシャンに帰るようにとの知らせを受ける事に。今までのプリキュアだったら、このローラのような異世界出身のキャラは、ここで問答無用で強制的に送還させられ、最終回では主人公と涙の別れとなるのが通例だったのですが、人魚の女王は、寛大な事に、女王となって人間界を去るか、それともこのまま人間として人間界で生きるかという選択肢をローラに与えたのでした。最初の頃は、女王になりたがっていたあまりにまなつ達を見下したりしていたローラでしたが、女王となれば、まなつ達と過ごした楽しい時間の記憶が消されてしまうので、ここでローラの下した決断は…やはりグランオーシャンに帰って、女王になる事でした。当然、まなつ達と涙の別れをした後は、みんなと過ごした一切の記憶が消えてしまったのですが、久し振りに地上に出てみると…まなつは自分の事を憶えていたのでした

 今作の最終回では、「残敵掃討」「大人になったメンバー」の描写はありませんでしたが、最後の最後になって、次作『デリシャスパーティ♥プリキュア』の和実ゆい=キュアプレシャスが登場。勿論、敵(ヤラネーダ)もいなくなったので、バトルは行ないませんでしたが…。

 

 今作は、商品の売れ行きが芳しくなくて、前年の『ヒープリ』をも下回る、史上最低の成績となってしまいました…(泣)。まあ、敗因としては、今回のタイトルにも書いた理由の他にも、「トロピカルージュ」というタイトルからして、リップ等のコスメ商品Pretty Holic』をメイン商材とするつもりだったんでしょうけど、そのメイクを施したキャラ達が、何だかケバく見えてしまったというのもいけなかったのではないのでしょうか。

 そもそも、小学生以下の女の子がこんなケバいメイクをするとも思えませんし、客層のターゲットを完全に間違えてしまったみたいですね。やっぱり、若い娘すっぴんが一番ですよ…。

 

 しかしまあ、作品自体の内容的には、『プリキュア』シリーズ18作目という回数から来るネタ切れ感を漂わせつつも、それなりに楽しんで観る事が出来ました。最初のうちは抵抗があったキャラデザインも、駅のホームで毎朝顔を合わせているうちに、何だか可愛く見えてきてしまいましたしえっ)。

 劇中では、一見地味そうなキュアパパイア=みのりん先輩が事ある毎にプッシュされていたように思います。スタッフの中にメガネっ娘好きが居たのか? 

 ちなみに、『萌えみのり』という銘柄の米があったりします。宮城米かと思ってたら、原産は秋田だったのね…。

 私としては、生徒会長小池…もとい、白鳥百合子がお気に入りだったんですけどね。彼女が「6人目」になれば良かったのに…。

 実際、ネット上では、この百合子がプリキュアになった姿が描かれてたりしますしね。

 

 来週からは、料理をテーマとしたデリへ…もとい、「デリプリ(公式略称は『デプリ』だそうですが)」こと『デリシャスパーティ♥プリキュア』が始まりますが、スイーツをテーマとしていた『プリアラ』のプリキュアが、従来の「伝説の戦士」では無く「伝説のパティシエ」だったように、「伝説のシェフ」だったりするんでしょうか? 個人的には、敵役として『包丁人味平』に登場したカレー将軍・鼻田香作(CV:大塚芳忠)を出してほしかったりして(笑)。

…そーいや、先述のバトラーも何故かモヒカンだったっけな。

 それはともかく、CMを見る限りだと、『デパプリ』でも引き続き『Pretty Holic』を商材とする様子ですが、大丈夫なのでしょうか…。