本日、『ヒープリ』が最終回を迎えました。
先週、「ワイズマン化したキリコ」ことネオキングビョーゲンの浄化に成功したのどか/キュアグレース達。今週は、戦いも終わったので、ラビリンやペペチン…もといペギタン達ヒーリングアニマルの故郷のヒーリングガーデンに遊びに行く事に。お土産にすこやか市名物のすこやかまんじゅう（仙台で言うところの萩の月みたいなモンですな）を持って行ったら、それに取り憑いていたナノビョーゲンが進化してメガビョーゲンと化し、ヒーリングガーデン内で大暴れ。老猿のヒーリングアニマルであるサルローは、「人間もビョーゲンズも同じだ」と言って、ナノビョーゲンを持ち込んだのどか達人間を「地球を汚す存在」だと非難するのですが、一年間人間と暮らしてきたラテは「それは違うラテ!」と言って、次回作『トロプリ』のキュアサマーを召喚するのでした。しかし、このキュアサマー、大した活躍もせず、メガビョーゲンにやられて気絶している間に、グレース達がそれを浄化してしまったのでした。
結局、今回はシリーズ最終回恒例の「残敵掃討」「次作プリキュアの出演」は果たしたものの、その後ののどか達の成長した姿は描かれる事はありませんでした。まあ、のどかは医者に、ちゆは走り高跳びの選手と旅館の女将に、ひなたは獣医になるんでしょうけど。そして、先述のサルロー（CVがキングビョーゲンと同じ郷田ほづみ氏ってえのも因縁めいてるなぁ）の、まるで東方不敗や現人鬼・散と同様の主張も、もう少し掘り下げられるのかと思いきや、例の「リアルビョーゲンズ」の所為でしばらく放送休止になってしまった事も響いてか、本作のテーマの一つとなる事も無く終わってしまいました。「ビョーゲンズを生み出したのは実はお前たち人間だったんだよ!!」と言われて絶望するグレース達の姿が見れるかと思ってたんですけどねぇ。おかげで、今作は売上の方もかなり落ち込んでしまうハメに…。
そして、来週から始まる『トロプリ』…これまたビミョーなプリキュアだなぁ。『ヒープリ』が始まる時もそう思ったモノですが、後半頃には慣れてきた事もあって、今回はそれ以上の違和感がします…。戦隊やライダーの売上も落ち込んでいるそうですし（ガンダムはそれ程でもありませんが、肝心のアニメの新作の方が、『鉄血』がアレだった事もあってサッパリ…）、そろそろ考え直すべき時期に来ているのではないかと思います。