「マンゲキ芸人リレーコラム」第146回ももまもる。編

このブログ企画では、よしもと漫才劇場所属の芸人さんに

リレー形式でコラムを書いていただきます！

前回の芸人さんのコラムの中からテーマとなるキーワードを抜き出し、

自由に書いていただきます。

前回の担当者は、令和喜多みな実河野でした！

Q: パーティーパーティーひらかわに聞きました。
「もし転生するとしたら何に、もしくは誰になりたいですか？」
①パーティーパーティーきむきむ
②パーティーパーティーひらかわ
③浜辺美波の幼馴染

答えは、③浜辺美波の幼馴染

でした！

これは熱狂的なファンのようですね。笑

そして今回の担当者は…

ももまもる。

前回の担当者、令和喜多みな実河野さんの
コラムから選んだテーマは、、

「舞台袖」

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僕たちにとって舞台袖は大切な場所である。
僕たちが舞台袖に現れるのは自分達の出番の１時間前だ。
先輩・後輩・作家さん・スタッフさんに毎回スタンバイ早すぎるやろと言われる。
しかし僕たちにとってその１時間は早いとは思わない。
なぜか…
舞台袖には現場の緊張がうごめいているからだ。
楽屋に居ては分からない
その日その日のお客さんの感じ
俗にゆう、「あったかい」「おもたい」
と言うやつだ！！
それがヒシヒシと舞台袖には伝わってくる。
それを肌で感じながら集中力を高め、
その日1番ウケてやろうと思って１時間を過ごす。
そこに襲いかかる緊張感は他の仕事ではなかなか味わえない物だと思う。
ネタを楽しんでもらえるかな？間違えずに最後までイケるかな？
プレッシャーだ！！！！
多分芸人さんのほとんどはこれを感じていると思う。
時間は刻一刻と進んでいく。
そして僕たちの前の出番の人がネタを終え戻ってくると
僕たちの出囃子が流れてくる。
それが流れると僕たちのボルテージも一気に上がり
僕は相棒の背中を見ながらセンターマイクまで向かう。
そして僕たちはお仕事をする。
お仕事を終え舞台袖に戻ると
そこはさっきまでいた舞台袖とは違う場所になっている。
5分前まで張り詰めた空気が漂った舞台袖が
漫才を終え帰ってくると
お帰り！！っと迎え入れてくれるのだ。
なんてあったかい場所なんだ！！
そして色々と気付く事がある。
舞台に出る前は自分達2人で戦っていると思っていた場所には
漫才劇場のスタッフさんや作家さんが居て
マイクの消毒や次の舞台に使う道具の製作や
僕たちのアシストを1番近くで支えてくれてはります。
それを目の当たりにすると毎回感謝の気持ちがこみ上げてきます。
いつもありがとうございます！！
そんな色んな顔を持っているのが舞台袖です。