「奥様に優しい言葉をかけていますか」と問われた夫は | 人生の酸いも甘いも噛みしめてしみじみ語る夕暮れのカフェ

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波風の多かった人生もようやく穏やかになりつつあります。そんな来し方を振り返りながら、暮れていく日々が少しでも豊かになるように、ささやかな日常を綴ります。カフェの片隅で、人生の大波小波、喜怒哀楽、人情の機微など語りませんか。時には毒も吐きましょう。

またまた、本日も夫ネタでございます。

 

 

先ほど、家の固定電話が鳴りました。

 

 

私は手が離せなかったので、夫に出てもらいましたよ。

 

 

しばらく静かに相手の言うことを聞いていた夫は、途中一度だけやけに元気のいい声で

 

「はい!」

 

と答え、後はまた静かに相手の言うこと聞いていて、しばらくして電話を切りました。

 

 

 

その電話、宗教の勧誘だったそうです。

 

 

相手はあれこれと心の問題を説き、そしてその話の流れで

 

 

「奥様に対して、優しい言葉をかけていますか?」

 

 

と聞いてきたんですって。

 

 

その時、夫は間髪を入れずに

 

 

「はい!」

 

 

と答えたそうです。

 

 

 

 

 

ふふふ~、それは素晴らしい。

 

 

夫の株は赤丸急上昇だわ。アップアップアップアップアップ

 

 

 

 

何の準備もない時に、いきなりそういう質問をされて、何割くらいの男性が自信を持って「はい」と答えられるでしょうか。

 

 

きっと少ないんじゃないかなぁ。

 

 

2割?

 

 

3割?

 

 

日本人の男性は、内面は優しくても言葉に出してそれを表現するのは苦手ですからねえ。

 

 

それを何の迷いもなく「はい」と答えた夫は大したものだわ。

 

 

と少々感激したので、夫に

 

 

「よく間髪を入れずに『はい』と答えましたよねえ~」

 

 

と言うと、夫は

 

 

「なんも考えずに答えた」

 

 

ですとよ。

 

 

 

 

 

あらまっ!ムキームキームキームキームキー

 

 

こりゃぁ、夫の評価は急降下だわ。ダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウン

 

 

けれど、何も考えずにそういう言葉が出てきたということは、無意識のうちにそうしているということですよね。

 

 

 

 

 

 

と思っておくことにしよう。笑ううさぎ笑ううさぎ笑ううさぎ