布団たたきの痛い思い出 | 人生の酸いも甘いも噛みしめてしみじみ語る夕暮れのカフェ

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波風の多かった人生もようやく穏やかになりつつあります。そんな来し方を振り返りながら、暮れていく日々が少しでも豊かになるように、ささやかな日常を綴ります。カフェの片隅で、人生の大波小波、喜怒哀楽、人情の機微など語りませんか。時には毒も吐きましょう。

「布団たたきはないですか?」

 

と夫に聞かれました。

 

昨日、梅雨明けし、快晴のお天気なので、夫が小さい絨毯を外に干したんです。

 

それを叩きたいんでしょう。

 

でも我が家にはありません。

 

 

 

 

一昔前は、晴れた日に布団を干して、パンパン叩くのはありふれた光景でしたよね。

 

けれど、叩くことで布団の繊維が切れ、生地も傷めると分かり、いつの間にか布団たたきは姿を消したような気がします。

 

 

 

 

夫に「布団たたきはない?」と聞かれて、その瞬間に長い間忘れていたことがよみがえりました。

 

わたし、子どもの頃、母によくそれで叩かれました。

 

その頃、母は大変なストレスの中にあったので、今にして思えば仕方なかったんでしょうかねえ。

 

あれで叩かれると、かなり痛いんです。

 

あまり良い話じゃなくてすみません。

 

あの・・・・・母のお墓参りはちゃんと行っていますよ。

 

先月も26日に行きました。

 

もう布団たたきの件は不問でしょう。