こんばんは。
奈良市の社労士 行政書士の村林です。
先週で色々終わってちょっとすっきりしたので、昨日今日はごっそり戸籍の取り寄せ作業をしていました。
が、中に思わず手が止まってしまったものがありました。
ある大きな事故の影がみえたのです。
普段戸籍はドラマだと思って、中に暮らす人々を思い描いて戸籍をとっています。
お母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん、
喧嘩しながらも毎日元気にくらしてはったんやろうなぁ、とか、新しいお嫁さんがきはった、とか。
新しい命もどんどん産まれるし、残念ながら大人になれなかった子達もたくさん現れます。
時に戦争の跡をみて、命の重みを感じ涙が流れ、この国の在り方を思う時もありますが、
本日はあまりにも大きな痛みが突如現れ
しばらく思考が戻りませんでした。
戸籍は静かに語ります。
戸籍は嘘をつけません。
その重みを、我々はしっかり受け止めなければなりません。
戸籍の語る家族の歴史を、温かみをもって伝えていければいいなと思います。