その報告をするために
かかりつけの精神科を受診しました。
出勤する予定だったB型事業所には
朝電話を入れました。
電話に出たのは理事長で
「無理しなくていいからね。
明後日も、しんどければ休んでいいから。」
と言ってくれました。
「明後日は元々出勤の予定だったんでちゃんと行きます」
と伝えておきました。
10:40くらいに病院に着いて
すぐに看護師さんに呼ばれました。
初めて入る面談室に通され
いろいろと話をしました。
緑が看護師さん、黒字が私です。
まにゃさん、昨日は◯◯病院行った?
どうだった?
セレネースの筋注をしてもらいました。
打って1時間くらいで具合が悪くなってしまって、ジストニアのような症状が出たので、16時前に薬飲んで寝ました。
起きたら12時で、そこからはうとうとしながら朝を迎えました。
そっか。
昨日は私もいたんだけど、対応してあげられなくて。
注射じゃなくて何か別の方法で気持ちを落ち着けられるようになるといいんだけどね。
そうですね。
でも昨日は薬もらったら大量服薬してしまおうと思っていたんで、それを防ぐために受診できたのはよかったかな、と思います。
そうだね。
それは本当に偉かったと思う。
ここで診てあげれたら一番よかったんだけど…
私は最近まにゃさんと仲良くなれてきたと思ってるのね。
前も言ったと思うけど、病院に来ることで安心できる部分が大きいなら、とりあえず来て休むってだけでも大丈夫だから。
最近まにゃさんは突発的な行動は抑えられるようになってきたから、これからは注射じゃなくてとりあえず病院に来るとかそういう方法で気持ちを落ち着けられるようになるといいね。
そうですね。
まにゃさんは少しずつ変われてきてるから、きっと大丈夫だよ。
最近フラッシュバックが多いみたいだけど、毎年冬は調子悪い?
そうですね。
この時期はフラッシュバックが多いです。
今回は、フラッシュバックに加えて、母に「あの時のあんたは本当にバカだったよね」って言われて、さらに打ちのめされた感じでした。
お母さんはいつもそんな感じなの?
そうですね。
私はしんどい気持ちを隠すしかないんだろうなって思ってしまいました。
お母さんは悪気はないと思うんだけどね。
私達はこういう仕事をしているからそんな言葉遣いはしないけど、お母さんは言葉足らずというか、そんな感じなんだろうね。
しんどいのを隠すのもキツいと思うから、分かってもらおうとしないことかな。
理解や言葉を求めると辛いと思うから。
そうですね。
母に理解を求めないようにします。
怖いのは来月ですね。
トラウマからまだ2年しか経ってないんで、無事に乗り越えられるか不安です。
まにゃさん、とりあえず入院の予約しとく?
調子良ければキャンセルしてくれていいし、いざという時のお守りとして入院の予約しとけば逃げ道にはなるかなって思うんだけど。
そうですね。
入院も検討してみます。
じゃあそんな風に先生には伝えておくね。
はい、ありがとうございます。
看護師さんとの面談を終え、
30分程待って、
診察に呼ばれました。
赤字が主治医、黒字が私です。
昨日◯◯病院行ってどうだった?
セレネースの筋注をしてもらいました。
打って1時間くらいで具合が悪くなってしまったので、薬飲んで寝ました。
昨日は本当にキツかったです。
でも寝てスッキリした部分も大きかったので、受診してよかったです。
昨日は何かの記念日だったんだっけ?
はい、5年前の昨日は娘が児童相談所に一時保護された日でした。
まにゃさんは本当にいろんなことを覚えているね。
そうですよね。苦笑
今回は、フラッシュバックに加えて、母に「あの時のあんたは本当にバカだったよね」って言われて、さらに打ちのめされた感じでした。
バカだったのかなぁ。
私は、まにゃさんは最善の行動をしたと思うけど。
私も、自分のことを正当化したいだけなのかもしれないですけど、あの時の私は私なりに一生懸命で頼れる場所もなくて児童相談所に電話するしかなかったって思ってるんです。
だから、そういう風に言われて、過去の自分を否定されたように感じてしまって。
まにゃさんは一生懸命だったんだと思うよ。
お子さんのことを考えて児童相談所に相談して一時保護されて、お子さんは無事だし今も元気なんでしょ?
もし一時保護されなければ最悪の事態が起こっていたかもしれない。
そうですね。
お母さんは、まにゃさんのことを受け入れられてないのかもしれないね。
我が子がそんなことするわけない、そういう風に思いたいのかも。
私はまにゃさんがものすごく調子の悪い時を知ってるから、過去のまにゃさんもすごく頑張ってたんだろうなって思えるけど、お母さんは逆にものすごく調子のいいまにゃさんを知ってるわけで。
だからまだ受け入れられてないのかもしれないね。
そうですね。
入院希望って聞いたけど、入院する?
いえ、とりあえずは大丈夫なんですけど、来月が怖くて。
無事に乗り越えられるかなって。
来月何があったっけ?
1月25日が、私が息子の首をしめかけたかもしれなくて警察と児童相談所のお世話になった日です。
(詳しくは→「母親失格」? まだ過去のことにはできない。)
毎年のことだからね、できるだけ入院せずに乗り越えられるといいね。
とりあえず様子見てみて、どうしても調子悪ければ入院しましょうか。
はい。
とりあえず頑張ってみます。
じゃあまた来週ね。
ありがとうございました。
こんな感じの診察でした。
主治医は、
積極的に入院を勧めているわけじゃない。
できるところまで、
自宅で頑張りたいと思います。
その後、入院中お世話になったハンドメイドの師匠が出てきてくれたのでお喋り。
主治医との会話のこと等も話しました。
師匠は
『お母さんは、まにゃちゃんがもう元気になって大丈夫だと思ったから、笑い話にしようとしてそういう風に言ったんじゃないかな』
『そりゃお母さんもまだ受け入れられてないと思うよ。
自分の娘が児童相談所のお世話になるなんて思いたくないもんね。
それは、親だからだと思う。
まにゃちゃんもきっと娘さんに同じようなことが起こったら受け入れられないと思うよ』
『私は、まにゃちゃんは入院しない方がいいと思う。
せっかくここまで元気になって頑張ってきたんだから、入院したらまた振り出しに戻っちゃう。
もうちょっと頑張ってみようよ。』
と言っていました。
師匠の言う言葉には重みがあります。
主治医よりもっと近いところで話してくれている、というか。
入院するのは簡単。
でも、
もう少し頑張ってみようと思います。
今母の実家に向かっています。
祖母と会うのも、
おばさんと会うのも、
ずいぶん久しぶり。
しんどい思いもするかもしれないけど
祖父の法要なので
しっかり出席してこようと思います。
明日も穏やかに過ごせますように。