精神科セカンドオピニオンその2 | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

今日は朝早くから起きて
(5時起きの6時出発)
名医と言われる医師のいる病院に
セカンド・オピニオンとして母と受診してきました。

昨年6月にも受診したこの医師。
(その時の記事は→コチラ)

今日は2番目だったので
9時前には呼ばれました。

寒空の下待った甲斐がありました。

診察室に入るなり
『去年受診してから、だいぶよくなったみたいだけどどうしたの?』
と言われてびっくり。

20分くらい、
本当にいろいろ話をしてくれました。

記憶に残った言葉をいくつかピックアップしてお伝えします。

『まにゃさんの場合は発達障害とPTSD、そして双極性障害ね。
   発達障害は父方の遺伝、双極性障害は母方の遺伝だね。
    心当たりある?』

「あー…ありますね。
    私解離性障害もあると言われているんですが、どうですか?」

『解離は苦痛から耐えられなくなった時に起きるもので、そうするしかなかったから起きるんだよ。』

『PTSDは漢方(桂枝加芍薬湯と四物湯)が効くんだけど、だいぶ良くなってきてるから一日一回でいいと思うよ。
    漢方はフラッシュバックを抑える役割しかないから、記憶を過去のものとして変えていくにはこの気功の方法がいいから、やってみて。』

「分かりました。」

『発達障害は悪くはならないからね。
    脳は常に発達し続けるから。
    でもビタミンB6のサプリはあと30年くらいは飲んでね。』
    (ここでドッと笑いが起きました)

「私介護の仕事してたんですけど、どういう仕事が向いてると思いますか?」

『発達障害があるから介護職には向いてないだろうね。
   理工系、技術系の仕事なんかどうだろう。』

「私ハンドメイドでアクセサリー作ってるんですけど、そういうのが向いてるってことですか?」

『あ、それいいね!
    極めてみるといいよ。』

「今の私に薬はどれくらい必要ですか?」

『そうだねぇ…
    (手でつまみ上げるような仕草をしながら)
    ジプレキサは5mg、デパケンは600mg、漢方は一日一回、ベンザリンとアキネトンは要らないと思うよ。
    ジプレキサはいずれ要らなくなるけど、今はなくしちゃだめね。』

「私はこれからどういう風に病気と向き合っていけばいいですか?」

『それは私が書いた本に載ってるから、買って読んでみて。
    本屋で買うより300円安いから。』

母が
『私は発達障害や双極性障害ないんですか?』
と聞くと

『お母さんはないね。』
と即答。

母も意外だったようで、びっくりしてました。

母が
『どこにも出さないんで写真撮らせてもらってもいいですか?』
と聞くと

『出してもいいよ~』
と笑いながら言ってくれました。

記念写真がコチラ。


談笑しながらの診察で
とても楽しくもあり
精神療法の達人と言われるだけあるなぁと
つくづく実感しました。

受診できてよかったです。

通っている(入院していた)病院へのお返事も書いてもらいました。

お会計は1210円。
一年以内なら再診料でいいという病院の方針も有り難かったです。



10時前には病院終わってしまったので
これからどうする?
という話になり
母とファミレスに入り
早めの昼ごはん食べました。

母は今買った本を目の前で一生懸命読んでます。笑

今日はこれから
12時半からの映画【グリーンブック】を観てきます。

充実した一日です。

これからも穏やかに時間が過ぎていきますように。