減薬は成功体験だった。 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

昨夜、
母(小学校教諭)の知り合いの特別支援教育(発達障害等)に力を入れている方と
電話でお話する機会がありました。

彼は私と大して年も変わらず
このブログも読んで下さっている方です。

私は直接お会いしたことはないのですが
母経由で何度か電話でお話したことがあります。

「お久しぶりです。
    無事に退院しました。」

『いや~ほんまよかったわ。
    (関西の方です)
    よう頑張ったなぁ。』

みたいな話から始まり

『薬漬けの状態から脱するのってほんま大変やと思うねん。
    薬を減らすって決断が出来たの凄いで、ほんま。』

「そうですね。
    もう薬を飲みたくない!と思った自分を誉めてあげたいです。」

『まにゃちゃんな、これって一つの成功体験やと思うねん。
    自分で薬を飲まないという選択をして、元気になって自宅に帰ってこれた。
    こういう成功体験を積み重ねることが発達障害の人には大切やねん。
    発達障害の人は自己肯定感が低いからな、こうやって少しずつ自信をつけていくことが大切やと思うんよ。』

「成功体験ですか…
    そうですね。
    そう捉えていいのかもしれませんね。」

『まにゃちゃんにはいいお母さんもいるし、大丈夫や!
    いつもブログ読んでるで~
    ここまで赤裸々に書く人おらんからなぁ(笑)
    まず大抵の人は隠す。
    まにゃちゃんのブログは凄いねん。』 

とブログを誉めて頂いたりして
しばらく雑談をして
母に電話代わりました。

(Mさん、会話内容間違ってたらごめんなさい)

そうか。
これは成功体験なのか。

そうだな。
一日24mgも飲んでたエビリファイをスパッと切って
ストラテラも切って
コントミンも切って

ここまで大胆な減薬をしたのに
私は何とか持ちこたえて
退院にこぎつけた。

今の処方はジプレキサ10mgとデパケンR800mgとベンザリン5mg(たまに10mg)だけ。

これを成功体験と言わずに
何と言えるだろう。

私は、減薬に成功したんだ。
自信を持っていい。

そしてこれからも、
減薬、そして断薬に挑戦していく。

改めて頑張ろうと思いました。

双極性障害の再発防止のためにデパケンは切れないだろうけど
ジプレキサはなくしたい。

睡眠薬もなくしたい。

落ち着いた生活ができるようになりたい。

でも、
焦らずゆっくり、のんびり、まったり。

【何もしなくていい】というこの環境を十分に楽しんでからでもいいじゃないか。

しばらくは
引っ越しのドタバタに巻き込まれるだろうけど
動き始めるのはそれからでも遅くない。

人生は長い。
ちょっと休憩したって、
誰も怒りはしないよ。

成功体験を積み重ねること。

小さなことでも
一日一つでも、
できたこと、よかったことを得られるように。

得られなくても落ち込まないように。笑

今日の私は
本当に何もしなかったけど
【何もしない】という選択ができた。

【ゆっくり休む】という選択ができた。

それだけで◎です。

明日はどんな自分に出会えるかな。

楽しみです。