私が退院を決意した理由。 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

2泊3日の外泊を終えて、
17時頃、病院に戻ってきました。

「おかえり~」
と優しく声をかけてくれるスタッフと
顔馴染みの患者さん達。

この一年のうち10ヶ月過ごした場所。

慣れすぎちゃって
安心感を感じました。

だけど、
外泊を終えて思いました。

【私のいるべきところはここではない】
と。

外の世界は刺激が多く
日中も起きていることができました。

喫煙も再開してしまいました。

だけど、
私は外の世界で生きていきたいと
そう強く思いました。

私が退院を決意した理由。

精神科に限らずだとは思いますが
医療も所詮ビジネスです。

だけど精神科ほど
患者の言いなりな診療科もないと思いました。

調子が悪いと言えば薬が増え
合わなければ変更され
調子が良いと言ってもなかなか減薬してもらえない。

「私はモルモットか何かなのか?」

そう思ったんです。

今回の入院で
昨年1月25日の離婚騒動にまつわる一連の出来事がフラッシュバックされ
解離を起こし
薬は増えていく一方。
しんどいと言えば拘束されました。

ずっと入院していることも可能です。

でも私は
もっと自分に可能性があると思いました。

外の世界で生きていける、
そんな根拠のない自信がありました。

精神科と関わって15年、
うち3~4年は薬を飲まずに過ごせていた時期がありました。

厚生年金にも入れるくらい
普通に働けていた時期がありました。

その頃の自分に戻れると、
思ったんです。

今思えば、
双極性障害の寛解期だったのだろうと思います。

その頃の自分に戻れるという、
そんな根拠のない自信を捨てられなかったんです。

私は
外の世界で生きていきたい。

このまま病院で一生を終えるのは嫌だ。

そう思って
減薬をお願いしたのが
2月25日。

それから1ヶ月、
順調に減薬できています。

今の処方はジプレキサ10mgとデパケンR800mgとベンザリン5mgだけです。

グループホームに戻る、
という選択肢もありましたが
グループホームに外泊してみて
「ここも所詮ぬるま湯だ」
そう感じたのです。

この一年は、
無駄じゃなかったと思います。

今回の入院の
拘束されて微睡んでいる時間も
必要な時間だったのだと思います。

そう思えるほど、
今私の心はスッキリしています。

29日、退院します。

入院生活も、あと5日。

私はこの残された入院期間で
これからどうやって生きていきたいのか、
考えてみようと思います。

今はとりあえず、
目の前のことを淡々とこなす。

それを目標に。

毎日顔を洗うこと
歯みがきをすること
お風呂に入ること

そんな当たり前の日常を
淡々とこなす。

そうやって
地道に【日常】を確立させていきたいです。

私は、
外の世界で生きていきたい。

だから、頑張ります。
踏ん張ります。

いつも読んで下さっている皆様
ふらっと立ち寄って下さった皆様
いつも本当にありがとうございます。

こんな私ですが
よろしければこれからも
応援してくださると嬉しいです。

いつもありがとうございます。