2018年1月25日。
一年前の、明日。
苛烈すぎる記憶。
私の心は
フラッシュバックだけでは足らずに
一昨日から解離を起こすようになりました。
17歳の時からずっと付けられている病名、
【解離性障害】
自傷他害を伴うことが多く、
一昨年の夏には措置入院もしています。
それでも
ここ数ヶ月はこれといった解離も起こさずに
何とか過ごせていたように思います。
一つ前の記事に書いたように
記憶を全くなくしてしまう解離はとても久しぶりです。
【私だけど私じゃない誰か】は常にいて
それでも
私自身の意識もあることが多かったのに。
11:50、
私は希望入室という形で保護室に入りました。
隔離ではないので
扉も開きっぱなし
病棟内を自由に歩くこともできます。
ただ、
病室には何もない。
コンセントも床頭台もない。
鉄格子がないかわりに
窓は二重になっていて
人一人通れるくらいの通路があり
カーテンの開閉も看護師さんがします。
刺激となるようなものは何もない。
遠くでデイルームのテレビの音が聞こえるだけ。
私は
この環境を用意してもらえて
本当に有難いことだな、って思いました。
私が保護室に入るかわりに
私と同室(2人部屋)だったおばあちゃんは
4人部屋に無理にベッドを入れて
5人で一部屋使うことになりました。
なんだか申し訳ないな、って
そんな気持ちになります。
でもそれも、
私を守るためにやってくれたことなんだと思います。
だから、
私は良くなりたいと思います。
「自分の命に治療する価値なんてない」
そう思ってしまうけど
これは自分が試されているのだと
何となくだけど
そんなような気もしているのです。
「解離する以外に自分の心を守る方法を見つけなさい。」
そう言われているような。
誰に、かは、分からないけれど。
カウンセリングがありました。
『まにゃさん、昨日と違って何か落ち着いていますね。』
と第一声で言われました。
心理士さんと話をしていくうちに
いろいろ自分の中での変化に気づけました。
昨日は、
過去のことしか見えてなかった。
今日は、
今のことを見れてる。
解離起こして暴れてしまったけど
それで何となく吹っ切れたのか？
「死にたいってどれだけ思っても死ねないしなぁ」
っていう諦めのような心境になっていて。
じゃあどうやって今のこのつらい時間をやり過ごしていくのか
それを考えた時に
保護室という有難い環境を提供してもらえてて
サポート体制も整ってて
子どもたちがどう思っているかは分からないし
これから私と子どもたちとの関係がどう変わっていくのか分からないけれど
とりあえず今は元気で、話も出来るし、
私のことをまだ「ママ」って呼んでくれてる。
だから、
生きていこう。
いや、違うな。
私が子どもたちに会いたいから、
生きていくんだ。
私は私のために、
生きていくんだ。
カウンセリングを通して、
そんなことを思いました。
とりあえずしばらくの間は
毎日カウンセリングしてくれるそうです。
主治医からの指示だそうで。
有難いことです。
今日はとても疲れた一日でした。
薬の量が一昨日から今日にかけて一気に増えて
頭がぼーっとしている時間が長くなった気がします。
でも今は
それでいいんだと思います。
疲れた心と頭と体をゆっくり休める時間が必要だったのだと
そう思います。
少しずつ、少しずつでいいから
立ち止まったり戻ったりしてもいいから
一歩でも半歩でも1ミリでも進めるように
生きていきたいと
そう思いました。
明日、
私はどんな想いで一日を過ごすのだろう。
明日なんか、来てほしくないけど
どうやったって
明日は来てしまうから。
なら、
明日に変わる意味を見つけたい。
一年前の明日。
私は息子を殺しかけたのかもしれない。
それは
その事実は
何をどうしたって変わらないから。
私が変わろう。
今までの私はもう変えられないけど
これからの私なら
まだきっと、変えられるはず。
つらいし
悲しいし
悔しいし
苦しいし
死にたいし
消えたいけど
私は、変わろう。
踏ん張って。
頑張りすぎなくていいから、
あともうちょっとだけ、踏ん張って。
きっとできるよ。
きっと大丈夫だよ。
そう自分に言い聞かせて。
明日に変わる意味を
見つけにいこう。
急いで
人混みに染まって
あきらめない方が
奇跡にもっと
近づく様に
喧騒も
待ちぼうけの日々も
後ろ側でそっと
見守っている
明日に変わる意味を
翌日/Syrup16g
長文お読み下さりありがとうございました。