成功のハードルは低く。 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

カウンセリングがありました。

昨日のB型事業所体験、
とてもしんどかったことをメインに
いろいろ話しました。

心理士さんは

「まにゃさん、
 作業を最後までやり遂げられなかったからって、
 自信をなくさないで下さい。
 初めての環境、初めての人、初めての作業で
 誰でも疲れるものです。
 でもまにゃさんは1日B型事業所で過ごせた。
 何も出来なかったわけじゃないです。
 調子悪い中事業所に行けただけですごいし、
 午前中作業できたのもすごいし、
 午後からも横になって休むっていう選択をできたのもすごいし、
 1日B型事業所で過ごせたのもすごいし、
 どれも小さな成功です。
 成功のハードルはもっと低くていいんですよ。
 小さな成功を積み重ねていけばいいんです。」

と言ってくれました。

それ聞いて、
ホッとしたというか、
必要以上に自分を責めなくていいんだ、
と思えました。

そして、
昨日みたいなしんどい1日でも、
成功体験なのだと気づいて
安心しました。

そして

「今日だって、
 しんどいからデイケア休むって判断できたのもすごいし、
 しんどい中午前中入浴できたんですよね?
 それだけでも十分すごいことですよ!」

と、お風呂入っただけのことなのに褒められて、
悪い気はしませんでした。

私は成功のハードルが高いんだな、
って感じました。

何も完璧にやれなくてもいい。
その時できることを自分なりに頑張ればいい。

改めて気付かされました。

私は完璧主義なのかもしれません。
そして、
「頑張ったかどうか」の基準を他人や周りに合わせてしまっていたのかもしれません。

「今の自分にできることを無理せず頑張る」
無理せず、っていうのがよく分からないけど
キツい時は休んで
休むって判断をできた自分も褒めてあげる。

そういったことの積み重ねで
自己肯定感も高まっていくのかな、
と感じました。

難しいけど。

とりあえず今日は
デイケア休んでゆっくりして
疲れもだいぶ回復できたと思うし

「無理しない」って判断が
正しかったかな、と思います。

自分を責める必要はない。

そう思い直して、
これからのいろんなことやり過ごせたらと思います。





来週体験に行く予定のグループホーム、
今は男性しかいないらしいということを話したら、

「それはちょっと私でも嫌ですね…
 いくらスタッフが常時いるとはいっても怖いし不安ですよね。
 でも体験する前に分かってよかったですね。
 グループホームの話は振り出しに戻っちゃうかもしれませんが、
 まにゃさんが安心して生活できることが一番なので、
 焦らなくていいと思いますよ。」

と言ってくれました。

そうだよね。

私は退院を焦っていたのかもしれません。

私が安心して生活できること。

その大前提を見失っていました。

来週の体験がどうなるか分からないけど、
焦らずにしっかり考えて感じて、
「ここなら大丈夫」
ってところを見つけられたらいいな、
と思います。





来週は病院もお盆休みがあります。

そして、
昨年夏の措置入院した日(8月21日)が近づいてきました。

予期不安、じゃないけど
調子悪くなりそうな気しかしません。

「どうすれば落ちずに済むと思いますか?」

と心理士さんに聞きました。

「今年は初めての夏なので、
 どうしても日付を意識してしまってしんどくなるかもしれませんね。
 私は8月中の退院は目指さずに今月はのんびりした方がいいと思います。
 日付を意識してしまっても、
 まにゃさんが落ち着ける方法があれば、
 それを選んだらいいと思います。
 外泊してる方が楽なら外泊したらいいと思いますし、
 病院にいる方が安心なら病院にいればいいと思いますし。
 私も少し考えてきますね。」

と言ってくれました。

私は、病院にいる方が安心かな。

お盆は、
外泊せずに病院で過ごそうと思います。





心理士さんとはこんな話をしました。

いろいろ話せて、
楽になりました。

心理士さんってすごいです。

信頼できる主治医
信頼できる心理士さん
そして優しい病棟看護師さん

私は本当に環境に恵まれてると思います。

早くよくなりたいな。

でも、焦りは禁物。

少しずつ、ゆっくり、
でも確実に、
進んでいけたらいいな、
と思います。










明日から2泊3日の外泊です。

穏やかに過ごせるといいな。





いつもに増して長文になってしまいましたが
いつも読んで下さって
いいね!やコメント、ありがとうございます。