海音寺潮五郎 (著)「天と地と」は第4次川中島の戦いまでで終わっているけど
火坂雅志(著)「天地人」上巻には晩年の上杉謙信が登場する
小説「天地人」は、謙信公の義の精神を受け継いだ直江兼続の物語だ
「天地人」に関連する書籍をいくつか読んで気づいたのだけど
直江兼続の家紋は「三つ盛亀甲に花菱(みつもりきっこうにはなびし)」??!
wikipediaの肖像画だと、「三つ盛亀甲に三つ葉(みつもりきっこうにみつば」のようだけど
↑画像中の裏表紙に〇印をつけた本では、家紋について述べられてはない
でも「三つ盛亀甲花菱」紋がデザイン的に挿入されているんだよね
NHK出版の「NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 天地人」
ということで、兼続公の家紋は「三つ盛亀甲花菱(みつもりきっこうはなびし)」で合ってるのかな
本の表紙は鎧兜、兼続公は兜の前立てが「愛」で有名
死と常に隣り合わせにある武将の前立てには自らの美学が込められている
人を慈しみ思いやり、広い愛をもって国を治めるという慈愛の愛だという
前立ては武将個々人を特定するものだとすると、家紋は家系を特定するものでもあるね
私自身の家紋が「扇に月丸」だったからかもしれないが、家紋にはロマンがあると思うの
月そのものが神秘的な存在だからかな
そして、万とある家紋の中で、同じような家紋を見つけたら、縁を感じますよね
「三つ盛亀甲花菱」といえば・・・・
羽生さんの家紋がそうじゃないかしら?
参照
羽生結弦に国民栄誉賞、地元の宮城県知事県民上挙げ祝意さらに高みを 2018.07.02産経
国民栄誉賞授与式を終え、笑顔で記者の質問に答える羽生結弦選手 デイリー2018.07.02
画像よく拡大して見ると
丸に三つ盛亀甲花菱に見える
↑の本の中で紹介されている上杉神社(米沢市)の欄にも「三つ盛亀甲花菱」紋のイラストがあったよ
兼続公にとって謙信公は憧れの存在であり、戦いの価値観に大いに影響を受けた
時代は違えども、同じように影響を受けた羽生さん
そんな二人の家紋が同じというのは、なんたる偶然なのだろう
追記
直江兼続の実子、景明は22歳の若さで亡くなっており、残念ながら兼続系の直江家は断絶しています
お家が絶えてしまうと、家紋も引き継がれませんよね
三つ盛亀甲花菱、三つ盛亀甲に三つ葉、どちらが正解なのか私にはわかりません
あしからずご承知おきください
以上、
にわか歴女のみそさざいでした