SP今季最高得点のプロトルを自分でも計算してみた | みそさざいのブログ

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このブログは素人の日記です(*v.v)
羽生選手の大ファンで選手として人として尊敬しています
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満月新月にも記事を書いておりましたが、そちらは今は休んでおります。
プロ転向以降、ブログの更新は少なくなりましたが現在も継続応援中です。

羽生さんのレッツ・ゴー・クレイジーもう最高でした。ヽ(*>∀<*)ノ。キャッ

あの演技を会場で生で見れた皆さま、羨ましすぎます。

これは、ノリノリで拍手してキャーキャー悲鳴を上げながら見たいプログラムです。

感想を書き始めたらヾ(@°▽°@)ノ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:(*´艸`*)。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚(≧▽≦) ♡━(゚∀゚)━!!!

みたいな文章になってしまうと思うので自粛しますね。

きっとお友達が書いてくれてると思うし・・・(*゚ー゚*)

 

取りあえず冷静にプロトコルを見てみようと思います。

4Lo以外はGOEに加点がついて、シーズンベスト、もちろん今期SP世界最高得点が出たわけです。

 

GPF男子SPプロトル

プロトコルを見て自分でも計算してみました。

間違っているところあったら、すみません。m(_ _ )m

 

① 4 Loは 基礎点12.00 

  着氷、よく耐えましたよね。

  乱れながらも、耐えた後のポーズがかわいいというか自然体だったので

 あれはあれでよかったと思います。緊張からリラックスできたようですし・・・

  でも、ノーミスを目指していたから本心では悔しいと思います。

  N杯の時のようにフリーではばっちり4Lo決めてくれるのではないでしょうか。

 

ジャッジは9人    

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

  -1   -1  0   -1  -2  0  -2  -1

最低最高を省きます

GOEは、

+(-1)+(-1) + 0 +(-1)+(-2) + 0 +(-2)+(-1)}÷7とは計算しません。
 

4回転ジャンプのGOEによる加減点は

   -3 ⇒ -
   -2 ⇒ -2.4
   -1 ⇒ -1.2
   +1 ⇒ +1
   +2 ⇒ +2 
   +3 ⇒ +3  なので

換算してから足して7で割ります。

 

  +(-1.2)+(-1.2)+ 0  +(-1.2)+(-2.4)+ 0 +(-2.4)+(-1.2)}÷7= -1.02857

ですが、小数点第3位を四捨五入してGOEは-1.03

 

よって 4Loの得点は12.00 - 1.03 = 10.97  

 

乱れた着氷の後、笑っているのがライストでもわかったので、私も・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 ウワァーンどうしよう

とならずに笑顔で見つづけることができました。

NHK杯の4Loでステップアウトした時は、動揺しちゃって、しばらく手拍子できなかったんですよね。

点数はNHK杯の4Loは9.37点だったから、今回は1.6点も高いです。

4Loの後の、肩クイックイしてリズム刻むところかっこいいですよね。

 

次のジャンプもバッチリ!!

② 4S + 3T の基礎点は4S(10.5)+ 3T(4.3)=14.8点

 

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

  2     3   2   2  3   3  3

 

最高点最低点を省いて

( 2 + 3 + 2 + 2 + 3 + 3 + 3 ) ÷ 7 = 2.57142

四捨五入してGOEは2.57

基礎点14.8 + GOE 2.57 = 17.37

このコンビネーションジャンプだけで17.37点、です。

すごいですよね。

着氷の瞬間で一瞬ドヤってその後スピンに入るところもかっこよくて好きです。


③ FCSp4、フライングキャメルスピンレベル4の基礎点3,2

 

スピンのGOEは
        -3 ⇒ -0.9
        -2 ⇒ -0.6
        -1 ⇒ -0.3
        +1 ⇒ +0.5
        +2 ⇒ +1.0
        +3 ⇒ +1.5 と換算しますが、
9人のジャッジ全員がGOE2なので計算は簡単

 

3.2 + 1.0 = 4.2

このフライングキャメルスピンで4.2点獲得

 

オータムクラシックの時はこのスピンのGOEに + 2 を付けたジャッジはお一人しかいらっしゃらなかったんです。

シーズンの初めの演技と比べると凄い進化してます。

参照:オータムクラシックプロトコル

 

このあとの電話を掛ける振り付け、表情まで確認したら、たまらなく好きになりました。

 

そして後半のジャンプ

 

④ 3Aは基礎点8.5点ですが後半なので1.1倍で9.35点

 

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

3  1   2   3   2   2   3    2   3

 

3回転アクセルのGOEのよる加減点はそのまま計算できるので

( 2 + 3 + 2 + 2 + 3 + 2 + 3 ) ÷ 7 = 2.4285

           四捨五入して2.43

 

3Aの得点は 9.35 + 2.43 = 11.78

 

加点がオール3ならここは 12.35 もらえるところですし、羽生さんなら必ずもらえます。

伸びしろまだまだありますよね。

3A直後の左足蹴り上げからのヘランジ、めっちゃめちゃかっこよいです。

早朝の自宅で見てなかったら、まちがいなく絶叫しちゃうところですよ~。

 

⑤ CSSpは足替えシットスピン レベル4の 基礎点は3.0
 

GOE は ③の説明の通り、スピンのGOEは
        -3 ⇒ -0.9
        -2 ⇒ -0.6
        -1 ⇒ -0.3
        +1 ⇒ +0.5
        +2 ⇒ +1.0
        +3 ⇒ +1.5 と 換算するので

 

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

2     1     2   2  3   2  3

 

(1.0 + 0.5 + 1.0 + 1.0 + 1.5 +  1.0 + 1.5 ) ÷ 7 = 1.0714

                                          四捨五入して1.07

 

3 + 1.07 = 4.07点  

 

スケカナまでの振りつけも好きだったけど、スピンしながら手でリズム取る振り付けに変えて加点伸びてますよね。

ただ、NHK杯よりはちょっとだけ点数下がってるのよね。

N杯では加点1.14点もらってるから。でも、そのわずかな差は素人の私にはわからないわぁ・・・・

ちなみにスケカナの時のここの加点は0.79でした。

参照スケカナプロトコル

 

⑥ StSq、ステップシークエンスは、レベル4なので基礎点3.90

GOEは

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

  2   3   3   3  3  3   3   3

 

ステップシークエンスの レベル4 の場合 GOEによる加減点は
        -3 ⇒ -2.1
        -2 ⇒ -1.4
        -1 ⇒ -0.7
        +1 ⇒ +0.7
        +2 ⇒ +1.4
        +3 ⇒ +2.1 と 換算しますが
最低点の2は省かれたので

GOEのよる加算は2.1点

3.90 + 2.1 = 6.00

 

ズサーの前の煽りは、会場の皆さまがあってこその振り付けですよね。

現地応援の皆さまありがとうございます。

私も視線頂きながら煽られたかったわぁ・・・

 

⑦ CCoSp、足替えスピンは  レべル4  

   レベル4の基礎点は 3,50点
 

J1  J2  J3  J4  J5  J6  J7  J8  J9

  3   2  3   2   2   3  3   2

 

スピンのGOE の換算は③と⑤で計算してるのでもう覚えましたよね

+3→1.5

+2→1.0です。

( 1.5 + 1.5 + 1.0 + 1.0 + 1.5 + 1.5 + 1.0 ) ÷ 7 = 1.2857

四捨五入して加点は1.29

基礎点3.50 + 1.29 = 4.79点

 

技術点①~⑦の合計が59.18点

N杯では57.35点でしたから1.83点上がっています。

参照:NHK杯プロトコル

 

結果的に最高点で省かれてしまいますが、演技構成点には満点10点がいくつかあります。

そして、NHK杯では8点台をつけたジャッジのいる項目でも今回はすべて9点台でした。

(計算ばかり並べても見づらいと思うので最高点最低点を省いて足して7で割る計算は省略します。)

プロトコルおかりしての線を追加してペタリ

Skating Skills        スケーテイング技術 9.39

Transitions        要素のつなぎ    9.25

Performance       演技力        9.64

Composition       構成          9.50

Interpretation of the Music 音楽の解釈  9.57

 

9.39 + 9.25 + 9,64 + 9,50 + 9.57 = 47.35

 

演技構成点の合計点は47.35点

(NHK杯では46.54点でしたから、わずかですが確実に上がってます。)

 

59.18 + 47.35 = 106,53点

SP今季世界最高記録は羽生さんのたゆまぬ努力の結果、こうして生まれたんですね。

 

冒頭の4Loが完璧に決まれば、もっともっと点数は伸びます。

かっこいいし、楽しいし、見ていてスカッとするし、

試合のたびにまだまだ伸びしろ発見できるし、レッツ・ゴー・クレイジーは最高のプログラムじゃないですか?

 

振付けのジェフリーバトルさん、本当にありがとうございます。

羽生さんの魅力をこんなにも引き出せるプログラムだったとは驚きです。

間違いなく羽生さんの名プログラムになると思います。

羽生さん、ロックスターのコンサートみたいに見る者の心をわしづかみする、

いやそれだけでなく記憶にも記録にも残る素敵な演技をありがとうございます。

完成形を楽しみにしています。

最終的には何点行くのかなぁ・・・

そして、フリ―もがんばってくださいね。

 

最後にwebニュースをいくつか

羽生結弦SP今季世界最高点で首位発進、宇野は4位日刊スポーツ[2016年12月9日7:34]

羽生がGPファイナル4連覇に向け首位発進、宇野4位AFPBB News[2016年12月9日 07:14]

羽生4連覇へ圧巻プリンスライブステージ!今季世界最高106・53点で首位発進DailySportsOnline[2016年12月9日]