正確な時刻は18時27分。
前記事で御岩神社の仁王門天井の絵が満月であることをレポしましたが、
そのことは、満月も信仰の対象であるというメッセージでもあると思います。
御岩神社ネタ続きます。

( 満月記事でもそのネタで書くんかい(* ̄∇ ̄)ノ )
まあ、そう言わずにお付き合いください。
御岩神社の参道の傍らにこんな句碑があります。

「月の夜の 石に還りし 道祖神 」と刻まれています。
御岩山は天然の石や岩がゴロゴロしていますが、
山の中の月明かりでは、

自然の石と、道祖神である石仏との見分けがつかないのかもしれません。
(※御岩山登山道は15時以降は入山禁止です)
それとも、
「・・・・・石に還りし 道祖神」
道祖神とて人の手によって彫られた人工物、
それが、山の中にある自然石と見分けがつかないほど、森の一部、というか森に溶け込むとでも解釈すればいいのかな?
でも、この句が詠まれた時代にあった道祖神や石碑や墓碑などの石の人工物も、月日の流れとともに やがて自然の中の石に還る日がやって来るのかもしれないですよね。
(いつの時代に詠まれた句なのかは私にはわかりませんが

または、
既に作者は、自然の石に還った道祖神を月明かりの下で見ていたのかもしれません。
月は満ち欠けを繰り返しながら、月日を刻むもの。
「月の夜の」という言葉に、過ぎ去りし過去も、遠い未来も感じるとることができます。
な~んてね。(((^_^;)
俳句の鑑賞はあまり自信がないので間違っていたらすみません。

でも、御岩山にはそれを想いおこさせるものがありました。

これはたぶん・・・・
だから、
道祖神ではないと思うけれど、森の一部と化した碑(いしぶみ)に静かに手を合わせました。

話を満月に戻します。
満ち欠けを繰り返す月は、神秘的。

でも、明日の満月、こちらは雲が出てしまい見えないかもしれません。

明日、8月18日満月時刻18時27分頃の空、Srella TheaterLifeより (一部 星座線加えています。)

月はまだ東の空から出たばかりです。
西の空には木星、南の空には火星、
射手座もあります。
そして、
見えないからこそ、そして、会えない時こそ 思いはつのるものです。
