
再び三本杉の話題に戻りますが、黄色の矢印のところが天狗が棲んでいるといわれている場所です。
天狗は穢れ多きものをこれより先へは通さなかったそうです。
天狗の気配を感じなかった私は、穢れていないということでよろしいのでしょうか? (;^_^A

天狗って本当にここに住んでいたのかな?
な~んて考えながら前方に目をやると、ただならぬ気配を感じる門がそびえたっています。
光に包まれているように見えた仁王門です。
仁王門ですから、 もちろん、おなじみの金剛力士像の阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像が安置してあります
あれ?仁王門って普通はお寺さんにあるものじゃなかったかしら?
金剛力士はお寺の守護神、寺院を仏敵から守ってくれるのですよね。
神社に仁王門があるということは・・・・・
江戸時代までの 神仏習合の名残りでしょうかね?

画像ではわかりにくいですが、右側の柱に
御岩山修験霊場-常陸国最古霊場-御岩山 という看板があります。
これから足を踏み入れようとしているところは修験霊場なんだと思うと、不思議な気持ちになりました。
霊感の強い方は、サイキック能力が研ぎ澄まされるようなことが本当にあるのかもしれないと思えたのです。
この画像もそうなのですが、御岩山で撮影した写真の数枚が光に包まれたような仕上がりになっていました。
こういう神域では、なんでもかんでも撮影すればよいというものではないのだなぁと改めて思いました。
(そうはいうものの、その多くは日の光の反射でしょうから、備忘録として、たくさん撮らせていただきましたよ。)
仁王門をくぐりながら、天井に目をやると、天井全体が絵になっています。
日の出です。
夕焼けにも見えるけど、日立市は太平洋に面しているから、これは日の出の絵ですね。

梁を挟んで、反対側には満月の絵です。

穏やかな太陽や月とは対照的に、
海には、岩に波が砕け散るような激しい水しぶきが立っています。
静と動を同時に感じる絵でした。
門をくぐりぬけるとしばらくは鬱蒼とした森の中の参道が続きます。
ザッザッと砂利を踏みしめながら、そして傍らを流れるせせらぎの音を聞きながら、厳かな気持ちでゆっくりと進みます。
と、書きたいところですが、おばさん3人ですから、楽しくおしゃべりしながら進みました。 (* ̄∇ ̄)ノ
―その⑤へ続く
もはや、日記のような備忘録記事ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
マダムタッソーへ行った記事も全然書けてないし、週末仙台ならぬ平日仙台の準備記事も書きたいところですが・・・
しばらくこの記事が続きますので、ご興味のない方は、スルーしてくださいませ。