
2つの天体が最も近づくのは、明日1月28日の朝10時半ごろだそうだ。
でも、その時間は昼間なので太陽の光に遮られて見えない。

というより、そもそも月没後であるから、月は地平線の下にあるので見えない。
そうなると・・・・
1月28日の早朝が2天体の最接近を見るチャンス☆彡
1月28日早朝4:30頃の星空
(stella theaterより)

だが、その時間に起きている自信がない。
夜更かしは得意だけど、早起きは苦手だ・・・・
冬の朝は寒い。
だから、この時間の画像をUPしておきます。
とても、きれいだったよ。
1月28日0時、真夜中の木星と月

↑ 木星
寒い夜によりそう2天体、明日を待ちわびて、
やがて、朝陽にとけていくのだろうな・・・・
ちなみに1月28日の真夜中23時半頃の空はこのように見えます。
今夜は月の右側に木星、今夜も木星見つけやすいですよ。

追記-
最後に木星の話をちょっとだけ☆彡
木星を拡大してトリミングして見たら、手振れしながらも、衛星が写ってた。

イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト
大神ゼウスに愛された4人の名前がつけられてる木星の衛星たち。
ちなみに、木星=ジュピターというのは大神ゼウスのローマ神話の中での呼び名「ユピテル」からつけられたのよ。
一番内側をまわってる衛星がイオ
イオは美しい精霊、彼女はゼウスの恋人というか愛人なんだけど、いろいろあって牝牛に姿を変えられてしまうの。
正妻は何でもお見通しよ。
ギリシャからエジプトまで広大な地をさまよい、エジプトでやっと元の姿に戻れたけど・・・・
女の嫉妬は怖いわぁ~
次はエウロパ、彼女はフェニキアの美しい姫であったけど、一目ぼれしたゼウスに誘惑されてしまったの。
エウロパはヨーロッパの語源でもあるけど、
彼女はクレタ島に美しい宮殿をあてがわれてゼウスの妃となり、彼との間に三人の子供を産んだわ。
次はガニメデ、彼はトロイア(=現トルコ北西部)の王子様
ガニメデって実は太陽系最大の衛星でその大きさは水星より大きいのよ!
えっ?男なのに、なぜここに登場してるかって?
はい、お察しの通り、ゼウスに愛されたから。
最後にカリスト、名前の意味は最も美しい女。
カリストは、ゼウスの娘アルテミスに仕える森の妖精なのだけど、やはりゼウスに一目惚れされてしまうの。
怒ったアルテミスはカリストを熊に変えてしまったのよ。
それで、ゼウスはカリストをおおぐま座にしてあげたのね。
ちなみにこぐま座はゼウスとカリストとの間に生まれたアルカスよ。
美しすぎるって罪だわ。
それにしても、ギリシャ神話って略奪愛とか不倫?とかのお話がちょいちょい出てきて、
私は、多感な青春時代に読んだ時、やや面食らったのを今頃思い出した。φ( ^^)ノ