ショートダンスで8位だった順位を、フリーダンスで5位にまで上げました。
合計126・97点で総合7位でしたが、残り5つの出場枠を争った組の中で4番手に入りました。
右膝に故障を抱えていたクリス。
彼が繰り広げた死闘は、私の心を震わせました。
今までも、痛みを隠しながら出場した試合は、きっと たくさんあったに違いない。
でも、今回は、何もかもさらけ出して、決死の覚悟で臨んでくれました。
右膝のサポーター、とても痛々しかったけど・・・・。
激痛に耐え、最後までどうにか滑りきって、最後は力が残ってなくて・・・・
フィニッシュポーズの後、力尽きてリンクに崩れ落ちてしまいました。
弟をねぎらうキャシーの姿に、涙が止まりませんでした。
怪我をしている弟を励ましながら彼女も、ものすごいプレッシャーとも闘っていましたね。
ソチ五輪の国・地域別出場枠の残り5つを争ったのは全部で16組、
その中での4位ですから本当に立派な結果ですよね。
素敵な演技でした。
ありがとうございました。
動画はリンクさせて頂きます。
http://www.youtube.com/watch?v=vO2hkIT_Q4E

二人の頑張りで、日本はソチオリンピックの団体戦の出場枠を確保できました。
男女シングルは熾烈な闘いになるから、誰が出場できるのか最後まで分かりません。
アイスダンスはおそらくリード姉弟が選ばれますね。
これで、きっとペア 高橋&木原組も団体戦に出場できますね。
朝日新聞デジタル[2013年9月29日17時28分]より
五輪最終予選を兼ねたネーベルホルン杯最終日が28日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は総合7位で、五輪出場枠(残り5)争いの4番手となり、枠を確保した。リード組はこの日のフリーは78・56点で5位、合計126・97点だった。 五輪の全個人種目の出場枠が決まり、日本を含む11カ国が3種目以上で枠を確保。ソチ五輪から新たに採用される団体戦の出場資格を満たした。団体戦出場10カ国は、昨季の世界選手権や今季のグランプリ(GP)シリーズなどの順位ポイントで決まる。
[ 2013年9月29日 01:17 ]スポニチより
アイスダンスのリード組は息のあった演技で和の世界を表現した。五輪出場枠獲得が決まると、弟のクリスは「やったー」と叫び、姉のキャシーは「とても重圧がかかっていた」と打ち明けた。日本は男女の五輪枠を持っており、ソチ五輪で新設される団体出場に前進した。
右膝痛のクリスは患部にプラスチック製のサポーターを巻いて熱演。最後にキャシーを抱えてのスピンでバランスを崩し、演技後にはリンクにうずくまって動けなくなった。キャシーは「膝が痛いのに頑張ってくれた」と気遣い、クリスは「キャシーが励ましてくれた」と感謝した。(共同)
[2013年9月29日11時3分]nikkannsports.comより
キャシー 「大きな重圧があって、とても緊張した。コーチや家族、ファンの方々にすごくサポートしてもらった。本当にいい気持ち」。
クリス 「(右膝痛に耐え)最後まで全力で滑ろうとした。最後は死んでもいいと思った。五輪に再び行けるという今の気持ちは言葉では表せない」。
キスクラでプレッシャーから解き放たれる二人、
本当にお疲れ様でした。
参照:スポニチアネックス[ 2013年9月27日 09:32 ]
sportsnavi [2013年9月29日 8:35]
クリスの怪我、少しでもよくなることを祈っています。
そして、二人の素敵な演技が見れることを楽しみにしています。
これからが、本番ですものね。
頑張ってください。