今 住んでいるところも、十分 田舎だけれど・・・・・
一応 東京通勤圏だから、空が明るくて肉眼で見える星の数は非常に少ない。
こと座だって、明るいベガしか見えないもの。
ベガは0等星だから凄く明るい星ですよ。
都会にお住いの方も、条件が良ければ見えます。
今回は、こと座の竪琴の弦の部分を形づくる平行四辺形までしっかり見れたから、嬉しかったな。
こと座のベガと言えば、織姫星ですね。
私は、7月7日に織姫星もひこ星も見れなかったから、
旧暦の七夕(2013年は8月13日)の日に、見れたらいいなぁと密かに思っていました。
地球からのベガまでの距離は25光年。
一方、地球からのアルタイルまでの距離は17光年。
そして、この二つの 星の間の距離は16光年。
光の速さ(秒速30万km)で進んでも16年かかりますから、 1年に1度のデートは・・・・
現実的にはありえませんね。
伝説の世界から抜け出して、いつでも、会わせてあげたいけれど・・・・。
そういえば、この二人、天の帝の怒りに触れて、引き離されてしまったのでしたね。
美しい織物作りの名人だった織姫と働き者だった牛飼いの牽牛。
なのに 恋に落ちてから、全く 働かなくなってしまったから・・・
天の帝は二人を引き離し、年に1度だけしか会えなくしてしまったのです。
7月7日の夜だけ、天の川を渡って会えるから・・・
だから、今でも二人は、7月7日、会えるその日を心待ちにしながら、
天の川の両岸でキラキラとまたたいているのですね。
スケート界のひこ星様に恋をして、家のことをおろそかにしていると・・・・・・
家族の怒りをかって、年に一度しか、会わせてもらえないなんてことになったら、大変。
手抜きしたい家事も、スケート観戦の為に、がんばります。
こと座ざのベガ=織姫星(赤矢印)、わし座のアルタイル=ひこ星(青矢印)と その間を流れる天の川

↑(樹木で隠れて見えませんが)射手座の一部分と思われます
今回は望遠鏡は持っていきませんでしたが、天の川を望遠鏡で見ると、
実はたくさんの暗い星の集まりということがわかります。
肉眼では光り輝く雲のように見えました。
写真にもかすかに写っていますよね。
わかりますか?
そして、天の川を見ているってことは銀河系の姿を見ているのと同じなんですよ。
私たちの太陽系は、銀河系の中心から3万光年の位置にあります。
銀河系そのものは、直径10万光年の薄い円盤のような形をしていますが、
射手座の、その方向が銀河系の中心なんです。
射手座を中心にした天の川の写真を撮ると銀河系の形がよくわかるそうです。
撮影したたくさんの写真を隅々まで、もう一度確認しましたが、
やはり流星らしきものは全く写ってなかったので、天の川の記事が長くなってしまいました。
(飛行機なら何枚も写っていたのですが・・・・・)
流星を見れなかった方のために、とりあえず・・・・
ペルセウス座流星群の動画をお借りしました。
UP主様いつもありがとうございます。
やはり、動画で見る星空は神秘的で凄くいいですね。
最初の方に飛行機もたくさん写っているけれど、それさえも美しい。
この中にきっとANA機もあるのだろうな・・・・
流星もきれいに流れていますね。
動画に向かって、思わず願い事したくなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。