25日午前6時45分、携帯に着信。

早朝に掛かってくる電話にいや~な予感がする。
「はい、了解いたしました。今からすぐお伺いいたします」
わずか、数分のやりとりで私の今日の山形行きが決定!
ちょっとまて!これじゃ三男を学童クラブに預ける時間もないじゃない。
さて、どうする?いやダメだ。今日はオフだから元から欠席で申請していた。
即、三男の本日の留守番決定!なんだかなぁ・・・・
そんな私の心の声を誰も聞いてはくれない。
唯一の救いだったのは、
サンタさんがくれたレゴブロックで一日中遊べるから留守番でよかった~
という三男のつぶやきのみ。

急いで身支度をして家を出て8時過ぎには最寄駅に着いた。

そして、東京駅9時24分発の山形新幹線つばさ131号、ぎりぎり間に合った。

なんでこうなってしまったのか・・・考えても結果は変わらないのでそれは仕方がない。
11時50分山形駅到着予定。
先方に到着予定時刻を連絡、こちらの事情も察していただけたのか 山形駅待ち合わせに予程変更。助かった~。
長旅の上にバスで1時間も揺られたくはなかったから。

それまで、束の間の読書タイム。
「フィギアスケートを100倍楽しく見る方法」(荒川静香2009講談社)
167ページ「ショートプログラム当日は、選手村の美容室に予約を入れ髪を巻いてもらいました。後でこの話をすると『もし初めての、しかも海外の美容院で変な髪型にされたらどうするつもりだったんですか』!と驚かれますが、その時はその時だと思っていました。」
ここを読んだ時、ふと、いちごのさとさんのブログで最初に知った記事が浮かんだ。
そう、何人かのブロガーさんがレポートしてくださったあの記事・・・
ピアノの発表会で「革命」を弾いた帰りに立ち寄ったという方のブログもつい先日見たばかりだった。
あれから「行きたい行きたい見に行きた~い」と呪文のように毎日繰り返していたが、仕事があり、予定すら立てられず、しかも
「仙台までいくらかかると思っているんだ?全く~、ろくに家の掃除もせずに・・・・」「お母さん、頭おかしいんじゃないの?」と、家族からの冷たい視線を感じ、とっくにあきらめていた仙台行き。
帰りに山形から仙台経由で帰れば、衣装見れるじゃない

さて、いつまでやっているのだろう?場所は?どこだったかな?
羽生結弦ファンのブロガーさんに教えて頂こうかしら・・・
お気に入り登録せずに片っ端から見たので、今からたどり着こうと思っても上手く検索できない方もあった。

ブロブのコメント覧を通しrinottiさんに 初めての連絡をする。有難いことに すぐに場所等の詳しい情報を教えて頂いた。
問題は開催日だ。
行ったら終了していた。なんてことは絶対に避けたい。
そこで仙台縁日の会場に直接電話してみる。
「好評につき本日25日まで開催しております」
えっ、今日が最終日
超ラッキーじゃん、私
山形での用事はほんの数十分で終了。
想定していた最悪のケースは回避できた。これで私の役目は半分終了。
向かうはバスターミナル、山形から仙台行きの高速バス12時45分発に飛び乗る。
バスに揺られること約1時間、仙台市内に到着。
逸る気持を隠しながら、雑踏に紛れて歩く。クリスロードを目指して・・・
商店街はクリスマスの装い


サンタさんが私にくれたプレゼントにもうすぐ会える~


まず仙台縁日の情報をどうぞ!
仙台放送開局50周年記念事業「夢メッセみやぎ」で行われる1月1日~7日のトミカ博、一足早く、 トミカ博の楽しさを体験できる「トミカ博のPR展」を仙台縁日で12/26まで好評開催中!
トミカ博の前売り券も買える!
お正月の松飾の製作コーナーもあった。
そして、お目当てのゆづのコーナー♫
今日25日が最終日

意外と狭い会場の一角にありました。
今度はもっと広い所で開催してくださいね。
入場料徴収されても見に行きますから。
この張り紙、見たかったのよ。↓
羽生選手のお母様の手作り
「トルソーに入らないほど細いウェスト」
(※一番ウェストの細いトルソーです)

↑
全日本フィギアスケート選手権優勝の赤い張り紙、全日本の後貼ったんだね。
そして、ロミオとジュリエットの衣装 このギャザーというか、ひだの入れ方が何とも素敵。
規則性があるようで無いような・・・
きっと、ゆづの体型に合わせて入れたのだろうな!
これだけ、ギャザー入っているから、動きやすいのかも?
でも、この生地どれくらい伸縮性あるのかなぁ?
触りたいけど、触っちゃいけない。
ぎりぎり近づいてみたけど、そこはわからず。
そして、ストーンのキラキラ感をお伝えするには、この写真では不十分。
実際は、もっともっと、神々しく、美しく、輝いていました。

ゆづが動く度にきらっ


実物の衣装、超感動です。
こんなにたくさんのストーンをゆづのためにつけたお母様は、母親の鏡。
母の愛なくしては成せない偉業です。
(私なんてスイミングののワッペン付け替えるでさえ面倒なのに。)
本当に心からご尊敬申し上げます。
そして、ストーンですが、びっしりとつけているのに、見ていて重すぎない。パーツごとにリズムがあるというか、そう、リズミカルな印象、
色もきれいだし、この色調のグラデーションの衣装にとても合っているストーンを選んでいる。
上手く表現できないのですが・・・・
とにかく写真拡大してストーン見てください。
上記の感想はあくまでも私一個人の感想ですので、デザイナー様、ゆづのお母様の意図と違っておりましたら大変申し訳ございません。

メッセージを書くノートありましたよ。

「 全日本フィギィアスケート選手権2011
3位入賞時 着用シューズ」
血のにじむような練習と努力をたくさんしてきたのだろうなと容易に想像できるスケート靴でした。
衣装の華やかさとは存在感が全く違う、モノトーンのスケート靴、
物言わぬはずのそのスケート靴から、いろいろなメッセージが伝わってきました。
動画でみたシーン、ニュース映像で見たシーン・・・いろいろな場面が思い出されて、
今度は本当に涙があふれてきました。

いろいろな意味での敵とゆづが闘っていた時、このスケート靴も同じように闘っていたのですね。
お疲れ様!

最後にポスターのゆづの笑顔に見送られて、私も笑顔で会場をあとにしました。
2012世界選手権 動画お借りしています。
最後に・・・

帰りの東北新幹線「やまびこ」の車窓から見えた風景
SONY TX5 =お出かけの時はこの小さいカメラが便利:オート撮影