Days of Manchester United
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vsバーゼル(H) 2011/9/27

ユナイテッド 3-3 バーゼル
一度決めかけた試合を投げてしまい、勝ち点1にとどまりました。

ユナイテッドのメンタリティーは不屈。
土壇場まで試合を諦めず、目を疑うような同点劇や逆転劇を幾つも演じて来ました。
そのユナイテッドが演じられる側にまわることは珍しいですが、この試合はその稀有な一つになってしまいました。
後半ロスタイムで追い付いた所だけを取り上げれば、「ユナイテッド魂ここにあり」とも言えるのですが、開始20分に満たないところで2-0にしておいて、オールドトラフォードでひっくり返されるのは恥ずべきことです。
2シーズン前のバイエルン戦を思い出しました。

誰が特にいけないというより、全体に覇気がない。
闘争心を売りにするチームにあるまじき姿です。
個人的に最もショックだったのはリオの無気力さ。
ファンデルサールを怒鳴り散らし、最終ラインで修羅の如き気迫を見せていた男とは思えない有様でした。

ホームで勝たなくてはいけない相手に3失点。
サーアレックスの言うとおり、今が取り返しの付くシーズン序盤であったことがせめてもの救いです。
これを戒めとして、こんな無気力な姿を見せないでもらいたいものです。

vsストーク(A) 2011/9/24

ユナイテッド 1-1 ストーク
アウェーでストークに抑えられ、開幕からの連勝が途絶えました。

この日はルーニーが欠場。
認めたくはありませんが、それがそのまま連勝ストップに繋がってしまいました。
ナニやジョーンズ、デヘアなどは良いパフォーマンスを見せましたが、ルーニーがいないとこの日は、それらが線として結合しませんでした。
開幕からのダッシュで世代交代に成功した印象を受けましたが、高いポテンシャルのプレイヤー同士を繋ぐ糸を紡ぎ出せるのはやはり古参の選手。
70分にギグスが投入されて以降は可能性を大いに感じましたが、それまではナニの個人技頼みでした。
ハイパフォーマンスを続けていたヤングもルーニー不在の影響なのか連携を欠きました。
ロイキーンが言っていた唯一の懸念材料、ルーニー不在時にどんなパフォーマンスが出来るか、はこの試合を見る限り大きな課題です。
個人のポテンシャルは皆高いのですが、周りのポテンシャルを引き出す能力を持ち、チームの指揮を取れるのはルーニー以外にはギグスだけですね。
それだけにギグス投入がもう少し早ければと悔やまれます。

アウェーで好調のストーク相手に、しかも不満の残るパフォーマンスで負けなかったことは大いに評価出来ますが、ルーニーやギグスといったコンダクター不在時における指揮を誰が取るのか、非常に大きな課題が見えてしまいました。
将来的には誰かに担って貰わなければならない重責ですが、一朝一夕で出来る芸当ではないので、最優先のリーグ戦においては、ルーニーかギグスのどちらかをスタメン起用して欲しいです。

vsリーズ(A) 2011/9/20

ユナイテッド 3-0 リーズ
一昨年、FAカップで苦杯を喫したリーズを降し、4回戦に駒を進めました。

放送はありませんでしたので、YouTubeでハイライト映像をチェックしました。
オーウェンが2ゴール挙げたことは喜ばしいです。
強烈なライバル関係にあるリヴァプール出身ながら、極めて強いユナイテッド愛を持つオーウェン。
彼がモチベーションとコンディションを保っていてくれることは戦力としては勿論、若手が多いユナイテッドには精神面でも重要。
いい傾向です。

3点目を決めたギグスの一撃はまさに技あり。
やはり一味も二味も違う名手です。

ハイライトにはあまり映っていませんでしたが、ユナイテッド期待のポグバも出場した模様。
現地の選手評価は良かったようです。
早く一度、見てみたいです。

vsチェルシー(H) 2011/9/18

ユナイテッド 3-1 チェルシー
チェルシーをホームにて降し、開幕5連勝をマークしました。

勝負は前半で決しました。
ホームとは言え、チェルシー相手に前半だけで3ゴール。
スタッツ上ではシュート数などチェルシーに上回られましたが、印象としては圧倒しました。
確かにチェルシークラスの攻撃陣相手になると、若いDF陣に若干心許ないシーンは見られましたが、それ以上に中盤を支配し、攻撃で明白に上回っていました。
特に良かったのはナニでしょうか。
この試合では守備意識もなかなかに高く、好印象でした。
それより何より、好不調の波は多いものの、やはりフィジカルのポテンシャルはチーム随一で、良い時のナニは相手にすれば、まず手が付けられないです。
奪ったミドルなんかは本当に良かったです。
好不調の波がなくなり、事故犠牲の精神をもっと持てれば、今の熾烈なウィングポジション争いでもトップに立てるでしょう。
安定度や守備貢献度でヤングとヴァレンシアに劣るものの、素材ではナニでしょうから。

終了間際のアシュリーコールのタックルは酷い。
チチャリートが短期の離脱で済みそうだから良かったものの、去年のヴァレンシアのような大怪我に至る危険性も十分あった悪質極まりないもの。
完全にスパイクの裏を見せてました。
PKだったか云々よりも、ああいった悪質なタックルから選手を保護する意味でも、戒めとしてアシュリーコールに数試合出場停止なりのペナルティを与えるべきです。

全てホームとはいえ、スパーズ、アーセナル、チェルシーを降しての全勝スタート。
調子が良すぎて少し怖いくらいです。

vsベンフィカ(A) 2011/9/14

ユナイテッド 1-1 ベンフィカ
引き分けに終わりましたが、グループステージ最難敵のベンフィカ相手に敵地でポイントを得ました。

週末のチェルシー戦を見据えて、驚くほど大胆なターンオーバー。
1番驚いたのはデヘアに代わってリンデゴーアが起用されたことでしょう。
こう言っては失礼ですが、GKは最もターンオーバーの必要性が低いポジション。
精神的な重圧は他のポジションを上回りますが、肉体的には一番消耗しにくいポジションです。
まだ開幕わずか数試合にしてデヘアに代わりリンデゴーアを起用した意図について様々な憶測が流れています。
私はサーアレックスがデヘアの序列を下げたとは思いません。
コミュニティシールドからの3戦くらいの出来は酷かったですが、アーセナル戦、ボルトン戦とパフォーマンスは向上していましたから。
おそらくサーアレックスの狙いは2つ。
開幕から厳しいバッシングを浴びたデヘアに対する「精神面での休暇」を与えるためと、第2GKと目されているリンデゴーアのモチベーションを保つためでしょう。
リンデゴーアは昨季途中にユナイテッドに加入しましたが、FAカップの初期ラウンド等でしか起用がなく、しっかりと見るのは初めてでしたが、いい働きでした。
特筆すべき箇所は見当たらないものの、安定感は兼ね備えているなという印象。
練習ではハイパフォーマンスですが、試合にまだ上手く反映しないデヘアのバックアップとしては適任でしょう。
もちろん切磋琢磨して、凌ぎを削って欲しいですが。

先制を許したものの、ギグスのミドルで追い付きました。
これでギグスは16シーズン連続でのCL得点者に。
最年長記録もすごいですが、この継続性はまさに脱帽。
ほんとにギグスには脱帽させられっぱなしです。
試合後に引退は全く考えていないと言ってくれたのは本当に嬉しいです。
私にとってはサーアレックスとギグスだけが「見始めた時からユナイテッド」なので。

敵側には懐かしい名前。
アイマールにサビオラ。
ユナイテッド以外の選手を好きになる事はまずないのですが、アイマールは数少ない一人。
メッシ、ロナウド、ルーニーが出て来る前までは、彼こそが次代のナンバーワンプレイヤーと目されていました。
確か、2003、4年くらいにはジダンとアイマールを比較特集したワールドサッカーダイジェストかマガジンの記事があったものです。
あのアイマールも30を回って、選手生活の後半戦。
ついこの前まで10代だったと感じるルーニーも20代中盤ですし。
そう考えるとユナイテッドは実に上手く時代を乗り越えて行っていますね。

グループステージ6試合で最難関の試合を及第点クリア。
視界は明るいです。

vsボルトン(A) 2011/9/10

ユナイテッド 5-0 ボルトン
2戦連続のゴールラッシュで開幕4連勝を飾りました。

この日もルーニーが絶好調。
PKを含まないハットトリックで4試合目にして8得点。
もともとルーニーは純粋な点取り屋タイプではなく、攻撃の全権掌握するセカンドトップ。
その彼がこのペースでゴールは脅威です。
ゴールしなくともあらゆる局面で貢献度絶大のルーニーが、ゴールマシンとしても機能してしまったら、相手にとってはまさに悪夢でしょう。

チチャリートも2ゴール。
先制点はまさに彼らしい形でした。
DFに付かれながらも、視界から消えるポジショニングの妙で勝負あり。
飛び出しの速さとマークを外す巧さ、得点への嗅覚はやはり特筆すべきもので、ルーニーとの相性も1番いいと思います。
まぁルーニーは誰にでも合わせられるんですが。
個人的にはまだまだチチャリート>ウェルベックです。

ユナイテッドの開幕4連勝は06/07シーズン以来。
開幕5連勝に至ってはサーアレックス政権下で一度もありません。
プレミアの半分以上のシーズンで覇権を握っているチームとは思えない結果。
スロースターターのイメージはかなり強いですからね。
そして記録のかかる次節は最難敵チェルシー。
これを難なく切り抜けるようなら、今季は例年以上に視界良好です。

vsアーセナル(H) 2011/8/28

ユナイテッド 8-2 アーセナル
アーセナル相手に俄かには信じ難いスコアラインで圧勝を収めました。

10年弱、500試合ほどのユナイテッド観戦歴において、8得点もあげた記憶がありません。
大差での勝利と言えば真っ先に思い出すのが5シーズンほど前のCLでローマを7-1で粉砕した試合。
あれ以来の衝撃でしょうか。
しかも相手はかなりの手負いとはいえ永遠のライバル、アーセナル。
7、8年前のアーセナル無敗優勝を見て、あまりの強さに辟易した経験を持つものとしては考えられない結果です。
ちょうどプレミアを見始めた頃からしばらく、ユナイテッドとアーセナルがずば抜けた2強だった時代でしたから、最多優勝で凌ぎを削るリヴァプールでも、近年のライバルチェルシーでも、ましてや鬱陶しい隣人シティなどでは決してなく、アーセナルこそが「ライバル」と呼ぶに相応しい存在で、この結果は少し不思議な寂しさもあります。

アーセナルが手負いだったことも大きく影響しましたが、ユナイテッドのパフォーマンスは特筆すべきものでした。
ルーニーに関しては今更何をやっても驚かないですが、ユナイテッドの攻撃の中では若干迫力不足のゴール前でのFKから素晴らしいゴールを2本決めたのは大きいです。
この感触をルーニーが体に刻めば、ユナイテッドのオフェンスは更に一段レベルアップします。

ヤングの2点も非常に鮮烈。
2本ともエリア外からカーブで巻いてのスーパーゴール。
クロスの精度が高いことは何度も見せていましたが、あの位置から一撃も大いにあるとなると相手はたまらないでしょう。
距離を詰めなければいけないですが、ドリブラーのヤングに対して自分から仕掛ければかわされる危険性は高いですし、何よりヤングにつくことでルーニーやチチャリートへのケアが甘くなりますし。
ヤングが中間距離から狙えることは素晴らしい武器です。

デヘアもいいパフォーマンスを見せました。
2失点は大勝の流れの中でよくあることですし、止めなくてはならないようなイージーなものでもなかったですから。
それよりも、大勝の流れになる以前の1-0の場面でのPKをストップした事は自信になるでしょう。
PKの判定自体が極めて不当と感じましたが、決められていれば試合は振り出しだったわけですから、このストップは流れを呼び込みました。
ビッグマッチでチームメイトから大いに祝福された事で精神面でプラスの作用がありそうです。

欲を言えば、8得点もあげたわけなのでチチャリートにも得点が欲しかったですが、それは望みすぎかもしれないですね。
信じ難い圧勝劇で得失点差でシティをかわして首位。
スロースターターにしては出来過ぎの船出です。

vsトッテナム(H) 2011/8/22

ユナイテッド 3-0 スパーズ
難敵を相手にホーム開幕戦を白星で飾りました。

この日のユナイテッドのスターティングメンバー平均年齢は23才。
特にリオとヴィダを欠いた若いバックラインは経験不足による不安が懸念されましたが杞憂に終わりました。
エヴェンス、スモーリングも及第点のパフォーマンスを見せたのですが、特筆すべきは新加入フィル・ジョーンズ。
破壊力のあるスパーズ攻撃陣に安定した守備を見せるだけでなく、印象的な攻撃参加もありました。
新加入の弱冠19才がユナイテッドで浮き足立たないだけでも及第点のところ、闘将のようなメンタリティでチームを牽引。
プレシーズンに、「遠くない将来にユナイテッドのキャプテンマークを巻くのではないか」との報道がなされた時は気の早い話と鼻で笑っていましたが、あながち過大評価ではないかもしれません。

攻撃面ではルーニーの幅の広さを再確認。
ほぼ全面に顔を出す脅威の貢献度で攻撃陣を牽引。
今更ながらルーニーのポテンシャルには恐れ入ります。
テクニックではメッシに、パワーではロナウドに敵わないかもしれませんが、「フットボーラーとしての総合力」では軽く2人を凌駕するのではないでしょうか。
あの天性の攻撃能力を持ちながら、本職以上の守備能力と守備への献身性を持ち合わせ、視野も抜群に広い。
今日のような若手主体の陣容で、ルーニーの存在感たるや筆舌に尽くし難いほどです。

ウェルベック、ヤング、クレヴァリーも納得の出来。
唯一の懸念材料はこの日も危うかったデヘアのパフォーマンスですが、結果的に失点しなかったことを自信としてもらいたいです。
ファンデルサールほど偉大なGKの代わりなど直ぐに務まるわけがないのですから、建設的な批判はしつつも数ヶ月は待ってあげるべきかなと思います。
さすがにタイトル戦線から脱落しそうになってまで我慢する必要があるかは微妙ですが、そのくらいの忍耐力が新守護神確立には必要でしょう。

次節は苦しむ強豪アーセナル。
2強時代にプレミアを見始めた者としては頑張って欲しい気持ちもありますが、ユナイテッドサポーターとしては弱っている今は確実に仕留めたい相手です。

vsウェストブロム(A) 2011/8/14

ユナイテッド 2-1 ウェストブロム
快勝とまではいかないものの、開幕戦を勝利で飾りました。

開始から5分くらいまでの猛攻は見事。
あのクオリティを90分間維持出来れば、それこそ何処にも負ける気がしません。
ルーニーが見事な先制弾を突き刺し、今年のユナイテッドは盤石かもしれないと思った矢先にデヘアが痛恨のミス。
まるでコミュニティーシールドのゼコ弾を巻き戻したかのように、難なく止められるはずのシュートを決められてしまいました。
他のシーンを見るにつけ、ボールへの反射神経が悪いわけでは決してないのに、上述の2シーンはまるでしばらくフリーズしてしまったように動けていません。
緊張なのか、集中の欠如なのか、いずれにしても2戦連続は致命的。
GKは特に長い目で見守っていく必要があるポジションですが、このようなミスを繰り返すようではいただけません。
早急に改善してもらいたいです。

デヘアのミスよりもさらに痛かったのがリオとヴィダが揃って戦線離脱すること。
エヴァンズ、ジョーンズが及第点以上のプレーを見せましたが、続く相手はスパーズとアーセナル。
厳しい試合を強いられそうです。

ともかく白星発進。
昨季の課題のアウェイ勝てたので、まずは一安心でしょうか。

vsマンチェスターシティ(N) 2011/8/7

ユナイテッド 3-2 シティ
これぞユナイテッドという魂の逆転劇、最高のシーズンスタートを切りました。

放送がなかったので、ハイライト映像を見ただけですが、後半の戦いぶりは見事。
特に2点目などは、エリア付近で細かいパスを何本も通して決める非常に美しいものでした。
ユナイテッドの鋭い速攻にあのようなバルサやアーセナルのようなパスワークまで加わったら鬼に金棒です。

ゼコのシュートを止められなかったデヘアについて色々と言われているようです。
確かに止めなければいけないシュートですが、失点シーンを見るにつけ、多少地に足が付いてない印象を受けました。
ユナイテッド初の公式戦、ウェンブリーの大観衆、相手は憎き隣人となれば緊張しない方がおかしなシチュエーションですから、取り敢えず目を瞑って良いのではないでしょうか。
何より結果、ユナイテッド魂で勝ちを収めたので。
もちろんあの手のミスを繰り返すようではユナイテッドのゴールマウスは任せられませんが、プレシーズンでは好プレーを連発しポテンシャルの高さは折り紙付きなので、あまり心配しすぎないようにしたいです。

とにかく非常に「らしい」戦いで一冠。
今年は全部取りに行って欲しいです。
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