今日はイースターホリデーでスーパーもお休み。天気も悪いのでおこもり。昨日たっぷりチキン料理を作ったので今日の夕食の動物性たんぱく質は昨日の作り置きで十分賄える。タンパク質を必要な分を摂るのは一番気にしているのだけど、何で摂るか、摂りすぎに弊害があるのか、まだまだ私には悩ましい課題です。

 

 2011年に<絶食医療の科学>というドキュメンタリー((2011年・仏Via Decouvertes Production/ARTE France)
NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリーが放映されましたが、今検索すると短いバージョンしか観れない。

 

 

 

これを観てのブログ記事はあるので興味ある方はご覧ください。

 

 

 このドキュメンタリーに登場しているのがロンゴ博士。

ドクメンタリー以後は絶食模倣ダイエット法(FMD)を開発され、絶食、あるいはFMDを、標準治療にプラスしての有効性をレポートしているのが、最新刊のこちら。予約販売の時にダニーデン図書館にリクエストしたのが今月3日から借りてますが、まもなく帰国のため全部目を通さず返却します。もちろん全部読んでも私には難しすぎますが。

 まず乳がんについては、広くアメリカやヨーロッパの研究施設での臨床試験の結果を報告しています。残念ながらアジアでは行われてないみたい。

 化学療法に普通食とFMDを用いたのと比較すると劇的に腫瘍サイズが減っているそうです。

 血液検査ではケトン体が大幅アップ、血糖値、インスリン濃度、IGF-1は減っています。

 

 ケトン体がアップしてますが、ケトジェニックダイエットを勧めているわけではありません。

治療中はFMDですが、治療と治療の合間では、がん予防につながる健康長寿のダイエットです。

 

 それは、

 ○なるべく植物食で、なるべく動物は食べない、でも脂肪豊富でビタミン12が豊富な魚は週に2,3回は可。魚は水銀含有の少ない高品質な魚。

 ○65歳以下は体重1kgあたり0.8g。65歳以上は1g、また豆がメインの場合は10から20%アップ、65歳以上はもっと魚、卵、ホワイトミート(チキン)、ヤギや羊の製品を増やすこと。

 ○飽和脂肪酸を含む肉やチーズは少なくし、植物でも砂糖、でんぷん質はなるべく少なく。炭水化物ならホールで、豆やナッツが良く、オリーブオイルは大匙3杯。

 ○ビタミン、ミネラルの不足に注意して、足りないようならマルチビタミンサプリを。

 ○地域で昔からよく食べられていたものが良い

 ○個人の状況に合わせて、食事回数は2回か3回。65歳以上や体重の問題ない人とかやせ傾向にあるなら3回にして、おやつは低糖質で100カロリーのもの1回は可。

 

続く