連続テレビ小説「オードリー」の再放送 ⑦ | 満天の星Lovelyのブログ

満天の星Lovelyのブログ

60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

         連続テレビ小説再放送 

 

       学校からの帰り道、美月は晋八に出会ったのでオープンセットで

       の晋八を映した写真を渡した。晋八は葉隠仙鋭の弟子の仙吉と子供

       の二役のオーディションに受かったことを話す。

 

      

      そして、父親に見せたいから芝居やっているところを写真に撮って

      ほしいと頼み、美月もOKした。

      撮影所にはスカートではなく、ズボンで来るように。そしたら自分の

      付き人にしてやる。来週からの夏休み、朝9時から撮影開始だからオ

      ープンで待っている、と美月との約束もできた。

      欲しいと言っていた、アメリカ製のよく消える消しゴムを美月から渡

      され、嬉しがる晋八。

      

 

               中内のおごりで椿屋での会食

 

 

     「葉隠仙鋭」映画の大ヒットで、売れない作家だった中内の原作も売れ、

      黒田社長を招いての会食となった。

    

    「 しかし、出版社と映画会社が協力するというのは、なかなかグッドなアイ

     デアやね~黒田君。」と、売れっ子になった作家先生は、言葉遣いも違っ

     ている。関川さんは、ママの愛子に秘かに好意を寄せているのが、もう

     見え見えの視線の行方。

 

    「恐縮でございます。先生の葉隠仙鋭というキャラクターがなかったら、こ

     のヒットはありませんでした。今年中にあと二本は撮ってドル箱路線に持

     っていきたいと思っております。つきましては、原作の方もお急ぎ頂き

     たいと、、。」

    「わかってるがな。しかし、盆と正月がいっぺんに来たみたいや。ワシはど

     っちか言うたら売れてへん作家の部類やったからねぇ。」

            (一同 アハハハと高らかな笑い)

 

      売れっ子作家先生は、大京映画の看板女優・ゆきさかふみこ(幸坂

      文子?)に会わせて貰える約束を心待ちにしていた。

      「はいはいはいはい、今しばらくお待ちを。幸坂も、モモケン、クリキン

       のフリー宣言以来、いささかピリピリしておりましてね。昨今、映画界

       の大物が、テレビ出演を巡ってなかなか大変なんでございます。」

      

      「そういうたら、クリキンは東映の任侠映画に出とったな~。組長の役や

       ったで。写真にこだわったら、脇しか来んわな~。」

                 「幹 幸太郎かて、危ない。モモケン、クリキンあっての幸太郎や。一枚

                    看板で何年持つか。」

 

           「君も心配性やね~。もう続編は撮ってんねやろ。大丈夫、10年は持つわ。」

     この作家先生は、映画・原作のヒットで自分も10年は暮らしていけると

     踏んでいる。それどころか、「葉隠御殿」が建つまで、頑張ると。

               「ま、ま、ま、、、」

 

                君ちゃんの部屋

     「ひょっこりひょうたん島」の時間が来ても、テレビを見ず我慢している

      君ちゃん。美月を撮影所へ連れて行ってはいけないという滝乃との約束を

      破ったり、今まで世話になった滝乃の期待を裏切ったのは自分だからと。

 

             「君ちゃんの気持ちが杉本さんに伝わったんだから、いいよね。」と美月

     も納得した。美月の写した撮影所での杉本さんの写真を胸元から取り出し、

               杉本さんは自分に相応しい人ではないけれど、自分の思いを解ってくれた

               らそれでいいとする君ちゃん。

           「『杉本君江』にならへんでもええの?」

        「こうやって、写真とお話している方が幸せやから。」

 

     夏休みになったら、ズボンを穿くからズボンを買ってと、お母ちゃまに言

     ってみたが、結局弟の梓(あずさ)の繋ぎのジーンズを借りることにした。

     映画「ウエストサイド・ストーリー」でみんなカッコいいジーンズを穿い

     て踊っていたように、アメリカから送ってきた流行りのジーンズ。

 

     サイズも美月にぴったりで、とてもよく似合っていたけれど、何で突然ズ

     ボンを穿きたくなったのかパパに訊かれ、言いたくなければ言いたくない

     とちゃんと言いなさいと、パパに言われて答えられない美月。お母ちゃま

     は、「ズボンもいいね」と言っていたけれど、あれは無理をしてそう言っ

     ただけなのだから、、、。

 

                 今日から夏休み

          晋八が、子役として幸太郎の映画に出演する日。

 

        「お師匠さん、お願いです。おいらを弟子にして下さい。」

           「葉隠仙鋭は天涯孤独。弟子などいらぬ。」

 

       

        「おいらも、ちゃんが殺されて一人ぼっちなんだ。ちゃんの仇を

         討ちたいんだ。」

                  「 寄るな 」

 

           「お師匠さん」「寄るな、寄るな」

 

                                                カット、OK.

 

    本番をカメラに収めたらいけないから、美月は晋八の芝居はテストのときに

    撮った。

 

    幸太郎が美月を見て「お~こないだの。どや、愛は通じたか?」と言ったけ

    れど、美月は杉本のところへ

 

          「あの~」、杉本「君、また映画出ない?」

 

       「何で君ちゃんの手紙、黑田さんに渡したんですか?」

                「君ちゃんの?」

       「宮本君江です。こないだ、手紙 幸太郎先生から貰ってないん

        ですか?」

              「手紙って、何のこと?」

       

       英記~と声が掛かり、呼ばれた杉本は慌ただしく美月から離れて

       声のした方へ。

 

        助監督の杉本さんは、君ちゃんの手紙のことは???だった。

 

         晋八が撮影所での杉本さんのことを教えてくれた。

       

            「おまえ、あの助監督好きなんか?」

          「あいつ、ドジの英ちゃん言うて、ト~ロイぞ~」