舟木さんの曲で東京散歩
~快傑!! 児雷也①~ 世田谷文学館
「地上最大の手塚治虫展」
「世田谷文学館」は、新宿から約20分、京王線芦花公園駅下車、徒歩5分。
世田谷区にゆかりのある作家の原稿、初版本、書簡などを展示するコレクション展も
あるが、ジャンルの枠にとらわれない地域総合文学館としての企画展もある。
世田谷文学館 1995(平成7)年 開館
そこで「地上最大の手塚治虫展」 (2012.4.28~7.1)
が開かれていた。
この企画展には、ひとつだけ舟木さんの曲と繋がるものが
ある、と感じて出かけていった。
今回の 「手塚治虫展」 ポスター
ここから始まる手塚治虫ワールド
≪館内で撮影許可があった3体の等身大フィギュア≫
「リボンの騎士」サファイア姫
「鉄腕アトム」アトム
「ブラックジャック」
「リボンの騎士」には、随分楽しませてもらった。
「鉄腕アトム」は、JR高田馬場駅のホームに流れる
メロディで、今でもお馴染み。
お医者さんでもある手塚治虫氏だからこそできた
「ブラックジャック」は、ドラマにもなった後年の話題
作。
アニメーションキャラクターの生みの親のような
手塚治虫氏。
その手塚氏とわが舟木さんが繋がるキーワードは
劇画、アニメーション、スペクタクル。
そこから導かれるのは、舟木さん唯一のアニメ
ソングともいえる「怪傑!! 児雷也」を於いてはない。
舟木さんの歌のジャンルは広いから、大抵の曲が
何かに結びつけられる。 だからお江戸巡りも、東京
散歩も続けられる。
ただし、手塚氏がこよなく愛し、作品に大きな影響を与えたといわれる宝塚歌劇を除いては・・・。
(宝塚上演作品と舟木さんの曲の接点、、、これから何か見つけていかれるだろうか?)
館内展示フロアに著作を並べ、手塚マンガがゆっくり読めるコーナーもあった。
若い人たちにも、昔からのファンにも手塚ワールドをじっくり味わってほしいとの、担当者の意気込みが
大いに感じられた企画展。
手塚治虫氏の足跡と漫画界、劇画界への功績を辿るには、氏にあまり詳しくない者でも見やすい展示で、
たいそう資料が充実していたように思った。
隣の”うてな(株)本宅”の池と世田谷文学館
鯉の泳ぐ邸宅の池に、午後の雨が静かに落ちる。
小学生の頃、「リボンの騎士」を楽しんだくらいしか手塚治虫氏にはご縁がなく、
その後の手塚ワールドの展開には疎いのであるが、池に落ちる雨の小さな波紋を眺めながらの
午後のひと時。
やはり、これしかないと、
手塚ワールドと舟木ワールドを ”怪傑!! 児雷也” で結びつける試みを思い浮かべていた。
~怪傑!!地雷也②~へ