「週刊朝日」に舟木さんが・・・ | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                      「週刊朝日」に舟木さんが・・・
 
 
     「週刊朝日」連載の内館牧子さんのコラムに、舟木さんのことが載っている
     ということを知って、早速買い求めた。 普段はセンセーショナルな見出しに
     つられて「文春」、「新潮」をお馴染みにしているのだが、舟木さんの記事が
     載っているとあらば特別だ。
 
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                            「週刊朝日」  2012.7/13
                            
   大変なタイトルが大見出しで踊っ
      ているのに、可愛い笑顔のお嬢さ
      んがニッコリと微笑みかける表紙。
 
 
   いろいろと盛りだくさんの記事。
 
 
   古田新太さんの新連載コラムもあ
   るらしい。
 
       芸達者な古田さんのコラムも読み 
    たいけれど、目指すは内館さんの
    コラム。    
 
     
                
                             内館牧子コラム
                                               「暖簾にひじ鉄」
 
               ”舟木一夫という偶像
 
    最初からいきなり直球が飛び込んできて、 ”おおっっ~もう来たか!”という感じ。
 
    50周年記念パーティに出席されていた内館さんが、かねてから舟木さんのファンであることは
    知っていたが、こんなにも熱烈なファンであったことは知らなかった。
    舟木さんデビュー当時からの、可愛くも微笑ましい少女時代の応援と、その熱い打ち込みよう。
 
    週間「明星」や「平凡」などの芸能誌を自分で買うことなど、とてもじゃないができなかった田舎の
    中学生の私など、 買って貰えたのは、「中学時代」(旺文社)か、「中学コース」(学研)のみ。
    
     それでも芸能関係のほんのわずかな記事を見て、おずおずと都会に憬れたものだ。 
     東京は自分の行く先に関係なしの”花の都”のようなもの。
     スターはあくまで別世界に住む”憬れの花のスター”
 
     その当時、内館さんが舟木さんの写真を切り抜いたノートを何冊も作っていたなんて、
     とても、とても、かなわない!完敗である!!
 
     でもやはり同世代だ。
      いくつか年上の、素敵なお兄さんに憧れ続けた昔花咲く乙女たち。
      同じ空気はすぐに嗅ぎ分けられる。
 
      コラムの中で、舟木さんデビュー後の曲について
 
      その歌詞は、純粋で真っ直ぐ、青春期にある若者らしさが直球で表現されており、日本の青春期とも
           いえる時代に流れた、純粋でひたむきな詞を人々は自分に重ねた、と内館さんは書いておられる。
 
   
      そしてその後、彼女はこう続けるのだ。
 
        ”さらに、舟木一夫という天性の歌声を持った美しく清らかな青年がそれを歌ったことは、
        青春期にある日本の希望を象徴していたのではないか。” と。
    
       「アイドル」などという軽いものではなく、舟木一夫は「偶像」であった。
      「絶対的な権威としての崇拝」の念を持って、50年という長きに渡って思い続けられることの幸せ。
 
      最後の結びは、
 
         ”50年前と何ら変わらぬ声量と声の伸びに、人生の艶を加えて歌う舟木一夫を前にして、
         やはりこの人は稀代の偶像なのだと私は思っていた。
 
                                                            である。
 
      こんなふうに綴っていただけて、内館牧子さん、有難う!という気持ちである。
 
 
      舟木さんが「アイドル」であったか、「偶像」であるかは、私たち世代にしかわからない感覚だろう。
      だからこそ、舟木さんは同世代のみを向いて歩いて行く、と言って下さるのだ。
 
      半世紀の間の、山あり谷ありを今やっと乗り越えてきたと思える私たち。
      それぞれに山の険しさ、谷の深さは違うけれど、歌の神様にこよなく愛でられたとしか思えない
      舟木さん。”人生の艶を加えて歌う”舟木さんの、それゆえこその波乱万丈の半生を想う。
 
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      さて、プロレスや相撲の格闘技をこよなく愛し、
      舟木さんとの対談もなさっている内館さん。
 
      ”強い女性”のイメージの牧子さんだが、やはり舟木
      さんとともに過ごした時代の青春歌謡を今でも変わ 
      らず愛し、学園ソングを元気の源にしておられるのだ
      ろうか。
 
 
      他の方たちとの対談ははしょって、舟木さんとの対談
      のところだけ読んで見たい気がする。
    
        
 
 
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       TVドラマシナリオ、恋愛小説、エッセーで、
       現代の恋愛事情を辛口に描く牧子さん。
 
 
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       舟木さんの”WHITE”シリーズのLOVE SONGなら、その湧き上がるイメージを
       どう表してくださるだろう?
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       「END-FIN-FINE(ラストシ-ン)」        
                 上田成幸作詩・作曲
            
       ♪  ~ ~ ~
          END-FIN-FINE(ラストシ-ン)は あざやかに
          けれどやっぱり ありふれて
 
           ~ ~ ~
          あなたのために 生きたこと
          生命(いのち)かけて 忘れない       
 
 
 
     内館さんに限らず、        
     いかに恋愛小説の名手と言われる小説家であっても、舟木さんのLOVE STORY
     の世界には、手をつけず、そのままにしておいてほしい想いもある。
           思うが儘の、わがイメージを壊されないために。
     反対に、表現者ならではの極上のLOVE SONGを奏でてほしい、という想いもある。
 
     舟木ファンの、この複雑な心情がわかるだけに、内館さんなら、きっと
     ”舟木ワールドであなたの想像力を思う存分、自由に羽ばたかせてくださいな”
     といってくれそうである。
 
    「週間朝日」の読者がどのくらいなのか、わからないが、最近のTV出演にも加え、
     今週は、相当数の同世代の方に”舟木さんが元気に50周年を迎えて、現役バリバリの
     歌い手であること”が伝わったに違いないと、嬉しく思う記事であった。