舟木さんゆかりの江戸巡り~深川~ | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                      舟木さんゆかりの江戸巡り
 
                              ~ 深川 ~
 
    
イメージ 1                                                       一心太助は威勢よく歌う。
 
        ♪ 恋は深川八幡宮
             何も湯島の天神で
                ~   ~
                  ~  ~
              恐れ入谷の鬼子母神 ~ 
 
 
      時代小説の舞台としても有名な
      深川
 
      深川七福神巡りもできるらしい
      近くには深川不動尊もある
      深川めしも名物
 
      本所 深川 木場
 
      最も江戸下町情緒を残す地域かもしれない
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                 東京都最大の八幡神社「富岡八幡宮」
 
      「深川の八幡様」として江戸庶民に親しまれた
      らしいから、八幡様やお不動さんの縁日はどん 
      なに賑わったことだろう。
      きっと、町娘たちが華やかな笑い声を上げてお
      団子を食べたり ( 若い娘は当時外でこんなこと
             できなかったか?)、かんざしや小物を買ったり
             して買い物を楽しんだに違いない。
 
      門前町も形成されて有数の娯楽歓楽街として 
      栄えていた「深川の八幡様」である。
       
       また、この広くて美しい庭園は当時の ” 観光
             名所 ” として人気だったという。
 
 
 
       境内には伊能忠孝像もある
 
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   全国を歩いて測量し、日本地図
   を作った伊能忠敬は当時、深川
   界隈に住居を構えていたという
   ことである。
 
  測量の旅に出かけるたび、必ず
  「 富岡八幡宮 」 に参詣して安全
   祈願をしたということだ。
 
 
  今日の我々誰でもがお世話にな
  っている日本地図
 
  日常生活で大小様々な地図にお
  世話になる。
 
   伊能忠孝様
  あなたのなされたお仕事は、まさ 
  に偉業です。とても足を向けては
  寝られません。
 
  

              深川といえば、川口松太郎は「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」で第1回直木賞を受賞した。
              鶴八も鶴次郎も、どうやら自分の気持ちを率直に表せない深川っ子の恥ずかしさがあるらしい。
              原作で”深川っ子”を確認しようとしたが、中公文庫版も新潮文庫版も入手できなかった。
              しかし、舟木さん演ずる鶴次郎も、長谷川稀世さん演ずる鶴八も、意地を張り合って自分の本心
                 にちっとも素直じゃないところは、江戸っ子、深川っ子、そしてそんなところが好きなのが浅草っ子
                 の川口松太郎さん、というところらしい。 (参考:川口松太郎 『鶴八鶴次郎』 憂愁書架)
 
 
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                                              新橋演舞場特別公演「鶴八鶴次郎」
                     
        2008年10月3日~10月26日
 
                                          この頃、演舞場で舟木さんの何が行われ           ていたのか、全くわからなかった。
   「 薄桜記 」 や 「 夢二恋歌 」 は観劇して
      いたというものの、 4年前のこの頃は、どう
      やらミュージカルの華やかな舞台に見とれ
   ていたのだ。
 
   22歳のときから新派に誘われていたという                                                                                          舟木さんの立ち姿
 
   新派にことのほか縁の深い劇場である
   「 新橋演舞場 」 に、格別の思いを寄せて
       いる舟木さんが懸命に演じられた新派の
       名舞台 「 鶴八鶴次郎 」
    ・・やはりもっと早く気づいていればよかっ
   た。 
 
                                
                                                                    イメージ 5
   
  舟木さんが、新派というお芝居の世界 
  へ行くことは、自然に立ち消えになった
  ということである。
 
 
  今となってはそれでよかったのである
   し、 これだけ歌の好きな舟木さんが、
   もし新派へ行かれていたら・・・なんて
   ことは有り得ないのだが・・・
 
  イケメンの看板俳優となって
  水谷八重子さん(二代目)や波野久里
  子さんを相手に鶴次郎を、二枚目のい
   い男を演じていただろうか。
 
   たとえそうなっていても
   こんなに大勢の舟旅の一団は到底
   形作られていないだろうし、今の舟木
      さんと私たちの幸せはないだろう。
 
   
        舟木さんの歌われた曲のご縁で、こうやって江戸巡りをしたり、新派の名舞台のかかわりに
       出会ったりしている。  知らないことばかりの江戸巡りである。 
       今まであまりにも知らなかったから、その分だけ楽しさが倍増していく。
 
       さて、深川にもそろそろ夕暮れが迫ってきた。
       湯島の天神様、入谷の鬼子母神、江戸の住人になったつもりで次も回ってこよう。
 
 
 
                            夕暮れの富岡八幡宮
 
          境内から通りを望む
 
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         通りの方から本殿を望む                          イメージ 8