舟木さんゆかりの江戸巡り~神田駿河台~ | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                    舟木さんゆかりの江戸巡り
 
                      ~ 神田駿河台 
 
 
 
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      神田明神からJR御茶ノ水駅方面へ。
     湯島聖堂を左手に見て聖橋を渡る。
 
     湯島聖堂の階段、聖橋から見下ろす神田川 
     走り去る黄色の中央線各駅停車、
     向こうのスクランブル交差点・・
     さだまさしの「檸檬」の世界に強力に引き入れられ
     そうになる。
     辛うじて行かないで、踏みとどまる。
 
     今日は舟木さんのお江戸の世界なんだから。
 
 
            聖橋を渡り、しかしここまで来たら
            やはりニコライ堂の教会敷地へ入ってみる。
             特徴のある丸い屋根は、いつまでたっても
            周りの建物とは異質だ。

  <聖橋から御茶ノ水橋方向を見る>
 
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         異国の地で守ってきた宗教の聖堂は、こちらが先に建ったのだぞ、と主張する
          かのように、冬空に葱坊主頭を伸ばしていた。
 
 
  探したいのは
  大久保彦左衛門屋敷跡の石碑イメージ 1
 
 
  たしか大きな通りに面していたはず
  と、杏雲堂病院の周りを一回りして 
  いると、あった、あった。
  
  冬の陽射しを浴び、車の喧騒の中
  でどっしりと構えて街を見ていた。
 
 
  ここに彦左衛門の屋敷があったと
  いうことは、太助が出入りしていたと
   いうこと、 にわかに舟木さん扮する
  一心太助の姿 が浮かんでくる。
  
                                 <大久保彦左衛門屋敷跡の石碑>
 
                             イメージ 5 
  太助は大久保彦左衛門の屋敷に奉公にあがっていたが、
  皿を割った不手際を責められていた腰元お仲を助けた
  ことから、そのお仲と結婚。
 
  魚屋となった太助は江戸の諸方へ出入りし、
  市井の情報を豊富に集める。
  大久保彦左衛門はその話を元に将軍家光に意見をする
  ことから天下のご意見番といわれたらしい。
 
  もちろん講談などからのフィクションなのだが、
  こんな痛快娯楽時代劇は肩が凝らなくて無条件に楽しい。
 
              
 
              一心太助江戸っ子祭り    
      
     ♪  ~恋は深川八幡宮          何も湯島は天神で
          腹はちょっぴり数奇屋河岸    銭が内藤新宿で
          恐れ入谷の鬼子母神       ぴいぴい どんどん神楽坂
          酔うて九段の坂の下       あの娘ハラハラ駿河台~    
 
 
                                        
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    太助はほんとによくお江戸を跳び回る。
 
   深川~湯島天神~入谷鬼子母神~神楽坂
                   ~九段下~駿河台
 
  出入りしていた魚河岸は数奇屋橋のほうに
  あったのか?
 
  今の有楽町あたりからお屋敷のある駿河台
  までなら、そう遠くはないかも知れない。
  威勢のいい若い太助が、駆け抜けていたかも。
 
  魚河岸の利権争いの悪巧みを見事に暴いて解
     決する一心太助。
  天下の一大事に一肌脱ぐ見事な男っぷりが
  かっこいい。
                               
                                      <江戸中心部の寺と門>
 
 
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                     神田川に掛かる聖橋を挟ん   で、北は神田明神下に暮ら     していた銭形平次。
 
   南は駿河台の彦左衛門の 
  お屋敷に出入りしていた
    一心太助。
  
                       時空を越えて
   江戸のヒーローの物語は
   私たちを楽しませてくれる。
  
    今の駿河台は
    ちょっと味気ないけれど、、。