個人飲食店が儲からない理由~⑭リピート戦略と心理学 | マーケティングコンサルタント上西のブログ

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損して得とれ

についての話です。

 

そもそも人は

新しいお店や知らないお店に対しては

疑いの目で見ています。

 

そのお客さんの心理は

「お店選びで失敗したくない!」

「お美味しく無いものを食べたくない!」

「美味しくないものにお金を払いたくない!」

「解らないから行きたくない!」

というものです。

 

 

 

だから僕たちがやるべきことは

そのお客さんの不安を取り除いてあげることです。

 

 

 

その方法のひとつが

「お試し価格」というものです。

 

これは、飲食業界では

まだまだ浸透していない施策ですが

通販業界では、もはや当たり前の施策で

「今なら初回の1ヶ月分が無料」

という広告も見たことがあると思います。

 

それほど、ビジネスでは

初回分を無料にしてでも

お客さんの不安を取り除くことを重要視しているのに

飲食業界はとても遅れています!

 

だから、

潰れる確立が高い業界として

有名になってしまっているんですけどね・・・

 

 

フロントエンド商品というのは

利益が無いから店にとっては「損」な商品です。

 

でも、店側が「損」することで

お客さんの安心を勝ち取ることが出来るんです。

 

流行のビジネスでは、どの企業も

この戦略でお客さんの安心を勝ち取っているのに

それを理解出来ない経営者は

その戦略の意図すら見抜けません!

 

 

戦略的に「損」をして集客していても

ライバルから見れば

「安売りを始めたな!」としか見えていません。

 

だから、頭を使わない経営者の店は

2年も続かないのは当然かも知れませんね。

 

 

 

もう一つの方法は

こんな店ですよ!と情報公開することです。

 

これも、テレビやネットで見たことがあると思います。

 

最も有名であなたも知っているものだと

「結果にコミットする・ライザップ」ですね。

 

「こんな人が利用してくれました!」

という芸能人や有名人の動画だけで

ライザップを信頼してしまうという施策です。

 

実際に太っていた人が痩せた動画は

いろんな言葉で語るよりも

動画を見せた方が圧倒的な証拠となります。

 

飲食店でこの施策を使うなら

お客さんの感想をもらったり

一緒に写真を撮ったりしたものを

広告やブログ、ホームページなどに掲載すればいいです。

 

Amazonや楽天市場のレビューを見て

その商品を判断する人は多いと思いますが

飲食店で言えば「食べログ」がこれにあたります。

 

人は知らないお店に対して

不安を感じるのは当たり前ですが

実際に利用した人のレビューを見ることで

不安が安心に変わるものなんです。

 

 

 

こういう心理学に基づいた施策というのは

流行の業界や儲かっている業界では当たり前ですが

残念ながら飲食業界では遅れています!

 

しかし!

 

最近では、こういう心理学に基づいた

マーケティング理論を理解した経営者が居るので

何も考えずに経営しているお店は

5年後には無くなっている可能性が大です!

 

ライバルが出店してくる度に

お客さんを取られて、売上が下がって・・・

やがて潰れる道を辿るんです。

 

マーケティング戦略を駆使する経営者は

どんどんライバルから抜きん出て

商圏で圧倒的な地位を手にすることが出来てしまいます。

 

 

それほど心理学というのは重要なのに

そんな事も学ばない経営者にはならないでくたさいね。

 

 

 

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