MRIの撮影が昼頃終了し、先生の診察までぶらぶら過ごす。
自分が病気であると知ってから、気分の上下がある中で、家族の事を考えるのが一番つらい。
多分両親は、私よりもショックを受けるだろう。癌=死ではないが、想像しちゃうよね。
いよいよ診察時間。先生が忙しく、さらに1時間半待つ。
途中でスタッフさんがゴメンナサイの声かけをしてくれる。お医者さんが忙しいのはしょうがない。時間を気にして患者さんを流れ作業で診るのは好きじゃないので。
わずかな希望の中で悪性ではないことを願ったが、MRIとCTの読影結果も悪性の疑い。
動揺せず粛々と受け止める自分。
左卵巣癌と腹膜播種の疑い、子宮体癌の異形成。全摘出が必要。
先生が今後について丁寧に説明してくれる。
選択肢は2つあるが、すぐに切除という選択についてはオペの空き状況からして予約が難しい。
そして、私の場合、腹水がかなり溜まっているので、先に化学療法を受けて腹水を減らし、患部を除去しやすい状態にしてからの方が予後が望めるのではないかということ。
先生は、よく考えて急がなくてもいいです、と言ってくれたがこのままセカンドオピニオンを求めて病院探しや、悩んで治療を先延ばしにするよりも自分の直感を信じて進むことにしました。
方針決定は、明日の旦那への説明を行ってからとのこと。
さて、誰に相談しようか。