CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃/野口悠紀雄 22079 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃/野口悠紀雄 22079

 

★★★★★

野口悠紀雄先生の本を「著者買い」したものの中の一冊。

CBDC?はてなんだっけ?

The Central Bank Digital CurrencyでCBDC、

中央銀行デジタル通貨というもの。

 

最初は「ふうん」ぐらいな氣持ちで読み始めたが、

読んでいるうちにこれは大変な意味を持つ言葉であり、本書だと。

「通貨」「マネー」「中央銀行」「市中銀行」などの意味意義が

大きく変わる可能性を持つものなのだ、CBDC。

確かにCBDCが普及したら銀行に預金はしなくなるかもしれない。

あと本書にはあまり触れられなかったが、

脱税が一層難しくなり税の公平性がより担保されるのではないか。

 

個人的、弊社的に言えば現金での受け取りはほぼゼロ、

現金の支払いもほとんどなくどうしてもやむを得ない場合の為に

財布の中に現金を入れている。

出来るだけクレジットカード支払い、

それが無理ならSuicaなど。

支払い方法を絞っておくと決算時の整理が楽だし。

 

このコロナを不幸中の僥倖とし、

日本変革の為の追い風となると良いのだが。

 

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