ニューヨークと言っても北はカナダとの国境までありますからね、ここでは市内で見られるフクロウの話です。
先日、動物園から逃げ出したEurasian Eagle-Owl(ワシミミズク)がセントラルパークで話題を集めていますが、野生のフクロウも冬場は普通に見られます。
よく見られるのはBarred Owl(アメリカシマフクロウ)と Great Horned Owl(アメリカワシミミズク)です。
アメリカシマフクロウ
近年セントラルパークで有名だったのはBarryと名付けられたシマフクロウで、一年近くセントラルパークで過ごしていましたが公園の整備のカートに激突して死んでしまいました。
2020年10月撮影
パンデミックの中、癒しを与えてくれました。
去年はマンハッタンの中心、ブライアントパークにも現れました。
公立図書館を背景というのがニューヨークらしいです。
アメリカワシミミズク
現在セントラルパークに住み着いて1年以上経つのがGeraldineです。
Cedar Hillにいる事が多いです。
去年クイーンズではヒナを2羽見る事ができました。
1ヶ月後くらいには巣から出ていました。
トラフズク
セントラルパークではレアなフクロウです。
シロフクロウ
これもセントラルパークではレアです。
砂場にいる事が多いのでロングアイランドの方に行けばよく見れるようです。2021年にセントラルパークの野球場に迷い込んでしまいました。
アメリカキンメフクロウ
一昨年のロックフェラーのクリスマスツリーにくっついて来たので有名ですが、手のひらに乗る小さくて可愛いフクロウです。
去年はしばらくセントラルパークでも見られましたが、現在はプロスペクトパークで見れます。
アメリカオオコノハズク
これも手のひらサイズの可愛いフクロウです。セントラルパークではまず見かけませんが、インウッドヒルパークにいます。
まだ写真を撮った事がないので是非撮りたい。
メンフクロウ
セントラルパークでの目撃情報はあるものの、私は一度も見た事がない。
冬場のバードウォッチングはフクロウ探しが楽しみですが、フクロウは特に繊細なので見つけても騒がず、遠くから静かに観察しましょう。
フクロウは木のウロなどにいるイメージがありますが
実際は枝にとまっている事が多いです。