私の離婚後の鬱症状は、とても軽いものでした。
現在の職場でも精神疾患の利用者さんや職員がいます。
鬱病に限って言えば…
厚生労働省のホームページによれば、日本人の約15人に1人が一生のうちにかかるとされています。
すごい割合
本当に誰でも患うような病気ってことですね。
診断はなくとも、高齢になると鬱っぽい症状は多くの方に見られます。
自身の健康問題、親しい人との死別、金銭問題など、解決できない問題が出てくると、心の負担は大きいですよね
鬱だけでなく他の精神疾患も、抱えながら生活している方は身近にたくさんいます。
元々は周りに疾患の方が多くいたという認識はなく。
看護師になってから体調の相談を受ける機会が多くなり、必然的に様々な人からカミングアウトされることに
そんな身近な精神疾患を知るのにオススメの漫画をご紹介します
うつヌケ
映画化もされたほどに有名な本。
私は看護学生の時、講師の先生にお勧めされて購入しました。
鬱になったきっかけ〜回復していくまでの過程が描いてあるんですが、絵柄が手塚治虫さんタッチで読みやすい。
読むと「誰でも鬱になる可能性がある」とわかります。
そして、鬱は『心の風邪』なんて生優しいものではなく、死に至る病であるということも。
作者本人だけでなく、たくさんの方々のエピソードが描かれていて、うつヌケのキッカケも十人十色。
うつヌケする時の考え方の変化は、鬱を患ってなくとも参考になりますし前向きな気持ちになれます
統合失調症日記
作者が統合失調症を発症してから、治療を経て、周りにカミングアウトするまでのエッセイ漫画。
良い意味でとても絵が独特で、症状がわかりやすく表現されています。
幻聴や幻視の絵が怖いんだけど、すごく生々しい
この本は学生時代がメインで、その後の生活を描いた続編も出ています。
統合失調症の方と接すると読み返したくなる本です。
精神科ナースになったわけ
実際に精神科で働くナースへの取材を元に描かれています。
ほのぼのとした可愛い絵
疾患についてもサラーっと読めます。
精神科で働いていた私は「良い病院だなあ」という感想。
救急じゃない病院ならこういう感じなのかな
日々バタバタと業務に追われて、こんな風に患者さんとお話できなかったなと反省。
読むと精神科の面白さを思い出して、また働きたくなります
以上、私のオススメ漫画でした
医療系の漫画も色々あって面白いですよね。
ちなみにナースが転生してチートになる系漫画は、
「転生して医療設備が整っていないのに働きたくないわ感染とか怖いし…」
と若干冷めた目で読んでしまうので、ハマりきれません。
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