K先生のパワハラ話の続きです。



実習に来られなくなる子が出るほどに厳しいK先生の指導。
その子は実習後半だったこともあり、何とか日数は満たしていたので単位は取れました。

授業後や実習後に先生の怒りが爆発することが多く、下校時間が1時間以上遅れることはザラ不安
睡眠時間の確保が難しい実習中に、1時間のロスはキツい。
私を含めて小さい子がいる学生は、保育園のお迎えに間に合わず延長保育になることもありました。
こうなると金銭面でも負担が生じますもやもや




「社会に出てもK先生みたいな人はいるから、うまく付き合う方法を学ぶんだよ」とアドバイスされます。
わかるよ。
私だってK先生のことを知らずに「指導が厳しい先生がいる」って相談されたら、同じように返答する。
でも、K先生の場合はそんなレベルじゃないよ…ゲッソリ

職場に理不尽な先輩がいたとしても、色々とできることがあります。
上司に相談したり、自分が仕事の実力をつけたり、部署異動を希望したり。
でも看護学校は、辞めたら学費は?資格は?卒業後の就職は?と思うと、何をされても言われても耐えるしかない。
単位が取れなければおしまい。

学生って逃げ場のない圧倒的な弱者です。

学校で問題提起の声を上げるよりも、3年間だけなら耐えて逃げ切りたい。
看護師免許を取るまではひたすら我慢。
その我慢で心身を病んでしまう生徒が出てきてしまう。


そんな中、K先生と相性の悪い学生が実習グループになりました。
実習中、先生はいつも以上に激しく叱責していたそうです。
そしてその実習期間の帰校日。

学生が「実習中に頭を先生に小突かれた」と話していたのです。

生徒達の間で小突くのは暴力なのでは?との声が上がりました。
元々、生徒達はもちろん、他の先生達にも煙たがられていたK先生。
噂は広がり、ついに校長の耳に入ることに。

その後。被害生徒はK先生から謝罪されました。
校長からは、熱心な指導から来たものだったと説明があったそうですタラー
正直、あまりこの生徒も小突かれたことは気にしておらず、周囲がK先生の暴走を止めるために話を大きくした側面もあり。
笑い話のような形で問題は収束しました。

もう少し続きます。