現在母は特養に入所していますが、数年間は自宅で過ごしていました。
詳しくは以前の記事に。
仕事で認知症の方と接するのと、家族が認知症になって接するのとでは大違い。
わかっていてもずーーーっと「まだご飯食べてない」を繰り返し聞くのは苦行のようなもの。
同じ返事を繰り返して納得してくれるならまだしも、怒り出すので大変
特にアルコール依存症になってからは感情のコントロールが全くできない状態。
暴言はもちろん、手を上げてくることもありました。
それでも、私や子ども達に言われると「そうだったっけ」と不思議そうに納得することが多かった
しかし、父のことは本当にダメ。
若い頃から母に迷惑ばかりかけてきた父。
認知症になる前から全く信用されていません笑
そんな母や患者参加と関わりで実感したのが
ユマニチュードの凄さ
ユマニチュードを実践したとて、認知症の問題行動が全ておさまると言うわけでは勿論ないです
でも、かなり落ち着いたり、怒る頻度を減らせるのは間違いない。
そして、認知症の特性を知ることで、介護する側の心持ちもずいぶん変わります
今や看護や介護をする上で、どこの病院でも当たり前のように浸透してきたユマニチュード。
でも私が今いる施設にも、以前いた病院にも、何故だか
「こんなの元々やってるような当たり前の内容だし」
と、馬鹿にしている人達が一定数います。
そしてユマニチュードをわかっていないし、全く実践できていない
平気で利用者さんの後ろから大声で呼び止めたりね。
やめたげて…
そりゃびっくりして怒るよ。
そして更に怒り返して喧嘩しないで…
まあそんな人もいますが、基本的にはとても簡単ですぐに実践できる方法。
内容は色々調べたら出てきますが、本を読むのが一番わかりやすい
看護学生さんにもオススメです