NPO法人日本詩歌句協会第21回随筆評論大賞・協会賞の授賞式に行ってきた。ふらんす堂『岡田史乃の百句』にて随筆評論大賞優秀賞を篠主宰辻村麻乃が受賞した。普段、他の方のお祝いと祝賀会に参加することが多いが、辻村麻乃句集『るん』の授賞式以来の参加となった。



その頃にご存命であった大高霧海氏がもういらっしゃらないことを寂しく思う。

大人にとっての時間は時に残酷な別れを齎すが、同時に子どもたちの健やかな成長も示してくれる。

東京四季出版の西井社長が我が家に「俳句四季」の撮影でいらしたコロナ禍後半の頃、長女が里帰り出産で第二子を産んだばかりであった。その時の上の子が年長で当時の新生児が年少に。そして篠会員でもある長女横田瑠菜がその子ども二人を連れて授賞式にお祝いに駆けつけてくれた。次女も里帰りしつつ同行。時の経つのは早いと話した。

篠からも三人会員の方が来てくださって嬉しさが倍増した。















協会運営の方々、審査員の先生方ありがとうございました。

俳句部門の大賞を広渡敬雄氏、東京四季出版賞を坂田晃一氏、特別賞を涼野海音氏、優秀賞を黒岩徳将氏、奨励賞を猪口布子氏。随筆部門の大賞は波戸岡旭氏。

講演は歌人の木村雅子氏

二度と戻らない一瞬一瞬を留める十七音である俳句をこれからも読み、詠んで行きたい。

  句会

◆六本木句会9月20日土曜 ルックハイツ

13時(終えてから校正があります。)

◆はのん句会9月24日水曜 ふじみ野市産業文化センター 13時(席題は月、会)

(編集同人の方へ、第二校正は27日昼より主宰宅)

◆篠の子句会10月7日火曜 南朝霞公民館 13時半

ちなみに来月の六本木句会は蓮の大会のため前倒しで10月11日となります。


七月は次女と祇園祭の宵々宵宮に行ったり、こもろ日盛り俳句祭に参加するなど充実していた。そしてあっという間に八月に。



今年の朝霞市彩夏祭もやはり家人は仕事で、金曜の前夜祭は私は友人と行った。土曜は日中一人で流し踊りを見物に行って、夜はもう祭り会場(駅は隣だが川を挟んで遠い)に行く気が失せて近所の志木陸橋へ。





そして最後の日はまず日中次女と朝霞の祭り中心会場で流し踊りを見学、一旦帰って夜は前夜祭と同じ近隣の会場で鳴子踊りのフィナーレを家人と三人で行くことが叶った。

9年前までは朝霞駅の方のマンションに住んでいたので、ベランダから花火が驚くほど大きく大音量で見えた。その他あちこちの花火も良く見える部屋であった。そして娘たちも年頃になる前までは家族でお祭りを見に行っていた(懐)その後、朝霞台の戸建に越してきて(同じ市内)見えるのは家ばかり(笑)それでも朝霞市民たるもの彩夏祭の期間は地元にいたい。(電車も入場制限するほど混む時間帯がある)


三日間を終えて酷暑に脱力しそうだったが、今月まで中央公民館(二日前まで祭り会場だったとは思えない静かさ)で篠の子句会があった。

そして、来週半ばから長女一家が横須賀セカンドハウスに来るのでその前に先月末行きそびれた母の墓参に。そこで『岡田史乃の百句』が第21回日本詩歌句随筆評論大賞優秀賞を受賞した報告をしてきた。

その前の赤塚植物園で句材も拾ってきた。





明後日の日曜日には北大路翼さんの「りぼん句会」のゲストとして呼ばれている。楽しみである。

https://ribbonkukai.com/2025-08-01_guestribbon/

句会情報はこの前のブログを参照してください。



小諸市のこもろ日盛り俳句祭(金土日の三日間)に初めて参加した。金曜の午後着でまずは一人で懐古園を散策。広くて一万歩くらい歩く。

駅前ホテルにチェックインしてから夕方から井上泰至氏の「俳句の気息-小諸高濱虚子記念館蔵句屏風から」へ。

スタッフ俳人には知人が多く、参加者に句友も多いので、どんどん合流して懇親会にて再開を喜び合う。

そのあとの夜は駅前居酒屋で夜盛句会。多くの方が参加する席題句会。句会の進行を担当者が丁寧に説明してくれたので楽しく進行。


二日目、翌朝早くにまた受付へ。

会館の中の句会を選んで行き先は氷風穴(こおりふうけつ)人気の吟行地。(このイベントは高原以外は毎朝参加する句会を選んで、それとは別に行きたい吟行地へのトゥクトゥクのような乗り物やバスなど時間を聞いて向かう)





外は30度越えなのに中は一桁という気温差。江戸時代から昭和60年くらいまで天然氷の切り出しと貯蔵が行われていた。

この辺りの集落には養蚕の蚕種貯蔵会社が多く、この風穴に蚕の卵を冷蔵保存していたそうだ。

今でも中は本当に冷たい。この日は運良く氷室霧が見えた。地元案内人さんも優しい。

そこから蕎麦七でお蕎麦を食べて会場へ。(天井が尖って高くてエアコンなしでも涼しい)



この日のスタッフ俳人は山西雅子氏と筑紫磐井氏。

私は初参加(言い訳)で成績は散々だった。

夜の駅前居酒屋での夜盛句会は多くの方が参加。席題句会。

これは夜盛句会の遠州屋の一日目と二日目の写真。

そして三日目

やはり会館の句会を選んで、句友の運転で土曜日に龍神祭りのあった真楽寺へ。

本尊は普賢菩薩で、聖徳太子、源頼朝や松尾芭蕉も参拝したお寺。龍神伝説がある。その昔、兄弟に騙されて龍になった甲賀三郎が泉から川を下り諏訪湖に至って諏訪の神となったという。

池の湧き水が美しく、今にも本物の龍が出てきそうであった。



句材を拾いにこの後浅間縄文ミュージアムに。小学生の社会科見学にぴったりなシンプルな博物館。

私は埼玉県在住なので広い埼玉古墳群をつい思い出してしまった。

この後龍神の杜公園にも寄ってから(片付け中であった)スタッフ俳人も行かれたという話題の丁子屋さんでとろろ蕎麦。

写真は両者混在。


句友と共に句会場に着くと、なんと本日も昨日と同じ山西氏と筑紫氏のペアスタッフ俳人の句会。そこに井上泰至氏も。本井英氏も河西志帆氏も参加。お世話をしてくださるスタッフの中に岳の塩川氏も。御年94歳!仏像も彫られるそうで、売却された金額をそのまま能登に寄付されたというから頭が下がる。この日はこの塩川氏の特選を頂けて無事句会終了。お孫さんを連れた河西氏の句が素晴らしかった。

ここで句友が夜のzoom句会のお世話のために帰路へ。私はフェアウェルパーティー(ホームステイみたいだ)

今日は横澤放川氏と先程の塩川氏の間に座る。

毎日句会全体に投句するシステムがあり、その表彰とパーティー券の番号から商品授与も。スタッフ俳人達、関係者の方々の挨拶を終えてお開きに。

思ったより早く終わったためネットで購入した新幹線の切符を早いものに変えて帰路へ。

お疲れ様でした。

  ​篠(すず)句会

8月5日火「篠の子句会」13:30より朝霞市中央公民館(来月からは南朝霞公民館に戻る)千円

8月16日土「六本木句会」13時より新宿ルックハイツ(新宿5-18-20ルックハイツ1007号室)二千円

8月27日水「はのん句会」13時よりふじみ野市産業文化センター、兼題は「赤」「爽やか」それぞれ一句ずつ詠み込んで後の三句は当季雑詠。千円

いずれも見学歓迎。