三月四月と不安定な天気が続いたが、四月五日の今日は暑いくらいの春日和であった。

何故か一月に一度の更新となってしまっているが、辻村麻乃の俳句関係の行事については他のSNSをご参照のほど。


桜は中が赤く見えてくると花の咲き終わりらしい。

花散らしの雨にも耐えて美しい姿を見せてくれていた。


記憶を辿る形となるが、三日の金曜日に二ノ宮一雄氏の句碑除幕式に招待されて、八王子の大義寺まで行ってきた。雨の続く中、晴天!

そして坂福という明治43年創業の老舗で祝賀会。

ヴァイオリニストの永井由里さんの演奏が心に沁みた。

五階のサロンでお茶のアフターも設けてくださって、大人数を駅まで専用バスで送迎して頂いた。

句碑の御句も素晴らしく、こうやってご縁のあるものが集ってお祝いをできる幸せを噛み締めることができた。






黒目川に話が戻るが、朝霞市民となって30年近く、お花見はずっと黒目川だった。娘たちが小さな頃は坂下の第一小学校近くに住んでいて、朝霞台方面の黒目川辺が少し遠く感じていた。その頃より桜の木が少し減ったように感じた。それでも夜桜のタイミングで両岸に雪洞と提灯がずらりと並ぶ様は圧巻である。

ここ十年は坂上だが川には近いので良く散歩もしている。以前は川向こうの岩淵喜代子氏と吟行散策をしたものだが、一月末に帰らぬ人となってしまった。

その前には茨木和生氏も。そして最近では俳人協会埼玉県支部のお仲間だった山口素基氏も。

桜の時期に亡くなられた人を思うと、3月23日に他界した母、岡田史乃の葬儀を思い出す。イグナチオ教会だったので、お通夜の夜は花散らしの雨、葬儀は桜の花が舞い散る中となった。









先日の俳人協会総会では新体制での決議と終えてから授与式、懇親会と新旧の親睦を深めた。



俳人の心は句の中に永遠に残ると信じている。


二ノ宮一雄さんは今もお元気に「架け橋」主宰の傍ら、詩歌句協会会長などされている。

その句碑の句を載せて終わりにしたい。


飛花落花ひとは行くのか帰るのか 一雄





これは3月に行った新宿NEWoManの現実を生きるリカちゃん展、このブログの最初の一枚はその際に立ち寄ったタイムズスクエア内の赤坂ふきぬきからの一景。

みなさん体調にお気をつけて、春の柔らかな空気で心も身体もほぐして頂きたい。

  句会のお知らせ

4月7日(火)篠の子句会 1330より南朝霞公民館


4月18日(土)六本木句会 13時より 新宿ルックハイツ 今回のみいつもとは違う707号室


4月22日(水)はのん句会 13時より ふじみ野産業文化センター お題「残る鴨」「青」



この前の更新が2月で、気づけば三月!

ひな祭りの皆既月食の晩に。

  見にもどる雛の売り場の雛の顔 岡田史乃

        (『ぽつぺん』)



 お雛様が大好きだった母はもうおらず、彼女の嫁入り道具の戦禍を逃れた段飾りは人手に渡ってしまった。一人娘の私のために十二人揃ったガラスケースのお雛様ももう手元にない。

 それでも、初孫娘、瑠菜のために母が購入したお雛様は今でも我が家に。母からの思い出の品なので、長女瑠菜の娘(私の孫)には私から改めて買わせてもらった。その上に載るのは、博多人形の男雛と女雛。当時赤坂の実家に上記2種類のお雛様たちがいたため、次女には簡略的なお雛様を購入。

未婚の彼女の子どもにまた買う機会が訪れるだろうか。



 ともあれ、四年近くぶりに実家に戻った次女と家人の三人でお雛祭りのお祝いをした。

 私は話すと長い変わった幼少期を過ごした変人だったので、娘二人を得てやっと一人前の人間になれた気がしている。



 お雛様のエピソードも友人は耳タコかもしれないが、幼少期にお雛様が話しているのを聞いてしまうというびっくり霊感エピソードなどたくさん。

 あゝ結局わたしもお雛様が好きなのだ。

十年以上前に百段階段に見に行った関東と関西の古いお雛様は見事だった。先日の岩槻人形博物館も。



 恐ろしいけど惹かれる。ぞくそくする優しさ。桜の花のような、怪談のようなページェントの大木理紗(永井博子)さんの歌声のような。



 皆既月食の満月の今夜は、その大木理紗さんの生配信の日で、アーカイブで拝聴したがページェント時代の「蜘蛛の館」サイコーだった。

 先日、彼女のヴォイストレーニングにも久方ぶりに参加させて頂いた。からのドリームシアター (武道館)4月半ばには数年ぶりの自身のバンドライブも控えて、勉強と部活と恋愛を両立させる受験生のような忙しさである。(アルハンブラ、シルバーウイングスも参戦予定)

天候不順だが、皆さんお身体に気をつけて。

  句会のお知らせ(ホームページにも有)

3月10日(火)篠の子句会 13:30〜

南朝霞公民館(今月だけずれます)

3月21日(土)六本木句会 13:00〜

ルックハイツ新宿1007号室

3月25日(水)はのん句会 13:00〜

ふじみ野産業文化センター

気づいたら二月になっていた。

昨夜から今朝にかけて都内近郊では久々の雪。

昼前も降り続いていてどうなることかと。

懸念の投票は期日前に終えているので、今日も(故、有馬朗人先生を見倣って)歩数のために軽いスパイクを装着したムートンで歩いてきた。

雪が珍しい朝霞台の街中では日曜とあってかお父さんと小さなお子さんが遊ぶ姿が見られた。



ここは堺谷雅人さん井川遥さん主演の『平場の月』のロケ地にもなった通称「飛行機公園」(南割公園)

十年ほど前まで住んでいた朝霞駅の方のマンション時代にはベランダからの雪景色に驚いたものだ。


今は周りが戸建てに囲まれた戸建てなのでこの程度。折角のラナンキュラスの鉢が動物みたいになっている。

そして、もう立春となった先日、遅ればせながらやっと芦ヶ久保の大氷柱も見に行けた。

初めて行った尾ノ内やライトアップを見た三十槌と比べると時間帯もあるだろうが、全く寒くない。

昨年の秩父夜祭も前ほど寒さが厳しくなかった。こちらは今日雪だが、全体的に暖冬の傾向にあるのかも。

兎に角、都内近郊は乾燥しすぎていたので少しはマシになったかもしれない。



足元はウッドチップで楽々。



頂上では時間帯によって秩父和紅茶か甘酒(ノンアル)が無料で配布される。



放水して出来上がったとはいえ、荘厳だった。

秩父は山火事があったり、三十槌の方は土砂災害で通行止めになることもあるので、大氷柱今月はまだ見られるが、行く方は要注意。


今年も二月立春の最初の大安にお雛様出せた。

実家には母親の戦禍を逃れた段飾りや、五人囃子など全員のいるガラスケースの私のお雛様などあったが実家終いの時に引き取ってもらった。

なので、我が家にはこのお代理様とお雛様のみ。

「見にもどる雛の売場の雛の顔 岡田史乃」

この句が生まれたのは母が孫である私の長女瑠菜が生まれてから、日本橋三越にお雛様を買いに行き、公衆電話から家に「あなたの家は狭いから段飾りじゃない方がいいんでしょ?」と確認の電話があった時のもの。その上のは後から私が次女に購入。


そして、その長女の家にも二人目に女の子が産まれたが、母からのお雛様が惜しいのと、長女が本格的な和雛の顔が怖いとのことで改めて購入。その娘も春には年中さんになる。オルゴールが流れたり電気がついたり、名入れできたりと機能満載。



ここまで日付を逆流させながら書いてきたが、

昨年は茨木和生先生が他界、続くように1月27日には私のもう一人の師である岩淵喜代子先生が他界された。岩淵師は怪我や病気もご自身で強く念じて治す力のある方で、同じ市内に住まわれているので朝霞市最年長まで長生きして欲しかった。

私の俳句の師でもある、母、岡田史乃(元篠主宰)を亡くした時は、私が一人っ子というのもあって葬儀や新聞社などへの連絡、不動産や会社、結社の継承などやることが多くて落ち込む暇がなかった。火葬場で高校の元同級生二人と抱き合った時のみ号泣。

岩淵師の場合、私はもう「ににん」会員ではないので、娘さんから一番に連絡を受けながらも今のににん新井大介代表に細々連絡して役目を終えた。

すると、異様な喪失感から一人でいると何もやる気が起きない。出かけたり人に会えばある程度いつも通りにできるのだが。

そういうこともあってどんな日も歩きに行くようにしている。

これは、岩淵師の家の近くで、私が句会を持つ南朝霞公民館からの一景。


よく一人ウォーキングする黒目川は以前よく岩淵師とも歩いたところ。母と三人で吟行をしたことも。



師は最早来ずとも川に春立てり  辻村麻乃



これはその黒目川近辺で開催されていたイベント。

この辺りをたくさん書こうと思っていたが、訃報に接して間が空いてしまった。


そして連絡が二月に入ってからだったので.知らずに(この時点では逆に良かったのかもしれないが)お祝いに駆けつけた「爽樹」の創刊15周年記念祝賀会。

ここには沢山親しい方が在籍されているので、とても嬉しく楽しい時間だった。


先生がご存命ならこの会でもご一緒していたに違いない。

気持ちを切り替えて(茨木先生や母と句会をやっているだろうな)、篠216号入稿準備をしつつ、火曜日からの毎年恒例の父、岡田隆彦の岡山黒住教本部墓参と篠関西支部ワンの会11日朝10時の視察へ。荷物が多いので雪がとけていますように。

  句会のお知らせ

2月21日(土)13時六本木句会(新宿三丁目)ルックハイツ1007号室

2月25日(水)13時はのん句会 ふじみ野市産業文化センター

南朝霞公民館の篠の子句会は3月のみ十日となります。


  篠会員の皆さんへ

篠216号の締切は2月15日必着です。

どうしても間に合わない場合は巻末のGmailに先に句稿をお願いします。