椿姫初日
ポスターは 白のパドドゥの背中合わせになってから振り返って歩き始まる前
パイシャとアレマン
フリーデマンとエリサの回を鑑賞しました
少し早く到着したので、席に荷物を置こうと思ったら
椿姫ってもうすでに幕が開いていて
オーケストラボックスの前まで行って間近に観ることができました
センターにマルグリットの肖像画が置かれたソファー
奥に出入り口があって
下手にグランドピアノ
上手前に絨毯と椅子
椅子の上には1幕のマルグリットの紫の衣装が置かれてあって
上手奥には巻かれた大きな絨毯と
1幕でマルグリットが横になるカウチと
自分の顔に死相が現れるのを見てしまう姿見が置かれてあり
シンプルな装置なのですが
シックで上品で椿姫の世界観にどっぷり浸かってしまいました
ユルゲン•ローゼのセンスが光ります
下手前にはマルグリットの死後
財産が競売にかけられる旨の立札
関係者が彼女の家にやってきます
まず 献身的な召使ナニー
彼女は主人であるマルグリットの死によって職を失い荷物をまとめて主人の肖像画の置かれたソファーに放心状態で座ります
そしてアルマンの父のデュバル氏
パトロンの公爵
友人のプリュダンス
ライバルのオランプ
マルグリットの崇拝者N侯爵
ピアノの蓋を開けて
ピアノソナタ ラルゴが演奏されるまで無音で進行します
そして最後に駆け込んでくるアルマン
競売の立札を見て驚き 衝撃 絶望 哀しみ 後悔
奥の紗幕の向こうに幸せな時期の
美しいマルグリットが笑顔で通り過ぎます
このプロローグラルゴが流れたら号泣してしまうだろうと思いましたが
ナニーの登場から号泣してしまいました
ハンカチは
ミュシャの椿姫のポスター柄にしましたよ
サラ•ベルナールのオペラのです
もちろん私の涙でぐしゃぐしゃになりました
バッグはチャコットのparis柄