昨日の続きです(母と京都旅(前篇))

 

母と連れ立って、1泊2日の

京都旅をしてまいりました。

 

 

今回の旅の目的は

 

 ミュージカル と OKAMILABOのぶこさんのごはん

 

の2本立て。

 

 

のぶこさんのごはんの思い出は

昨日語れたので、もう1つの目的

「ミュージカル観劇」について。

 

(以下、長くて暑苦しいです。氣をつけてください)

 

 

この春東京で観た劇団四季のミュージカル

「ジーザス・クライスト=スーパースター」

 

 

これがもんのすごーくよくて。

(何度も観ている演目ですが、何度観てもイイ!)

 

 

もう一度観たい!と思い、

全国公演の関東地方のチケットを

取る予定でいたのですが、

せっかくならと京都公演のチケットをポチ…ちゅー

おかんを京都劇場で隠し撮り

 

 

京都劇場は京都駅直結。

方向音痴ーズにとっては

楽ちん&ありがたいです。

 

 

今回行こう!と決めた日は

リハ見(リハーサル見学会)が

設けられていたのですよ。

 

 

比喩じゃなく数え切れないほど

劇団四季のミュージカルを観ていますが、

こういうイベントに参加したことがなくて。

 

これはもう行くしかないでしょー。

で、来ちゃった(*´з`)

 

受付でリハ見の手続きを済ませると、

どの扉から入るか指示された紙をもらいます。

 

 

この日のチケットをお持ちのお客さまの

ほとんどが参加されたのではないかしら?

というほどの人が今か今かと待っておられました。

 

 

リハーサル見学、語彙が足りなく、がさつな表現ですが

 

 まじですごかった


とにかくびっくりした。

びっくりしかなかった。

 

 

見学できたのは30分くらいですが

内容が濃厚すぎます。

(トンコツラーメンに背脂マシマシな感じ)

 

 

劇場の扉が開き、飛び込んできた第一声が

わたくしの音楽の天使・佐野さんの歌声💓

のびやかなテノールに感動。

(今回、佐野さんのソロの歌はほとんどなく←ある意味贅沢使い

リハ見で聞けたのはラッキー以外のなにものでもない)

 

 

キャストの皆さまは黒を基調とした

稽古着で演出家の指導が入る中

舞台で“場当たり”をされていました。

 

 

リハーサルから全力、全開。

そこに細かい(細かすぎる)指導が入っていました。

 

 そこまで氣をつけたたのですか~っ!

 

です。

 

動きの1つ1つの意味と解釈、

発音、リズム、全体のバランス、

素人が見たらわからないレヴェルの修正です。

 

 

動きの1つひとつにとても意味があって

微差は大差であるのが窺い知れます。

 

 

「ホサナ」という言葉を使うシーンでは

 

 1音目にアクセントがある言葉ですが

 2音目にアクセントがつよくなりがちなので

 氣をつけてください

 

 

またあるシーンのときは

 

 このシーンで一人ひとりの想いは

 違ってていいですが、その想いを

 さらに深めて表現してください

 

 

さらに別のシーンでは

 

 歌詞にある「愛します」の「愛」は

 親子や恋人に対する愛とは違うものです。

 待ち望んで待ち望んで、ようやく現れた

 救世主に対する「愛」。

 渇望していた先に現れた存在への愛だったら

 どのように「愛します」のセリフを伝えますか?

 

とか。

ざっくり残っている記憶を想起して書いてますが、

こういった感じで稽古が繰り広げられます。

 


お客さまたちもしわぶき1つ出さずに

真剣に観ています。

 

思わず拍手👏を送りたくなる

パフォーマンスですが、これ、

まだリハーサルなんですよね。。。

 

 

入団が新しめの方も大ヴェテランさんも

等しく同じくリハーサルをされている

姿勢にも感銘を受けました。

 

 

ここまでやっているから、

四季のミュージカルは

クオリティが高いのか…です。

 

 

今回の主役・加藤廸(すすむ)さん、

黒Tシャツでもわかる胸椎のしなやかさ!

(公演中は、お衣装から見え隠れする

ふくらはぎ、磔刑シーンでがっつり見える

ハムと大腿四頭筋が美しすぎ←よだれ&変態)

 

 

リハーサル見学が終わるとお客さまたちは

いったん劇場から退席します。

その間1時間ちょっと。

 

カフェでキャラメルエクレアとコーヒーを食べて一休み。

 

 

キャスボの撮影列がえげつないほど並んでて💦

終演後に撮りましたわ~。

 

 

リハ見は予め抽選で決められていた

座席は右側のお席でした。

 

じぶんたちで取ったチケットのお席は

2階席の左ブロック。

東京で観た神永さんジーザスは、

神・救世主感がつよいめなのですが

(※個人的主観です)、

加糖さんジーザスは人間ジーザスを

際立たせているように感じます。

 

 

だから、人と救世主の狭間で悩み苦しむ

「人間・ジーザス」としての姿が出るほど、

無力で非力な存在なのに神として

崇められることへの辛さ、後悔、罪悪感、

悲壮感が痛いくらい伝わってくるというか。

 

 

同じセリフ、歌詞、演出なのに、

解釈の違いで演技が変わるのが

芝居の面白いところです。

 

 

シーンによって解釈の違いを認め、

表現できているのも四季の素晴らしいところ。

(共通する解釈と、自由な解釈があるっぽい)

 

役者さんの個性というかカラーが出る場面です。

 

 

佐久間さんユダは、こちらの感情が

揺さぶられるようなユダ。

安定のシャウト、感情の高ぶりがすばらしい…。

(ノートルダムの鐘のフィーバス役と同じ人物とは思えません)

 

 

カヤパ役の高井さんは、

さすがとしか言いようがない

包容力のある歌声。

劇場全体を包み込む深さです。

 

 

司祭1の佐野さんは、司祭としての

出番(歌)はべらぼうに少ないものの、

市場のシーンでその他大勢の1人として

嬉しそうに(そしてワイルドに)品物を

買い漁る姿がなんともチャーミング。

(地毛でヒゲをたくわえている姿が新鮮)

 

 

お一人ずつ書くと枚挙にいとまがないので

割愛いたしますが(←十分書いている)、

満足度300%以上の観劇でございました。

 

観劇後はすっかり夜。

 

京都タワーと月に見守られながら

ホテルまで歩いていきましたよ。

 

 

翌日は昨日のブログのとおり、

のぶこさんのランチをいただいたのですが、

その前に一ヶ所、京博(京都国立博物館)に

立ち寄って、「雪舟伝説」展を見てまいりました。

雪舟さんの作品だけでなく、

狩野探幽さん、長谷川等伯さん、

円山応挙さんらの作品もございました。

  ↑

彼らの源流に雪舟さんがいらっしゃるのですね…。

 

 

なにより、雪舟さんは繊細さ、緻密さ、

大胆さ、雑さ(いい意味で)が混在していて、

もんのすごい画力があるからこそ

成立できる画なのね、と独り納得しておりました。

 

 

熱く語りすぎたので、ここいらへんで失礼します。

偏愛ブログを最後までお読みくださり、感謝です。

 

 

本日も皆さまの健康と安全と幸せを願います。

 

 

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