おはようございます。養腸®家・セラピストのmanoです。
の続きでございます。
便秘中にヨーグルトがNGの理由・・・。
便秘の原因がIBS(過敏性腸症候群)の
便秘型だった場合、ヨーグルトはNGかもしれませぬ。
IBSって下痢型だったり、下痢と便秘を繰り返す型だったりを
イメージされるケースが多いと思うのですが、便秘型、
ガス型などもあるのですよ。
そもそもIBSとは?って話ですが、
IBSは、腸にあきらかな異常が認められないのに、精神的ストレスを受けるとおなかの痛みや不快感を伴う下痢や便秘の症状が起こり、良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患のことをいいます
田辺三菱製薬さまのサイトから引用しました
IBSかどうかは医師の判断が必要なので、
自己判断なさらぬようお願いいたします<(_ _)>
でですね、仮にIBSだった場合、IBSを引き起こす
要因となりそうな食事があるというのです。
ここ数年でめっちゃ注目されておりますが
FODMAP(フォドマップ)と言います。
ヨーグルトはFODMAPに該当するんですわ。
初めてFODMAPのワードを見聞きする方もいらっしゃいますね。
FODMAPとは、ものすごーーーーーく平たく、そしてかなり雑に
書くと 発酵性の糖類 のことです。
IBSの方がFODMAP食を摂ると、大腸内で異常発酵が起きるんですわ。
なんか出てくる文字がローマ字ばっかりですみません<(_ _)>
ローマ字を変換すると、こんなかんじ。
↓
過敏性腸症候群の便秘型の方が発酵性の糖類を摂ると
腸内細菌たちが大量のガスを発生させてしまうのです。
ちなみに、その大量発生したガスたちが
回盲弁を逆走して小腸になだれ込みし、
そこで異常発生を繰り返せば、流行り(?)の
SIBO(シーボ)になるでしょうね。。。
※SIBOとは小腸内細菌増殖症のこと
SIBOの場合、SIBOから腸もれ(リーキーガット症候群)に
なりやすいとか、これもまたいろいろ言われているのですよ~。
話がSIBOに移行しそうなので、戻します。
便秘のときにヨーグルトを食べてはいけない理由があるとすれば、
過敏性腸症候群による便秘型のケースが該当するかも。
便秘型のIBSは、腸内異常発酵しやすい環境なので、
発酵性の高いヨーグルトを食べるとさらなるガスが
蔓延する可能性がある。
だから、便秘の人はヨーグルト食べちゃだめって言われたのかもネ!
IBSじゃない便秘の方は、むしろFODMAP食を
積極的に召し上がってよいはずですから^^
それとね、全てを食事で解決しようとやっきにならなくていいと
わたくしは思っておりますよ。
食事はめっちゃ大事なので、とりかかるに越したことはないですが。
人間の身体は複雑系の全体系です。
呼吸のシステムやメンタリティも介在させつつ、
総合的に見ていく必要があると考えております。
今日の内容は、メカニズムがちょっちムズカシかったかもしれませぬ。
単にわたくしが上手いこと説明できないだけなのですが・爆
半分くらい理解いただけたらありがたいこってす。
ふだんは、アホなことばかり書いておりますが、
たまには腸もみの専門家っぽいこともね(^_-)