さて、1時間半程仮眠して、午前5時過ぎにチェックインロビーに向かいます。

ビジネスクラス・マイレージ上級会員用のチェックインカウンターです。四川航空・成都航空の国内線は国際線と同じターミナル1から出発するので、ターミナル間の移動がありません。

福州までは7時半発の3U8489便を利用します。
この30分前にも同じ四川航空の福州行きがありますが、そちらは途中長沙を経由するので、福州には1時間遅く到着します。

保安検査もファースト・ビジネス用のレーンがあるので、比較的並ばずに通過して、3つある内の搭乗ゲート近いラウンジに入ります。

時間は早朝6時前ですが、北京標準時なので、中国でも西にある成都ではまだ外は夜が明けてません。

飲み物はソフトドリンクのみ。
食べ物は菓子類とカップ麺がありました。

搭乗時間が近付いたので、喫煙所で一服してからゲートに向かいます。
機材は関空から乗って来たのと同じエアバスA321ですが、こちらはneoではなく在来型です。

7時05分から搭乗開始との事でしたが、ゲート到着時には既にエコノミークラスの搭乗が始まってました。
ただ、優先搭乗口に行くとエコノミーの改札を止めて先に行かせてくれます。

座席はANAのB767のビジネスクラスの座席のフットレスト無しみたいな感じですが、リクライニングに加えて座面も前にスライド出来るので結構身体を伸ばせます。
ウェルカムドリンクは水かオレンジジュースの2択。
今回もオレンジジュースにしましたが、やはり常温でした。

前席との間隔もそれなりにあります。
今回は2名の利用だったので、前席がリクライニングする事もなかったので、非常に快適でした。

成都を離陸して福州に向かいます。
ベルトサインが消された後はシェードが閉められて、機内は真っ暗になりました。

ドリンクはスプライトを頼みましたが、今回は氷の有無を聞いてくれましたので、氷入りでお願いしました。
それと、最初ナチュラル過ぎて流しそうになりましたが、CAさんがそれなりに流暢な日本語で話し掛けてくれました。
・・・何故に関空発の日本線では中国語・英語のみだったのに、中国国内線で日本語が通じるのか?
後で聞いた話しではまだ入社して研修が終わったばかりの新人らしく、まだ先輩に付いて乗務してるとの事で、事実かはわかりませんませんが、本来はエコノミークラス担当だったみたいですが、日本人が乗ってるからと急遽ビジネスクラス担当のCAに付けられたみたいです。
日本語は日本に留学してた際に勉強したとの事で、しばらく国内線で慣れて一人前になったら日本線に乗務したいと言ってました。

そして機内食がサービスされます。
フルーツ、担々麺、点心(緑色が肉まん、ピンクのハート型が芋あんまん)、四川風棒々鶏に、何かの茎野菜、山芋ときくらげの煮物に卵入りのお粥。右下の袋は漬物で、左上の容器が棒々鶏用の酸辣ソース。左下が担々麺のタレです。
茎野菜は味付けがなかったので食べませんでしたが、担々麺と棒々鶏は鶏の上に青唐辛子を刻んだ物が乗っていて、担々麺のタレも酸辣ソースも唐辛子のパンチが効いていて、非常に美味しかったです。
この他にCAさんが温かい蒸しパンを籠に入れて配ってました。
朝食との事でしたが、ボリュームは昨夜の関空線並みにありました。

成都を離陸して2時間ちょっとで定刻より若干早く福州長楽国際空港に到着しました。